舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯インタビュー!松田 岳×砂川脩弥が新刀剣男士として加わる心構え

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2024年6月8日(土)に開幕する舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯。刀ステシリーズ第16弾となる本作には、新選組に所縁のある刀剣男士が多く登場する。刀ステ初登場となる刀剣男士より、長曽祢虎徹役の松田 岳と、孫六兼元役の砂川脩弥に、公演に向けて話を聞いた。

舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯インタビュー!松田 岳×砂川脩弥が新刀剣男士として加わる心構え

目次

松田 岳×砂川脩弥「舞台『刀剣乱舞』には、ここにしかない熱がある」

――まず刀剣男士を演じることになった率直なお気持ちを伺えればと思います。

松田:本当に多くの方から愛されている作品に関わらせていただくことを光栄に思っております。まずはこの作品に身を投じて、魂燃やして、長曽祢虎徹として板の上に立たせていただきますので、どうか応援よろしくお願いいたします。という気持ちでいっぱいですね。

砂川:僕は、舞台に立たせていただくようになって3年ぐらい経つんですけど、舞台『刀剣乱舞』に出ることが一番の目標だったので、決まった時はマネージャーと一緒に大喜びして祝杯をあげました(笑)。それぐらい嬉しくて、一つの夢が叶った瞬間でした。でも、叶ったと言っても舞台に立ってこそなので、しっかり気を引き締めて、孫六兼元として本番の舞台に立ちたいと思います。

――松田さんは舞台『刀剣乱舞』シリーズにどんな印象を抱かれていましたか?

松田:拝見した時、一番に感じたのは「ここにしかない熱がある」ということでした。舞台に立つ俳優さんたちからだけでなく。お客様からも熱が発せられていて、それがものすごく大きなうねりとなって劇場を包み込んでいる。すごい演劇体験だったので、本当に唯一無二のものなんだなと実感しました。

出演されている方々も知っていたり、共演した方が何人もいらっしゃるんですが、初めて見るような姿だと思いまして。「ここにしかない熱」を、俳優さんたちの中にも感じましたね。だから(砂川さんが言うように)気を引き締める気持ち、すごくよく分かります。

――それぞれ、演じるという刀剣男士についてはどんな印象を持たれましたか?

松田:僕は、「長曽祢虎徹」に関してはまずは大きく開いた胸元が・・・。視覚的第一印象として、これは大変だぞと思いましたが、お客様も造形についてはかなり期待される部分だと思うので、そこは裏切りたくないなという気持ちで、日々筋トレに励んでおります。

――身体作りは順調ですか?

松田:はい!そして、長曽祢虎徹として抱える葛藤や信念を、調べながら素直に自分の中に落とし込んで表現できたらいいなというふうに思っております。

――砂川さんが演じる「孫六兼元」は、原案のゲームでも新しいキャラクターですよね。

砂川:そうなんですよ。ゲームで初めて見た時は、飄々としているけれど、クールというわけではないのかなという印象を抱きました。まだキャラクターとしての情報が多くないので、これから知っていくことも多いと思うのですが、今回は「新選組」のお話になるので、狂気じみた気配は感じています。でも、ちょっとした冗談を言ったりもしているので、舞台の中ではどういう立ち位置になっていくんだろうな~。あ、「孫六兼元」は左腕だけは露出しているので、僕も一緒に筋トレを頑張ろうと思います。

松田:やろうやろう(笑)!

舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯インタビュー!松田 岳×砂川脩弥が新刀剣男士として加わる心構え

――「刀剣乱舞」とご自身の親和性を高めるために、準備されていることはありますか?

松田:やはり、一番は筋トレ・・・。

砂川:あはは(笑)!

松田:(笑)。僕、もともと歴史が好きで、新選組の物語もとても好きなんです。ほかの作品で演じさせていただいたこともあるもので、思い入れがあり、知れば知るほど個人的に胸が熱くなります。

それから、僕らは今回の本稽古に入る結構前から、ありがたいことに殺陣稽古をやらせていただいていたんです。その中で、舞台『刀剣乱舞』の稽古の感じはこんな感じなのかなって少し掴めた気がしました。新キャストとして飛び込む上で、とてもありがたい準備期間をいただけたなと思っております。

砂川:僕は、ゲームをやっていて・・・。結構のめり込んでやっていたんですよ。でも、すぐ素材がなくなる・・・!手入れで何もできない!すぐ「足りない!」ってなるから、ちゃんと考えてやらなきゃいけないなと思って。それから、続けているとすごく愛情が湧きますね。審神者の皆さんが刀剣男士たちを愛する気持ち、すっごく分かった気がします。

松田:実際に演じることになるとまた感覚変わるよね。オープニング映像の中で、長曽祢虎徹めっちゃ探したもん。あのたくさんいる中で「どこだ?!どこどこ?!」って。

砂川:その気持ちも、すごく分かります(笑)。早く「心伝」の刀剣男士でチーム編成して出陣したいです。

――まだ砂川さんのところにいない刀剣男士もいます?

