北海道・函館市内で活動する劇団、高校・大学演劇部が演劇公演を行う「演劇フェスティバル」が、函館の演劇シーンの活性化と、舞台芸術に対する市民の関心を高めることを狙って開催されている。今年は計3作品が上演されるが、この「演劇フェスティバル」にて、劇団はこだてと劇団G4は合同で舞台『友達』を上演する。
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劇団はこだては、1965年に創立された老舗劇団で、地元では若い演劇仲間から「ゲキハコ」と呼ばれている。創立当時の団員も活動しているという。そんな劇団はこだてとコラボする劇団G4は、「演劇フェスティバル」に毎年参加している20~30歳代の芝居好きな社会人・学生が中心となって活動しているアマチュア劇団。主にオリジナル脚本で現代劇を年2回程度上演している。
『友達』は、安部公房の脚本作品。土岐恵子が演出する。出演は、阪口大輔、林佐和子、秋松祐子、前田健三、北野祐子、いいづかゆたか、齋藤俊英、工藤舞、梶原沙紀、山本真希、渋谷智美、金丸愛香、関場崇浩、佐藤みほ。
劇団はこだて×劇団G4合同公演『友達』は、11月2日(日)~3日(月・祝)まで、函館市芸術ホール(ハーモニー五稜郭)にて上演される。入場料は一般1,000円、学生500円。未就学児入場無料。期間中にスタンプラリーも実施され、全3作品を観劇し、スタンプを集めた先着50名に「しばいぬタオル」がプレゼントされる。