大河ドラマ｜葵 徳川三代の動画を全話無料でフル視聴できる配信サイトを徹底比較！

最終更新日:2023年9月21日

徳川三代のワイドショーのような今作品をもう一度見たいと思った方も多いのではないでしょうか？

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ドラマ「葵 徳川三代」動画の基本情報

徳川家康役：津川雅彦
短気な謀略主義者で家族思いです。少々口が悪いところもあり、また戦国武将としての用心深さと非情さがあります。

家康の三男。正室・お江の尻に敷かれる頭の上がらない恐妻家だが、妻のことを心から愛しています。関ヶ原の戦いには中山道を通って西に向かうも遅参します。

ドラマ「葵 徳川三代」の見どころや豆知識

徳川の礎を築いた家康・秀忠・家光。三代の治世と人生を描いた壮大な人間ドラマが見どころです。中村梅雀が扮する水戸光圀がドラマの案内役をつとめ、コメディー調でとても見やすい作品です。

ドラマ「葵 徳川三代」第1話「総括関ケ原」視聴率22.6%

豊臣家の安泰を一心に願い立ち上がった男・石田三成（江守徹）と、天下をその手につかもうとした男・徳川家康（津川雅彦）の日本を二分した大合戦「関ヶ原の戦い」を一気に、そして、ダイナミックに描きます。

ドラマ「葵 徳川三代」第2話「秀吉の遺言」

慶長三年（1598）八月十八日、豊臣秀吉薨去（こうきょ）しました。

この機に二人の武将が動きます。秀吉の知恵袋・石田三成（江守徹）、もう一人は大老・徳川家康でした。

家康は、直ちに三男・秀忠を江戸に帰し軍備を整えさせ、片や三成は、大老・毛利輝元（宇津井健）をはじめとする各大名に、家康に不穏な動きあるときの一致団結の誓紙を求めます。

まさに、天下が二つに割れようとしていました。

ドラマ「葵 徳川三代」第3話「五大老五奉行」

大老・前田利家（北村和夫）が、ひそかに伏見徳川屋敷を訪れ、すべてを家康に託すと手打ちを申し入れてきました。

一方、三成を筆頭に五奉行は、利家の見舞いに訪れる家康の命を狙おうとしますが失敗し、更に前田利家の死をきっかけに、加藤清正（苅谷俊介）等七将が三成を襲撃しますが、この窮地に三成はなんと単身敵である徳川屋敷に逃げ込みます。

