あさのあつこによる近未来SFディストピア小説を原作とするミュージカル『No.6』の全キャストが発表された。今牧輝琉・古田一紀のW主演に加え、6名がメインキャストに名を連ねた。
『No.6』のあらすじは?
物語の舞台は、人類が科学の粋を集めて作り上げた理想都市「NO.6」。その高級住宅街・クロノスで暮らす紫苑(今牧)は、幼い頃からその優秀さを認められ将来を約束されたエリートだった。
12歳の誕生日。いつもとは違う嵐の到来に、紫苑は言葉にできない胸のざわめきを覚えてた紫苑は、思わず窓を開け放つ。すると、突然びしょぬれの少年が飛び込んできた。ネズミ(古田)と名乗る少年は、矯正施設から脱走したのだという。犯罪者であることを知りながら、ネズミを介抱する紫苑だったが、翌朝、彼は再び逃走者となり紫苑の前から姿を消した。
4年後。紫苑はネズミを匿ったことがきっかけでクロノスを追いやられ、母親と共に下町・ロストタウンで暮らしていた。ある日、紫苑の働く公園内で変死体が発見される。疑問を抱き当局へ不信感を募らせていた紫苑は、事件の容疑者として連行されそうになるが、すんでのところでネズミに救われる。全てを捨てて逃げた先で、ネズミは紫苑の知らなかった本当の“NO.6”の姿を語るのだった・・・。
ミュージカル『No.6』のキャストは実力派揃い
紫苑とネズミを取り巻く人物たちを、熊谷彩春、日暮誠志朗、泰江和明、藤原祐規が担う。さらに『ミス・サイゴン』の日本初演でキム役を務めた入絵加奈子と、劇団四季や音楽座を経た後、『レ・ミゼラブル』『モーツァルト!』などグランド・ミュージカルへの出演を重ねてきた吉野圭吾が加わる。
タイトル ミュージカル『NO.6』は、2024年11月8日(金)から11月17日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、11月22日(金)から11月24日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。
なお、最速チケット先行が8月20日(火)よりスタートする。詳細は公式サイトにてご確認を。
また、本公演は、文化庁による「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」対象公演となっている。18歳以下の908名を無料招待するほか、同伴者は半額の特別価格での観劇が可能。
【公式サイト】https://www.nelke.co.jp/stage/no6_musical/
【公式 X(旧 Twitter)】@no6_musical
(C) あさのあつこ・講談社/ミュージカル「NO.6」製作委員会