ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出によるナイロン100℃42nd SESSION『社長吸血記』が9月26日(金)から東京・下北沢 本多劇場にて上演されることとなった。
本作について、主宰のケラリーノはこう語る――。
「とある会社で、社長が行方を眩ましたことによって起こる些末な騒動を、直截的ではない方法で書ければと、今のところ考えている。果たしてこれを喜劇と呼べるのだろうか。まあ、いろんな喜劇があります。決して題名に惑わされてはいけない。この舞台にホラー要素はないし、ヴァンパイアも登場しない。『社長』という立場には『劇団主宰者』と似たような所があるに違いないと考え、ひねくれ者の私は社員の側を描く。冷酷な作品になりそうな予感。たまにはこうした舞台を作ってもよいと考えた。どうかついてきて頂きたい。」
(チラシコメントより)
三宅弘城、大倉孝二、みのすけ、喜安浩平らナイロン100℃のおなじみの顔ぶれに加え、鈴木杏、かもめんたるの岩崎う大と槙尾ユウスケ、そして山内圭哉が客演し、本作を作り上げる。
ナイロン100℃42nd SESSION『社長吸血記』は、9月26日(金)~10月19日(日)東京・下北沢 本多劇場を皮切りに、10月25日(土)~10月26日(日)に福岡・北九州芸術劇場 中劇場、10月28日(火)~10月29日(水)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、11月1日(土)~11月2日(日)に新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館にて上演される。