ドラマ「葵 徳川三代」第4話「剛腕五十八歳」

九月九日の重陽の賀のあいさつのため、大坂に向かった家康（津川雅彦）は、宿舎の旧石田三成（江守徹）屋敷から出ようとしません。

大坂城内に家康暗殺の不穏な動きありと、難癖をつけ奉行の名において詮議あるべしと強要します。

また、登城の条件として伏見から軍勢を大坂に呼び寄せることに成功、蟄居（ちっきょ）中の三成は家康打倒に動き出します。

ドラマ「葵 徳川三代」第5話「反主流」

慶長五年（1600）正月。三成は、戦を起こして家康をおびき出しその間に大坂城を占拠し秀頼を奉ずと、会津の上杉景勝、広島の毛利輝元に密使をおくります。

三月に入り、上杉景勝が新しい城を築いて大量の武器を買い集めているというただならぬ知らせが家康のもとに入ります。逆心の兆し明らかと。

六月十六日、家康は謎の含み笑いを残して大坂城を出立、東へ向かいます。

ドラマ「葵 徳川三代」第6話「多国籍軍」

大坂城を出立した家康は、その夜伏見城に宿泊します。家康は、旧臣の鳥居元忠（笹野高史）に三成が襲うであろうこの伏見城を託すと別れを告げました。

伏見城をたった後、家康は京極高次（小野寺昭）の居城大津城に立ち寄ります。高次にあえて三成の味方のふりをせよと命じる家康。

そのころ、三成のところに越前敦賀城の大谷吉継（細川俊之）が訪れます。三成は、上杉らと江戸を東西から挟み撃ちにする計画を示しました。

ドラマ「葵 徳川三代」第7話「弾刻状」

慶長五年（1600）七月十二日、石田三成は、毛利輝元（宇津井健）を総大将に諸大名を呼応し京大坂を占拠しようと図り、大坂城へ参上します。

十七日には、輝元が徳川家康の留守居役を追い出し西の丸に入りました。三成、輝元らは、まずは伏見城を攻めることに。

二十一日、ついに家康が江戸を出立し、上杉征伐に向かいます。十数万の軍勢が会津へ押し寄せていきました。

ドラマ「葵 徳川三代」第8話「多数派工作」

慶長五年（1600）七月二十四日、小山に到着した徳川家康にはひとつの不安がありました。豊臣子飼いの大名・石田三成の寝返りについてです。

これを阻止するため、家康に抱きこまれた黒田長政（山下真司）は、豊臣家に忠義の厚い福島正則（蟹江敬三）を説得しました。三成を嫌う正則でしたが、豊臣家大事に胸中は揺れます。

八月一日、ついに伏見城が落城し、流れは三成に傾きかけました。

ドラマ「葵 徳川三代」第9話「風雲大垣城」

慶長五年（1600）九月十四日、東軍五万の先陣が大垣城まで七里の清洲城に到着しましたが、互いに静観して、その後五日間動きはありません。軍議が開かれ、まず岐阜城を攻略することになりました。

二十三日、岐阜城を陥落させ勢いに乗る東軍は、さらに大垣城襲撃に向かいます。

二十四日、ついに宇都宮の徳川秀忠（西田敏行）に出陣の命がくだります。

ドラマ「葵 徳川三代」第10話「前哨戦」

大垣城に迫る東軍は、杭瀬川を挟んで赤坂に本営を構え、九月一日、徳川家康（津川雅彦）が３万の兵を率いて江戸を出発します。

しかし、信州小諸に達した秀忠（西田敏行）が、真田昌幸の上田城攻めを決行し、時と兵力を失っていきます。

十四日、家康が赤坂に到着しました。島左近（夏八木勲）は、杭瀬川を渡り奇襲を仕掛け見事に成功しました。

ドラマ「葵 徳川三代」第11話「天下分け目」

徳川家康は待ち続けた秀忠を見限り、敵を野戦に引きずり出すことを決断、明朝佐和山城を攻撃するという偽情報を流します。策は見事に的中しました。

西軍は、関ヶ原にて東軍を迎え撃つため動き出します。

九月十五日午前八時、松平忠吉（寺泉憲）が宇喜多秀家（香川照之）を攻撃、ついに合戦の火ぶたが切られました。

ドラマ「葵 徳川三代」第12話「合戦関ケ原」

徳川家康は、出陣の催促に動かぬ小早川秀秋（鈴木一真）の陣めがけて大筒を放ちます。
うろたえる秀秋は、何と大谷吉継（細川俊之）を攻撃しました。秀秋は、西軍を裏切ったのです。

これに続き脇坂安治、朽木元綱らが次々と東軍に寝返り戦況は一変しました。

石田三成（江守徹）は、一度は自害を決めますが、佐和山城に戻りもう一度合戦すべく伊吹山中に逃げ込みました。

ドラマ「葵 徳川三代」第13話「三成最期」

合戦に敗れた石田三成（江守徹）は伊香郡古橋村の法華寺三珠院（ほっけいじさんじゅいん）善説のもとに身を隠します。

佐和山城の陥落を見届けた徳川家康は草津に到着、そこに毛利輝元（宇津井健）より大坂城明け渡しの申し出がきました。

九月二十一日、三成がついに捕まり、十月一日、六条河原にて斬首の刑に処せられます。

ドラマ「葵 徳川三代」第14話「淀の面目」

徳川家康は、島津討伐の延期を決定します。これに伴い各大名は新しい領地へ向かいました。

家康は、関白位の公家への返上という新たな策略を考えました。そして十二月十九日、五年間にわたって空位であった関白の位を九条兼孝が受けることになります。宮中の突然の宣下に謀略と淀殿（小川真由美）は怒ります。

家康がついに天下取りに動き出しました。

ドラマ「葵 徳川三代」第15話「花嫁は三歳」

慶長六年（1601）三月二十七日、淀殿（小川真由美）をさらに怒らせる事件が起きました。
豊臣秀頼を権大納言に叙した朝廷が、その翌日同じ官位を徳川秀忠（西田敏行）に授けたのです。

