今年6月下旬に早期の胃がんであるとの診断を受け、舞台『ミス・サイゴン』を降板後、自宅静養中だった市村正親が、本日復帰会見を行い、復帰までの経緯を説明した。
会見ではガッツポーズもしつつ元気な姿を見せた市村。6月下旬に食あたりを起こした際、急性胃炎として入院したが、妻・篠原涼子の勧めもあり精密検査を受けたところ胃がんであることがわかったという。「妻からはいろんな宝をいただいたが、またもう1つ、自分の命という宝をいただいた気がします」と時折涙を浮かべつつ妻への感謝を口にした。
仕事復帰は、10月上旬から始まるミュージカル『モーツァルト!』の稽古から。そして市村が一人4役の声を務めた3Dアニメ映画『くるみ割り人形』が第27回東京国際映画祭(10月23日(木)より開幕)でワールドプレミア上映されることが決定し、このとき行われる舞台セレモニーが、復帰後、市村が一般客の前に初めて姿を見せる場となるようだ。
【関連記事】
人間・モーツァルトの苦悩を描く『モーツァルト!』製作発表
映画『くるみ割り人形』
11月29日(土)全国ロードショー <3D/2D同時公開>
(C)1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
キャスト:
有村 架純/松坂 桃李
藤井 隆/大野 拓朗 安蘭 けい 吉田 鋼太郎/板野 友美(友情出演)/
由紀 さおり(特別出演)
広末 涼子/市村 正親