“祭”シリーズ12年目は平野良の単独主演で『どうな・る家康』全キャスト発表

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“祭”シリーズ12年目は平野良の単独主演で『どうな・る家康』全キャスト発表

2022年12月末に東京・明治座、2023年年始に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』(通称:る祭/るさい)が上演される。本作は、2011年より演劇製作会社る・ひまわりと明治座がタッグを組み、「大人たちが本気でふざける」をモットーに、「日本の歴史」を面白おかしくシュールに上演してきた“祭”シリーズの最新作。主演は、同シリーズ 4年連続主演となる平野良が務める。

伝統ある商業演劇スタイルに則って第一部ではお芝居、そして第二部ではショーの2部構成。“祭”シリーズ12年目となる今年は、演出にシリーズ10作目の演出となる板垣恭一、脚本には、劇団「拙者ムニエル」の主宰の村上大樹を迎え、来年の大河ドラマで話題の徳川家康の生涯を描く。

第一部の演目『明治座でどうな・る家康』のテーマは、「それでも生きる」。「戦国」という、今以上に混沌とした時代を生き抜いた男“徳川家康”。多くの仲間を失い、どうしようもない理不尽にさらされ続けた男はどのようにして生き抜き、天下を獲ったのか。苦労人家康と、一癖も二癖もある三河武士たちとの絆。強すぎるし個性も半端ない有名武将たちとの攻防。波乱万丈すぎる家康の半生を主軸に、爆笑必至のコメディで描く戦国青春絵巻に仕上げる。

第二部では、「三方の森ジブれ美術館」と題して、家康が武田信玄と激闘を繰り広げた「三方ヶ原(みかたがはら)」の森の奥にある不思議な美術館で繰り広げられるショーをお届け。館長のもと、様々なキャラクターとユニットが登場。

本日10月2日(日)に座長の平野、演出の板垣、脚本の村上による出演メンバー発表番組が、る・ひまわりのYouTube チャンネルにて配信された。

共演者には、藤田玲(東京公演のみ)、菊池修司、大平峻也、山崎静代(南海キャンディーズ)、原田龍二、浅野ゆう子が初参戦。
そこに、松本岳、松田岳(大阪公演のみ)、宮下雄也、平田裕一郎、井深克彦、小早川俊輔、谷戸亮太、林剛史、久ヶ沢徹、伊藤裕一、安西慎太郎、大山真志、辻本祐樹など、おなじみだったりお久しぶりだったりの顔ぶれが集結。

さらに、東邦音楽大学大学院卒で第 21 回日本演奏家コンクール声楽部門入選の味方鏡介と第32回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト フォトジェニック賞受賞の水瀬裕也という、本作が初舞台となるフレッシュな二人も加わり、個性豊かなメンバーで、家康の人生と天下分け目の戦いを描く。加えて、第二部の司会は前川優希が初挑戦する。

『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』は、2022年12月23日(金)から12月26日(月)まで東京・明治座、2023年1月8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。

目次

コメント紹介

◆平野良(徳川家康役)
この度、4年連続そして初の単独座長を務めることになりました平野良です。
明治座“祭”シリーズも12年目となります。長く続くこのシリーズに今年は一人で臨むことにプレッシャーを感じないと言えば嘘になりますが、それよりもワクワクや楽しみな気持ちが優っています。初参加になるメンバーや久々にカムバックしてくるメンバー、そしてここ数年で出演したメンバー、みんな濃くて手練れだらけなキャストたちが縦横無尽に芝居でぶつかり合い混ざり合うのを想像するともう心が踊ります。家康の一生涯を演じるというのも役者として単純に光栄なことだしチャレンジし甲斐があると思っています。コメディと『生きる』というテーマを掲げて最高のエンターテイメントになるようがんばりますので応援よろしくお願いします。

◆板垣恭一(構成・演出)
「劇場はココロのお風呂」というキャッチフレーズを最近思いつきまして。そういう意味で“祭”シリーズはスーパー銭湯みたいに仕掛けが盛りだくさんなお風呂でして。年末に行われるので、一年のお風呂の入り納めとして心のアカを落としたり、湯船にただ浸かってボーッとしに来たりしていただけたらなと。仕掛けを考えてくださるのは演劇界の奇才、村上大樹さん。彼のことですからきっとあっと驚くお風呂を用意してくださることでしょう。接客の先頭に立つのは平野良くん。視野が広くてサービス精神旺盛な彼のことですから、きっと様々なお風呂を走り回ってお客様を飽きさせないよう全力を尽くしてくれることでしょう。僕はと言えば番台にゆったり座り、のぼせず湯冷めせずのちょうどよい頃合いのお湯を沸かして待っていようかと考えています。『どうな・る家康』乞うご期待。

◆村上大樹(脚本)
伝統ある明治座で、また、久々のる・ひまの公演で台本を書かせていただけること、大変光栄に思っております!
年末年始を明るい気持ちで過ごしていただけるよう、精いっぱい真面目にふざけたいと思います!