家来筋と同列に置かれたと大いに不満の淀殿は、千姫との婚礼も破談にすると憤りますが、家康はいっこうに気にせず、秀忠を江戸に戻らせ関東の地固めを指示しました。

ドラマ「葵 徳川三代」第16話「秀忠の秘密」

慶長六年（1601）十月、徳川家康は伏見に銀座を設置し財政を掌握、さらに朱印船制度を発して貿易を支配し着々と権力の座を固めていきました。

江戸に戻った家康は、秀忠に国政の中心を江戸に移す考えを伝え、年の暮れに家康は江戸より諸大名に初の大号令を出します。
二条城の普請の達しでありました。

ドラマ「葵 徳川三代」第17話「千姫婚礼」

慶長七年（1602）暮れ、お江（岩下志麻）の姉・お初（浪乃久里子）が伏見城の徳川家康を訪ね、淀殿（小川真由美）との仲を取り持とうと一日も早い千姫のお輿（こし）入れを願い出ます。

家康はこれを快諾し、お初を安心させますが、年が明けて二月、淀殿を驚かす通告が大坂城に入ります。それは家康が伏見城にて朝廷より征夷大将軍の宣下を受けるというものでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第18話「異母兄弟」

慶長八年（1603）九月二十一日、徳川家康五男の信吉が二十一歳で急逝しました。
家康は急ぎ越前の秀康（岡本富士太）、尾張の忠吉（寺泉憲）を江戸に招集します。

秀忠（西田敏行）が右大将に任ぜられ勅使が関東に下向する、つまり朝廷が幕府を容認したと告げ、兄弟がひとつになって秀忠を助けよと結束を説きました。

ドラマ「葵 徳川三代」第19話「将軍秀忠」

慶長九年（1604）七月十七日、徳川秀忠（西田敏行）に嫡男・竹千代が生まれ大いに喜ぶ家康でした。

翌年四月二十六日、秀忠が二代将軍の座に就きます。

祝典の席上、家康は人の上に立つ者は心に一匹の鬼を飼わねばならないと秀忠に告げました。それを聞いて心の中が重苦しくなる秀忠でありました。

ドラマ「葵 徳川三代」第20話「二元政治」

慶長十一年（1606）二月八日、徳川家康（津川雅彦）は伊達政宗（すまけい）の江戸屋敷を訪れ、「新将軍になった秀忠（西田敏行）が家康の顔色をうかがっているのはよくない、自分は駿府に隠居する」と告げ、「西国に挙兵が起きたときには頼むぞ」と念を押しました。

一方、秀忠の嫡男・竹千代の養育をお福（樹木希林）に全面的に任せることにします。わが子を奪われ、落胆するお江（岩下志麻）でした。

ドラマ「葵 徳川三代」第21話「偉大なる父」

慶長十二年（1607）元日、徳川家康に第五女・市姫が誕生するものの、喜びもつかの間、家康は心臓の発作で床に伏し、「幕府をつぶすな、豊臣秀頼（尾上菊之助）を一大名として封じ込めよ」と秀忠に遺言するのでした。

さらに、「朝廷工作として政仁（ことひと）親王を奉り市姫を妃（きさき）として入内（じゅだい）させよ」といいます。家康は、自分の娘を皇太子に嫁がせ、やがては中宮にしようと考えていました。

ドラマ「葵 徳川三代」第22話「大御所」

徳川家康は大御所として駿府より権勢をふるいます。そして、朝廷への朝鮮の使者を江戸の秀忠のもとに行かせると、将軍を日本国王殿下と認めさせました。

年の暮れに、駿府城の新築の本丸御殿が焼失してしまいました。
そこで家康は近畿の諸大名に修築の布令を再び発しました。大名の力をそごうとする策略だと、淀（小川真由美）は警戒します。

ドラマ「葵 徳川三代」第23話「宮中重大事件」

慶長十三年（1608）四月上旬。京都所司代の板倉勝重（鈴木瑞穂）が駿府城に駆けつけ、宮中の公家衆の不行状を訴えます。
徳川家康は、関白をかえて公家の放蕩（ほうとう）ぶりをあぶりだせと命じました。