砂川:いや、全員いるんです。でもレベルがまだまだで、全員一緒に出陣はちょっと難しい・・・!和泉守兼定は「極」になっているんですけど。

松田:主力だ!じゃあ、他の刀剣男士は「心伝」の千秋楽までにレベルアップだ。

砂川:したいですね!

――本番と併せてがんばってください(笑)!また、今回の刀ステはスターフライヤーさんとコラボして、刀ステの刀剣男士がラッピングされた飛行機が空を飛んでいるという、なかなかない取り組みがされているのも驚きました。

松田:僕らも驚きました。まだ現実味ないもんね。

砂川:ですよね~。

松田:スターフライヤーさんの公式SNSで、職人さんがラッピング作業をされている過程を撮影した動画を拝見したんですが、すごく感動しました。こんなに丁寧に・・・。僕、家の窓ガラスにシートを貼る作業をしたことがあるんですけど、窓の大きさでもめっちゃ難しかったんですよ。それをあんなに美しく・・・さすが職人さんだ!すげえ!!って思いました。

砂川:もしかして、自分が映ったものとして最大の大きさになるのかな・・・。

松田:そうかもしれない。

砂川:飛行機が飛んでるのを見たら、目で追っちゃいますね。もしかしたら?!って。絶対に見えるはずないんですけど(笑)。

松田:そんなすごい偶然あったら面白いねぇ。

砂川:役者として生きていて、そうそうできる経験じゃないですから、めちゃくちゃ嬉しかったです。一生自慢できます(笑)。

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――お二人が、刀ステの新刀剣男士として舞台に立たれる姿を楽しみにしております。

松田:ありがとうございます。皆様も、「どんな感じになるんだろうか」と期待を込めて心待ちにされていると思うんですけれども、その期待に大きく応えられる役者でありたいと思いますので、しっかりと準備を進めて、この「心伝」という物語を思う存分楽しんでいただくためにやっていこうと思っておりますので、公演を一緒に、合戦を共に戦い抜けるような関係性をお客様と作れたら嬉しいなと思っております。頑張ります!

砂川:脚本・演出の末満健一さんから「孫六兼元をしっかり大事にしてくれ」と言われました。お客様も、舞台『刀剣乱舞』をずっと愛している方、新しく興味を持たれた方、多くの方が大切にしている作品、いろんな想いが込められた作品であり、キャラクターだと思っております。僕も精一杯、皆さんに「孫六兼元」をお届けしようと思っていますので、ぜひ、応援よろしくお願いします!

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部 1号)

舞台『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯 公演情報

<上演スケジュール>
【東京公演】2024年6月8日(土)~6月30日(日) THEATER MILANO-Za
【大阪公演】2024年7月5日(金)~7月14日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【福岡公演】2024年7月19日(金)~7月21日(日) キャナルシティ劇場

6月9日(日)と7月21日(日)にライブ配信&7月21日(日)18:00⼤千秋楽ライブビューイング決定!

\DMM TVでライブ・アーカイブ配信あり/

視聴ページはこちら

<スタッフ・キャスト>
【原案】「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
【脚本・演出】末満健一

【出演】
加州清光:松田 凌 大和守安定:植田圭輔/和泉守兼定:田淵累生 堀川国広:小西詠斗
長曽祢虎徹:松田 岳 孫六兼元:砂川脩弥/監査官:内藤大希

近藤 勇:佐々木 崇 土方歳三:小早川俊輔 斎藤 一:池岡亮介 永倉新八:足立英昭
谷 三十郎:阿見201 山南敬助:栗原功平/沖田総司:早乙女友貴

<アンサンブル>
阿部明人 岡村圭輔 奥平祐介 佐藤 丈 澤田圭佑 下尾浩章 杉本佳幹 高田紋吉
橋本浩人 福島悠介 藤原儀輝 丸山湧之進 宮永裕都 横田 遼 横山慶次郎 吉岡将真

舞台『刀剣乱舞』公式サイト・SNS

【公式サイト】https://stage-toukenranbu.jp/
【公式Twitter】@stage_touken

(C) NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会

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この記事を書いた人

ひょんなことから演劇にハマり、いろんな方の芝居・演出を見たくてただだた客席に座り続けて〇年。年間250本ペースで観劇を続けていた結果、気がついたら「エンタステージ」に拾われていた成り上がり系編集部員です。舞台を作るすべての方にリスペクトを持って、いつまでも究極の観客であり続けたい。

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