演出家・茅野イサムとプロデューサー・中山晴喜による演劇ユニット「悪童会議」。その第3回公演となる『見よ、飛行機の高く飛べるを』の全出演者が発表された。
「悪童会議」とは?第3回公演は”新しい女性”に憧れる少女たちの物語
悪童会議は、これまでに第1回公演『いとしの儚』(主演・佐藤流司)、第2回公演ミュージカル『夜曲』立花裕大・糸川耀士郎・岡幸二郎、ほか)を上演。第3弾は、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞した永井愛の名作『見よ、飛行機の高く飛べるを』を上演することを発表していた。
物語の舞台は、女性の新たな可能性が切り拓かれ始めた明治時代を舞台に、女子師範学校で教員を目指す少女たちの友情と葛藤を描いた感動のストーリー。平塚らいてうや与謝野晶子といった”新しい女性”たちに憧れる少女たちが、自らの意思で立ち上がり、学校や時代の価値観に挑む姿は、現代にも通じる普遍的なテーマを投げかける。
『見よ、飛行機の高く飛べるを』全キャスト発表!あらすじは?
女子師範学校を舞台にした少女たちの挑戦の物語に出演するのは、七木奏音、今村美歩、美花、夏目愛海、MIO、佐藤美輝、成田胡桃、松本むち、木原瑠生、千葉雅子、砂田桃子、ザンヨウコ、新原武、柳下大、唐橋充、俵木藤汰という面々。
明治44年、平塚らいてうが女性のみによる雑誌「青鞜」を発刊した。女性の生き方に少しずつ新しい風が吹き始めていた時代。愛知県の女子師範学校では、教員を目指す少女たちが勉学に励んでいた。
ある日、教師たちから「国宝君」と呼ばれるほどの優等生・光島延ぶ(七木奏音)は、下級生の杉坂初枝(今村美歩)と出会う。初枝は、平塚らいてうや与謝野晶子といった”新しい女性“に憧れていた。
「女子にも無限の可能性があると言いてゃぁのです。飛ぶなんて、飛ぶなんてことが実現するんですもん。女子もまた、飛ばなくっちゃならんのです」
初枝の言葉に激しく心を揺さぶられた延ぶは、初枝と共に仲間を集め、回覧雑誌「バード・ウィメン」の発行を計画する。学校からの押し付けではなく、初めて自分たちの意思で動き始めた女生徒たち。しかしある夜、事件が起きて・・・。
悪童会議 第三回公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』はいつ上演される?
悪童会議 第三回公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』は、2025年5月21日(水)から5月25日(日)まで東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演される。
また、2月22日(土)12:00より最速・チケット先行販売(オフィシャル/キャスト先行)が行われる。
受付期間:2025年2月22日(土)12:00~3月2日(日)23:59
【公式サイト】https://akudoukaigi.com
【公式X(Twitter)】@akudoukaigi