2023年4月に東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて、舞台『夏の夜の夢』の上演が決定した。2021年度の公演では俳優の山本一慶が本タイトルで演出家デビューし話題に。今回の山本は、2016年・2017年にも担ったハーミア役を6年ぶりに演じる。なお、山本は今回でこの役を「卒業」すると表明している。
ハーミアの恋の相手ライサンダー役には稲垣成弥、ハーミアの幼なじみ・ヘレナ役には宇野結也、ヘレナとカップルになるディミートリアス役には岸本勇太が決定。演出は、歌舞伎の脚本・演出家として活躍中の今井豊茂を迎える。今井は、新作歌舞伎『NINAGAWA十二夜』(演出:蜷川幸雄)の脚本で大谷竹次郎賞を受賞。シェイクスピアにも造詣が深く、今回もオールメール(全配役を男優のみで演じる)で、でシェイクスピア時代の上演方法を駆使した上演に挑む。音楽は、2018年に上演した折に作曲を担当した新内多賀太夫の楽曲が復活、今井とのコンビで日本の古典的要素も取り入れた作風に仕上げる。
舞台『夏の夜の夢』は、4月19日(水)から4月23日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演される。
チケット一般発売は3月10日(金)10:00よりスタート。
コメント紹介
◆山本一慶(ハーミア役)
6年ぶりにハーミアをやらせて頂くことになりました。
『夏の夜の夢』は、2度この役をやり、演出も手掛けました。
そのような積み重ねから、今回が決定版となるようなハーミアをお届けできるようがんばります!
大好きな作品に、また新たな視点から向き合えること、今からとても楽しみです。
そしてこの度でハーミアは卒業します。どうぞお見逃しなく!
◆稲垣成弥(ライサンダー役)
『夏の夜の夢』に、ライサンダー役で出演させていただくことになりました、稲垣成弥です。
僕自身、初めてシェイクスピア作品に出演するということで、どんな作品に仕上がるのか今からとても楽しみにしています。
また、久しぶりに山本一慶くんとお芝居ができることを、何より1番嬉しく思っています。
スタッフの皆様、共演者の方々と、素敵な作品にしていきたいと思っていますので、楽しみに待っていていただけたら嬉しいです。
最後まで応援よろしくお願い致します。
◆宇野結也(ヘレナ役)
皆様、はじめまして。ヘレナ役で出演させて頂くこととなりました宇野結也です。
シェイクスピアの作品を演じたいとずっと思っていたので、ご縁を感じています。
女性を演じるということは、初めての経験になります。
演出家の今井さんと共に創り上げて、作品に彩りを加えられたらと思います。
誠心誠意、作品と向き合ってまいりますのでぜひとも劇場にお越しください。
お待ちしております。
◆岸本勇太(ディミートリアス)
コメントを読んでいただきありがとうございます。
この度、『夏の夜の夢』に出演させていただくことになりました。
ディミートリアス役の岸本勇太です。
僕自身、初めてのシェイクスピアの作品に触れるので、新鮮な気持ちを持って挑みたいと思います。
また、初めてこの作品に触れて下さるファンの皆様にも、楽しんでいただける様、努めてまいります。
何卒、よろしくお願いいたします。
舞台『夏の夜の夢』公演情報
上演スケジュール
2023年4月19日(水)~4月23日(日) 東京・東京芸術劇場 シアターウエスト
<チケット>
【一般発売】2023年3月10日(金)10:00~
スタッフ・キャスト
【原作】ウィリアム・シェイクスピア
【訳】小田島雄志
【演出】今井豊茂
【音楽】新内多賀太夫
【出演】
ハーミア:山本一慶
ライサンダー:稲垣成弥
ヘレナ:宇野結也
ディミートリアス:岸本勇太
ほか