大賞は『オーランド』演出の栗山民也!第50回菊田一夫演劇賞が今年も発表

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第50回菊田一夫演劇賞、大賞、栗山民也

大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰する菊田一夫演劇賞が今年も発表。第50回となる今回は、栗山民也をはじめとした演出家や、明日海りおら俳優たちがその名を連ねている。

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第50回菊田一夫演劇賞発表!

菊田一夫演劇賞は、日本の演劇界に偉大な足跡を残した菊田一夫の業績を永く伝え、演劇界の発展のための一助としてすぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰するアワード。

1975年の第1回に始まり、2025年となる今回で記念すべき第50回に到達した。

そんな第50回菊田一夫演劇賞にて、菊田一夫演劇大賞を受賞したのは、栗山民也。『オーランド』『ファンレター』をはじめとする今年度の演出の成果に対して贈られ、2014年の第39回菊田一夫演劇賞以来の受賞となる。

続いて、菊田一夫演劇賞を受賞したのは、『王様と私』アンナ役、『昭和元禄落語心中』みよ吉役の明日海りお、『正三角関係』唐松在良/グルーシェニカ役の長澤まさみ、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』クリスチャン役、『ネクスト・トゥ・ノーマル』ゲイブ役の甲斐翔真。それぞれ連ねた作品に対する演技が評価された。

そして、『この世界の片隅に』『HERO THE MUSICAL』の演出の成果を評し、上田一豪も菊田一夫演劇賞を受賞。演劇賞を獲得した面々は、ともに初の受賞となる。

そして、永年の舞台における功績に対し、伊東四朗、林与一に菊田一夫演劇賞特別賞が贈られた。伊東は1991年の第16回で演劇賞、林は1995年の第20回で同じく演劇賞を受賞した経験を持つ。

舞台芸術の存続と発展に向け、活躍を広げる才能たちに今後も注目だ。

第50回菊田一夫演劇賞:詳細

受賞者 一覧
菊田一夫演劇大賞 栗山民也(『オーランド』『ファンレター』をはじめとする今年度の演出の成果に対して)
菊田一夫演劇賞 明日海りお(『王様と私』アンナ役、『昭和元禄落語心中』みよ吉役の演技に対して)
長澤まさみ(『正三角関係』唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)
甲斐翔真(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』クリスチャン役、『ネクスト・トゥ・ノーマル』ゲイブ役の演技に対して)
上田一豪(『この世界の片隅に』『HERO THE MUSICAL』の演出の成果に対して)
菊田一夫演劇賞特別賞 伊東四朗(永年の舞台における功績に対して)
林与一(永年の舞台における功績に対して)

アイキャッチ:栗山民也/撮影:細野晋司

第50回菊田一夫演劇賞、大賞、栗山民也

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