1994年に公開されたウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『コリーナ、コリーナ』を、ミュージカルとして復活させるプロジェクトが進行中であることが明らかとなった。米BROADWAY.COMによると、本作で脚本と監督・製作を務めたジェシー・ネルソンが、ミュージカル化に向けて作品を脚色し直すそうだ。
本作の主人公は、母親の死により、ショックで口をきかなくなった少女モリーの家へやってきた黒人女性コリーナ。高等教育を受けながらも差別により仕事に恵まれず、家政婦として働くコリーナ。そんな彼女とモリー、娘を想って家政婦を雇った父親マニーとの心の交流が描かれるハートフルドラマだ。映画版では、コリーナにウーピー・ゴールドバーグ(『ゴースト』)が扮し、レイ・リオッタ(『グッドフェローズ』)がマニーを演じている。
ミュージカル化にあたり、前述のネルソンに加え、映画『アラジン』や『美女と野獣』といったディズニーアニメ音楽を数多く手がけてきたアラン・メンケンと、ミュージカル『If/Then』で作詞を担当したブライアン・ヨーキーもプロジェクトに参加するとのこと。今のところ、出演俳優や上演される劇場、公演日程など詳しいことは発表されていない。
ネルソンは『コリーナ、コリーナ』のほか、映画『I am Sam アイ・アム・サム』でも脚本・監督を務め、ジュリア・ロバーツ主演の『グッドナイト・ムーン』や『恋とスフレと娘とわたし』でも脚本を担当している。