2025年1月・2月に神戸と東京にて上演される音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』より、キービジュアルが公開された。
⾳楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』とは?
劇団ミュの主宰である岡本貴也によるオリジナル作品。2018年、2019年(2022年は公演中止)に上演された音楽朗読劇『ヘブンズ・レコード』をタイトルを改め、脚本の一部を刷新して上演する。
物語は2000年、夏。阪神淡路大震災から5年後の神戸を舞台に、4つのトーリーがオムニバス形式で紡がれる。生演奏やイメージ映像を盛り込んだ、ちょっぴり切なくも前向きな音楽朗読劇である。
阪神淡路大震災から30年となる2025年。神戸の街は今なお復興の途上ながら、震災の記憶の風化が課題となっている。関西出身のキャストが多く集まる本作を通じて、震災を体験した世代だけでなく、震災を知らない若い世代にも「命の大切さ」や「災害への備え」を伝えたいという願いが込められている。
⾳楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』キャストは?
主演を務めるのは、Aぇ!groupの佐野晶哉。その脇を固めるのは貴城けい、加藤虎ノ介、宮地真緒、納谷健、井尻晏菜、島村龍乃介、栗崎菜緒(Wキャスト)、大北怜花(Wキャスト)そして、羽野晶紀、波岡一喜ら。
ピアノ演奏を溝渕奏が担当する。
⾳楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』あらすじ
・・・2000年、夏。阪神淡路大震災から5年後の神戸。
すさまじい早さで「物理的に」復興していく被災地。
そんな街の片隅に、一台のワゴン車が止まっていた。
毎日移動して青空市を開く中古レコード屋『ヘブンズ・レコード』だ。
看板には『あなたのためのレコード、あります』とある。
これはいったい・・・?
ワゴンには山積みのレコード。
音楽にやたら詳しい店長と、ミュージシャンを目指すバイトのタケルがいる。
カーラジオからは、いつも葛西花のラジオ番組が流れていた。
そんな店へレコードを売りに行ったり、買いに来たりする客がいる。
どの客も、震災の悲しみから立ち上がろうとしていた。
だがどうしても、乗り越えられない心の傷がある。
そんな彼らに、店長は救いのレコードを差し出すのであった・・・。
生演奏・イメージ映像とともに贈る、切なくも前向きな、
4つのお話のオムニバス朗読劇です。
音楽朗読劇『ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~』公演情報
栗崎菜緒の「崎」は“たつさき”が正式表記