年末恒例の、世代もジャンルも異なる様々な俳優たちが一堂に会して大暴れする、る・ひまわり主催の“祭”。今年は、明治座とタッグを組んだ“三大狂言”シリーズの第三弾として『聖☆明治座 るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』が上演される。その初日にさきがけて12月18日(木)、主演を務める小林且弥を始めとした出演者たちが、記者会見と公開舞台稽古に臨んだ。
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舞台稽古の前に、報道陣の前に姿を現したのは第一部の芝居の衣装を身にまとった小林、矢部太郎(カラテカ)、左とん平と、第二部のショーの衣装を身にまとった辻本祐樹、木ノ本嶺浩、安西慎太郎ら6人。
主人公・黒田官兵衛役の小林は、今回、自身初の座長を務めており「(る・ひまわりの)年末シリーズは基本的に出演者の人数が多くて、小劇場の方や、舞台、映像などいろんな畑の人たちが集まっている総合格闘技みたいな感じ。そこで座長らしいことができればと思ってはいるんですが…」と、初めての経験に少し緊張している様子。事前に経験豊富な左にアドバイスを求めていたようだが「師匠に『座長とは、どうあるべきですか?』って聞いているんですが、ずっと『金を使え!座長は、金がかかるからな!』ってそれしか教えてくださらないんですよ」と苦笑い。「なんとか、金をかけずに頑張っていきたいなと思っています(笑)」と、座長としての意気込みを語った。
今回が年末シリーズ初参加となる安西は、11月にさいたまスーパーアリーナで開催された、ミュージカル『テニスの王子様』コンサート Dream Live 2014で“テニミュ”を卒業したばかり。新たな作品で舞台に立つことになる安西だが「どちらもお客さんに“何か”を伝えなくてはならないというのは一緒だと思うので、気持ちは一緒です。お客さんに楽しんでいただきたいと思っているので、それを一生懸命伝えていきたい」と、やる気十分。また、しっかり者の安西が、ただ一人、自身が身に着けている衣装の説明をすると、座長である小林から辻本と木ノ本に向け「しっかりしろよ(笑)!一番若手が説明しているだろ!」と、ダメ出しが入る光景も見られた。
第一部はお芝居『豊臣伝授手習鑑』、第二部は日替わりゲストを迎え、5組のユニットがオリジナル楽曲を披露するショー『北野大茶会』となる。
【第二部参加ユニット】
・つついづつ(TZI2)…安西慎太郎、赤澤燈、鳥越裕貴、山崎大輝
・バルト☆5…杉江大志、林剛史、兼崎健太郎、上口耕平、中村龍介
・ノブとヨメ…滝口幸広、伊藤修子
・アドベンチャーズ…小林且弥、矢部太郎、紘毅、加藤啓、小林健一
・EX.LE(エグゼクザル)…辻本祐樹、木ノ本嶺浩、白又敦、加藤真央、荒木健太郎、森公平
【第二部日替わりゲスト】
12月19日(金)佐藤貴史、20日(土)矢崎広 ※、21日(日)三上真史 ※、22日(月)紫吹淳、23日(火・祝)三上真史 ※、27日(土)大山真志 ※。
※は、昼夜とも。
『聖☆明治座 るの祭典~あんまりカブると怒られちゃうよ~』は、東京・明治座(東京)にて12月19日(金)から23日(火・祝)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて12月27日(土)に上演される。