男性だけの演劇集団、劇団スタジオライフが東京・ウエストエンドスタジオにて、舞台『Back Cindy』を上演中だ。
本公演は、「文化庁主催 公益社団法人日本劇団協議会 日本の演劇人を育てるプロジェクト」の新進演劇人育成公演・俳優部門の対象となっており、スタジオライフのなかでも“FRESH”と呼ばれる劇団研究生と育成対象者がメインキャストを担う。また、キャストをAmabel(アマベル)とSufinia(サフィニア)の2グループに分け、ダブルキャストで上演している。
昔むかし…田舎の村で暮らす一人の娘と父、それに継母と二人の義姉という家族の物語。娘はこき使われていじめられ、話し相手はお墓にいるお母さまだけ。
「私はよくある童話の主人公にはなれないの?」
そんなある日、お城主催の舞踏会の招待状を手に入れることができたのです。
でも・・・・娘は置いてけぼり。
お母さまのお墓の前でグチっていると魔法使いが現れドレスに馬車に靴とすべての支度を調えてくれた。
「おとぎ話の主人公になれる!」
だけど・・・娘はワルツが踊れなかったのです。
童話「シンデレラ」をベースにしているものの、波乱の展開が潜んでいる本公演。出演は、宇佐美輝、久保優二、大村浩司、石飛幸治ほか。作・演出は倉田淳。
これからの演劇を担う若手の活躍に期待したい、舞台『Back Cindy』は、東京・中野のウエストエンドスタジオにて、8月26日(火)まで上演される。