慶長十四年七月四日、関白・九条忠栄は、後陽成天皇の前で天子の女官たちと公家衆の不義密通を糾弾します。

ドラマ「葵 徳川三代」第24話「野望の輪郭」

慶長十五年（1610）二月、徳川家康は板倉勝重を宮中に参上させ政仁親王の即位を迫ります。
家康は、秀忠に政仁親王の即位に伴い市姫を入内させることを告げました。

一方で名古屋城の築城を西国・北国の諸大名に命じ、何と豊臣家にもその役務を課します。
片桐且元（小林稔侍）は、「豊臣家は大名にあらず」と免除を訴るのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第25話「秀頼上洛」

名古屋城の築城の役務に諸大名から不満の声があがりました。徳川家康は直ちに帰国し兵馬を整え、徳川の討伐軍を待てと諸大名を恫喝（どうかつ）します。

三月十一日、家康は京都二条城に入り豊臣秀頼（尾上菊之助）との対面を申し出ました。

二十八日、およそ１万の軍勢に警護され秀頼は二条城に。対面の席上で家康は盃（さかずき）を秀頼に与え主従の逆転を見せつけるのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第26話「派閥抗争」

慶長十七年（1612）。幕府の重臣である本多正信（神山繁）、正純（渡辺いっけい）親子と大久保忠隣（石田太郎）の権勢をめぐる対立が徐々に深まっていました。

年の暮れ、「忠隣に不穏のたくらみあり」との直訴が徳川家康になされます。

ドラマ「葵 徳川三代」第27話「悲憤の開戦」

慶長十九年（1614 ）七月、徳川家康は豊臣家の方広寺大仏殿の開眼供養に難癖をつけます。

さらに、大坂では浪人を集め謀反の動きがあり、豊臣秀頼（尾上菊之助）の所領替えまたは淀殿（小川真由美）を人質に差し出せと迫る家康でした。

ドラマ「葵 徳川三代」第28話「大坂冬の陣」

慶長十九年（1614）秋、大坂城には関ヶ原に敗北した旧大名、浪人となった旧家臣が続々と乗り込んでいました。

十一月十一日、徳川秀忠が十万の軍勢を率いて到着します。

二十六日ついに今福で開戦の火蓋が切られるのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第29話「大坂夏の陣」

慶長十九年（1614）、十二月十八日、徳川家康は二の丸、三の丸を取り壊せば豊臣家の所領安堵（あんど）と淀殿の人質も必要なしと和睦しますが、翌年三月、再び挙兵のおそれありとの知らせが入りました。

五月六日、道明寺にてついに夏の陣が開戦します。

ドラマ「葵 徳川三代」第30話「大坂城炎上」

天守閣に火が放たれ、潔く城と運命を共にすると決意する淀殿と豊臣秀頼でした。

慶長二十年（1615）五月七日夜、とうとう大坂城は炎に包まれます。

明けて八日。淀殿と秀頼は、山里丸の倉に身を潜め、投降を断り自刃とともに倉を爆破するのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第31話「忠輝感動」

慶長二十年（1615）大坂夏の陣後、徳川家康（津川雅彦）は大坂参陣の際に将軍の直参を斬り殺した家康六男・松平忠輝（阪本浩之）に事の真偽を糾問し、勘当を言い渡します。

十一月、鷹狩りをする家康のもとに竹千代の乳母・お福（樹木希林）が駆けつけ、幕府内に竹千代廃嫡のうわさありと申し出ます。

ドラマ「葵 徳川三代」第32話「家康の死」

元和二年（1616）一月二十一日、徳川家康が食あたりで倒れます。

家康は和姫の入内を秀忠に強く託し、世継ぎが絶えることがあれば尾張家、駿府家から将軍を立てよと遺言します。

家康は冥土の土産に秀忠の鼓を聴かせてくれと願います。鼓を打つ秀忠にみとられ、四月十七日、家康は七十五歳でこの世を去ります。

ドラマ「葵 徳川三代」第33話 「東照大権現」

豊臣家の墓所建立計画が進みます。本多正純（渡辺いっけい）は、徳川家康の遺命に背くとふんまんやるかたなく思っています。

松平忠輝（阪本浩之）は不行状が秀忠の怒りに触れ、伊勢朝熊に配流されました。

元和三年（1617）四月十七日、家康のひつぎが日光東照社に移送、壮大な遷宮の儀が執り行われました。家康は東照大権現の名において神とあがめ奉られました。

ドラマ「葵 徳川三代」第34話「御落胤」

元和三年（1617）七月、徳川秀忠（西田敏行）のご落胤（いん）幸松が隠れていた比丘尼（びくに）屋敷に、何とお江（岩下志麻）の使者として常光院（波乃久里子）が乗り込みました。

