植田圭輔、武子直輝ら出演！『ブラッククローバー the Stage』公開ゲネプロ＆取材会レポート

2023年9月19日2024年7月26日

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植田圭輔、武子直輝ら出演！『ブラッククローバー the Stage』公開ゲネプロ＆取材会レポート

2023年9月14日から上演されている『ブラッククローバー the Stage』。植田圭輔、武子直輝、小宮有紗、桜庭大翔、高崎翔太が登壇した取材会と公開ゲネプロの模様をお伝えする。

田畠裕基原作コミック「ブラッククローバー」（集英社ジャンプコミックス刊）初となる舞台化作品となる本作。魔法がすべての、とある世界にある最果ての村・ハージの教会に同じ日に捨てられていたアスタ（植田圭輔）とユノ（武子直輝）が、魔道士の頂点・魔法帝になることを夢見て奮闘する姿を描いている。

公開ゲネプロの直前に行われた取材会には植田圭輔、武子直輝の他、ノエル・シルヴァ役の小宮有紗、ヤミ・スケヒロ役の桜庭大翔、マルス役の高崎翔太が登壇。植田は本作の見どころについて「魔法が全ての世界の中で生身の人間たちがどう舞台上で表現するのかという所です」と語り、「いい意味でお客様の期待を越えつつ、いい意味で裏切りながら、人間が演じるということの意味を出せる様に作り上げていますのでご注目頂けたら」と自信を見せた。

また、アスタは魔力がないため大剣を使ってフィジカルで戦う姿が印象的だが、“相棒”となる大剣については「最初は重すぎて正直振れなかったですが、稽古を通して徐々にアクション出来るようになりました！」と語り、武子も「マジで剣重すぎるので、終わった後に展示して皆さんに持って頂きたいです。すごいぞこれは！ってなると思うので！」と興奮気味に語っていた。

フィジカルと言えば、桜庭の鍛えあげた筋肉も注目ポイントだが、「キャラクター毎に鍛える筋肉を変えていまして、ヤミはとにかく腕が太いんです。人間は利き手があるので、僕で言うと右手の方が太いんですが、今回衣装の都合上右手が完全に隠れてしまうんですよね。なのでヤミを演じている期間は左を鍛えて左右同じくらいの太さにしています！」とストイックな役作りを語り、MCからは「先ほどもイスを使って筋トレしてましたね」と明かされていた。

“自分だからこの役の魅力を引き出せたと思う部分は？”という質問が投げかけられると、武子はこれまでの自身のキャリアに触れつつ「ユノは一見クールな中に情熱を感じさせるキャラクターですが、僕はこれまで熱いキャラクターの役を演じることが多かったので、その経験がただクールなだけじゃないユノを演じる上で武器になっているかなと思います」とコメント。

また、小宮は「黒の暴牛メンバーをはじめ、キャストの皆さんがとても優しく暖かく接してくださるんです。その関係性があるからこそ、劇中でノエルが仲間になっていくシーンでより役に入り込めますし、活かせているなと思います」と笑顔で語る。

そしてアスタと対峙することになるマルス役の高崎は「今回植田さんと戦う役なのですが、初共演の時も敵役だったんです。あれから10何年経ってまたこうした役を演じるということで、植田さんとのこれまでの信頼関係の中でお芝居やアクションが出来ています。」と感慨深げに語る。

一方、植田は「フォルムですかね（笑）」と笑いを誘いつつ「僕が惹かれる役は一本筋が通っているというか、決めたことを何があっても曲げないキャラクターなんです」とコメント。さらに「アスタはそこに自分だけじゃなく、周りの人のことも考えられていたり、友との約束があったり、こんなにカッコイイ役は無いなと思っています。この役を自分以外が演じているのが想像出来ないという感覚が、僕がアスタをやる魅力なのかなと思います」と熱く語る。

最後に植田は「こんな素敵な仲間たちに会えるとは思っていませんでしたし、本当に良いチームワークを保ってここまで来られたと思っています。そうした関係性は舞台上に出ますし、何かあったときもきっと支えあえるし、良いシーンをより良くしていける自信があります。より多くの人にこの作品をお届けできたら嬉しいです」とアピールし、会見を締めくくった。

『ブラッククローバー the Stage』は東京公演を終えて、9月22日からKAAT神奈川芸術劇場で上演。上演時間は約1時間45分（途中休憩なし）を予定。