『笑う門には福来・る祭 明治座でどうな・る家康』公演情報

第一部:芝居「明治座でどうな・る家康」
第二部:ショー「三方の森ジブれ美術館」

スタッフ・キャスト

【構成・演出】板垣恭一
【脚本】村上大樹

【出演】
平野良/蒼木陣、菊池修司、大平峻也、松本岳/藤田玲(W キャスト)・松田岳(W キャスト)/
宮下雄也、平田裕一郎、井深克彦、味方鏡介、水瀬裕也、小早川俊輔、谷戸亮太、林剛史/
久ヶ沢徹、伊藤裕一/山崎静代(南海キャンディーズ)/安西慎太郎、大山真志/辻本祐樹/
原田龍二/浅野ゆう子

上演スケジュール

【東京公演】2022年12月23日(金)~12月26日(月) 明治座
※織田信長役(Wキャスト)は藤田玲
【大阪公演】2023年1月8日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※織田信長役(Wキャスト)は松田岳

<チケット>
【一般発売】2022年11月26日(土)10:00~

内容

【第一部】芝居『明治座でどうな・る家康』
天下人・徳川家康が鯛の天ぷらに当たってしまった。
寝込む家康の前に、本能寺で死んだはずの同盟相手“織田信長“と、正妻“瀬名“が現れた。
二人の幽霊に問われるかのように、家康は自身の過去を思い出す。
すぐに気を失ってしまう気弱な青年だった家康。
そんな家康を襲う沢山のピンチ、そして多くの犠牲。
―もうこれ以上何も、誰も奪われたくない。
気弱だった青年は立ち上がり、そして強かに変化していく。
「天下」とは何なのか。そしてその先には何があるのか――。
武将たちが生き残りをかけて戦った動乱の戦国時代において、
最後まで生き残り、そして新たな時代を作った徳川家康の生涯を描く戦国スペクタクルロマン。

【登場人物】
徳川家康:平野良
石川数正:蒼木陣
鳥居元忠:菊池修司
井伊直政:大平峻也
榊原康政:松本岳
織田信長:藤田玲(東京公演)
松田岳:(大阪公演)
服部半蔵:宮下雄也
本多忠勝:平田裕一郎
徳姫:井深克彦
小早川秀秋:味方鏡介
松平信康:水瀬裕也
福島正則/ジャージ・ボーイズ:小早川俊輔
加藤清正/ジャージ・ボーイズ:谷戸亮太
今川義元/ジャージ・ボーイズ:林剛史
本多正信:久ヶ沢徹
明智光秀:伊藤裕一
瀬名:山崎静代(南海キャンディーズ)
石田三成:安西慎太郎
武田信玄:大山真志
豊臣秀吉:辻本祐樹
酒井忠次:原田龍二
寧々:浅野ゆう子

【第二部】ショー『三方の森ジブれ美術館』
――明治座の向こうは、2部になると不思議な森でした。
不思議な森のへんな美術館で行われる「森の主」たちによる
POPでファンタジックでキラキラアイドルなショータイム。
日替わりゲストと観客たちが2部になるといつのまにか迷い込むのは、徳川家康と武田信玄が戦闘を繰り広げたといわれる「三方ヶ原(みかたがはら)」の森にある不思議な美術館。美術館の館長・前川と共に「馬バス」に乗って美術館をまわっていくと遠くから、宅急便を営む魔女たちや、湯屋で働く少女と少年に連れられて、「あの」人気アーティストたちまで現れて・・・。
館長の前川と共に、夢だけど夢じゃなかったような「へんな」美術館を訪れて、迷子になろうよ、一緒に。
館長:前川優希

<ショーラインナップ(予定)>
◆オープニングアクト/ウマ男「うまホイ伝説」
戦国時代、名だたる武将に乗られた名馬たちが歌う、馬の生態に詳しくなる歌。

◆宅急便を営む魔法使い ft.お園田さん
13歳になって海辺の街へやってきた魔法使いたちをお園田さんがオーディション。

◆タペストリー「peace of a dream」
戦国オーディション番組「ASAISAN」を勝ち抜いた二人組。天下泰平を願う。

◆滋賀&プリンス「ほら貝吹く夜君想ふ」
滋賀出身の王子たちが歌う滋賀応援ソング

◆記憶を失くした青年「トク」
トク、並びにトクの関係者が恋をしたのは、湯屋で働く少女。少女を射止めたのは―。

◆織田一の青年の事件簿~本能寺殺人事件~
本能寺の変の犯人は誰だ。織田一の青年が、明智警視と共に事件を解決!

◆武(たけし)「本能寺の MONSTER(織田一の青年の事件簿主題歌」」
国民的アイドル「武」が、すぐ側に潜む魔物に気をつける歌を熱唱。

and more・・・

<日替わりゲスト>
後日発表

【公式サイト】https://douna-ru.com/



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