江戸に戻った秀忠はこの一件を伝えられ狼狽（ろうばい）し、善後策を土井利勝（林隆三）に託します。

十一月八日、幸松は信濃高遠城主・保科正光の養子となり生母・お静（高橋かおり）とともに身を隠すことにします。

ドラマ「葵 徳川三代」第35話「竹千代の屈折」

元和三年（1617）十一月、江戸の大奥で騒動が起きました。徳川秀忠の嫡男・竹千代（山田孝之）が大奥に忍び込み、お江の侍女をはらませてしまうのです。

事の真偽を詰問するお江に対し、お福はこれを強く否定します。お福は青山忠俊（石倉三郎）と善後策を相談、腹の子の父親として身代わりを立てました。

十一月二十一日、竹千代は居を西の丸に移します。竹千代とお江の仲はますます疎遠になりました。

ドラマ「葵 徳川三代」第36話「和姫入内（じゅだい）」

元和五年（1619）七月、徳川秀忠は諸大名を従えて宮中に参内。天子の弟・近衛信尋は藤堂高虎（田村亮）と和姫入内（じゅだい）の密談をします。

一方、秀忠は京都所司代に命じ不良公家の処罰をおし進め朝廷へ圧力をかけました。

元和六年二月、朝廷内で和姫の入内に強く異を唱えていた後陽成天皇の母・新上東門院が崩御。流れが幕府に傾きます。

六月十八日、和姫はその名を和（まさ）子と改め、後水尾天皇の女御となりました。

ドラマ「葵 徳川三代」第37話 「忠直の乱心」

元和七年（1621）二月二十六日、越前・北ノ庄でただならぬ騒動が勃発しました。

徳川秀忠の三女・勝姫（月見恭子）の夫で城主・松平忠直（北直樹）が、こともあろうに家臣の母親を手にかけようとして対立。忠直は軍勢をもって母親もろとも殺害してしまいます。

秀忠は、忠直を江戸に呼びつけますが、忠直は九月の登城時に申し開きをすると返答するも一向に参勤する動きがなく、再三の幕府の使者にも病と偽り応対しないでいます。

ドラマ「葵 徳川三代」第38話「宇都宮釣天井」

元和八年（1622）四月十七日、徳川家康の七回忌御祭礼のために日光東照社に参詣（さんけい）した秀忠のもとに、宿泊予定の本多正純居城の宇都宮城に不審な動きありとの注進がありました。

ドラマ「葵 徳川三代」第39話「将軍家光」

元和八年（1622）十一月、徳川秀忠は家督および将軍職を家光（尾上辰之助）に譲ることを下します。

秀忠は関白・九条忠栄（山下規介）に家光の将軍宣下とあわせ鷹司孝子姫の輿（こし）入れを速やかに進めることを申し出ます。

ドラマ「葵 徳川三代」第40話「親ごころ」

元和九年（1623）十二月、江戸城で将軍徳川家光と鷹司孝子姫（中江有里）の婚儀が執り行われました。

翌年の暮れ、家光は家康も秀忠も成しえなかった計画を、お福にもらします。関東への天子行幸という途方もない考えでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第41話「御対面」

寛永二年（1625）十月、徳川家光（尾上辰之助）が高熱を発し倒れます。病の床で家光は、秀忠に御落胤（ごらくいん）があることを問いただします。

秀忠は、もう一人の弟・幸松の存在を打ち明けました。そこで家光は幸松を呼び戻してほしいと訴えるのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第42話「二条城行幸」

