数々の大ヒット曲を飛ばしてきたイギリスを代表するロックスター、スティングが、ブロードウェイミュージカルに出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMによると、スティングが出演するのは、彼自身の子ども時代の体験と同名タイトルアルバムにインスパイアされた作品『The Last Ship』。本作で歌われるナンバーは、全て作詞・作曲ともにスティングの書き下ろしによるオリジナルミュージカルだけに、本人が舞台を踏むとなって大きな話題となっている。
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『The Last Ship』の主人公は、イギリスの船乗りの街で造船所を営むギデオン・フレッチャー。世界を旅するために街を出た彼が14年後に故郷へ戻ってくると、造船所の経営が危機に面していることを知る。こうして自らの運命を委ね、造船所の従業員たちと夢を分かち合いながら、自分達の居場所を見つけていくギデオンの姿が描かれる。
スティングは、4週間休みを取るジャッキー・ホワイト役のジミー・ネイル(『エビータ』)の代打として、12月9日(火)から2015年1月10日(土)まで出演することとなる。出演についてスティングは、「どのリハーサルもパフォーマンスにも顔を出して、この作品に5年間関わってきました。なのでロックスターが、突然ちょっとしたお助けマンとして登場するわけではありません」と語っている。
『The Last Ship』は、現在ニール・サイモン シアターで上演中。