寛永三年（1626）二月、天海大僧正（金田龍之介）は、二条城に行幸あらば徳川家光の面目は十分にたつと賛同します。

家光に恥をかかせられない秀忠は、伊達政宗（すまけい）を宮中に送り談判を命じます。

ドラマ「葵 徳川三代」第43話「女の一生」

寛永三年（1626）九月、徳川幕府がその名誉をかけて行った後水尾天皇の行幸が無事終了、ほっとする秀忠のもとに、お江（岩下志麻）危篤のしらせが入ります。

京を離れることができない秀忠は、次男の忠長（高杉瑞穂）を遣わすのでした。

九月十五日未明、お江の容体が急変しました。

ドラマ「葵 徳川三代」第44話 「皇子降誕」

寛永三年（1626）十一月十三日、中宮和子が皇子・高仁親王を出産。

翌年四月、天皇が高仁親王に譲位の内旨（ないし）を下したとの勅使がありました。
生後四か月の親王に譲位とは合点がいかないと、徳川秀忠は朝廷の真意を突きとめよと命じます。

七月、幕府は宮中に一石を投じました。元和元年以降の紫衣（しえ・僧侶の最高位を表す紫の衣）の勅許を無効とするのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第45話 「春日局」

寛永五年（1628）八月、天皇は天子の位を女一宮に譲ると決めます。
徳川秀忠（西田敏行）は、女帝を絶対に認めてはならないと朝廷にはね返しました。

九月、和子が秀忠待望の第二皇子を出産。が、喜びもつかの間皇子は生後十日であえなく逝去します。

寛永六年八月、家光は宮中の様子を探らせるため、自分の名代としてお福に上洛を命じました。

ドラマ「葵 徳川三代」第46話「女帝即位」

寛永六年（1629）十一月、天皇は中宮和子（酒井美紀）に本日皇位を退いたと告げます。

和子は天皇退位を江戸に急報しました。幕臣たちは大騒ぎしますが、徳川秀忠は黙殺することを決めます。

寛永七年二月、「今年九月に宮中にて即位の大礼を行う」というしらせが入ります。秀忠は、「幕府の同意なくして即位式ができるか」とこれも黙殺するのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第47話「三兄弟」

寛永八年（1631）二月、徳川家光はついに忠長（高杉瑞穂）の登城を差し止めます。
事態を重く見た秀忠は、事の始末は自分がつけると申し出ます。

忠長は水戸家や姉の千姫（大河内奈々子）に仲裁を願いますが、これが家光の怒りをさらにかい、甲斐国に蟄居（ちっきょ）謹慎させられました。

六月、体調不良が続いていた秀忠が重病の床につきます。

十二月、秀忠は侍女のお振が家光の子を懐妊したと聞き喜びました。

ドラマ「葵 徳川三代」第48話 「さらば秀忠」

寛永九年（1632）正月、徳川秀忠への諸大名年賀拝礼は差し止めになりました。

秀忠は義直、頼宣、頼房に、兄の家光の後見を託します。
そして「朝廷に対し武をもって文を犯すことは国のためにならない、分をわきまえ無益な争いを起こさぬことに力を尽くせ」と遺言します。

一月二十三日、秀忠は重体をおし家光を呼び、一目生まれてくる家光の子を見たかったとつぶやきました。
翌二十四日、秀忠は五十四年の波乱の人生に幕を閉じるのでした。

ドラマ「葵 徳川三代」第49話（最終回）「名君づくり」

謹慎中の徳川忠長は、無断で甲斐府中に台徳院殿（秀忠）供養の寺を建立。家光はこれに怒り、忠長の所領である駿河・遠江・甲斐六十五万石を没収、改易して上野国高崎に配流します。

幕府は秀忠亡き後、諸大名を取り締まる大目付を設置するほか、巡見使を諸国に派遣して支配体制を強化していきました。

寛永十年（1633）十二月、高崎城内に幽閉されていた忠長が自害。忠長の行く末を案じていた家光は悲しみに涙します。

ドラマ「葵 徳川三代」の感想や評価・口コミ

脚本家はジェームス三木です。数々の代表作があり、面白くて見ごたえのある作品ばかりです。この「葵徳川三代」も面白くないわけがないです。今放送中の「青天を衝け」のナレーターも徳川家康に語らせていておもしろいと思いましたが、以前すでにこの手法をやっている脚本家もいたことが分かりました。私はこの時代の頃のことが詳しくわかりましたし、この時代の中に入り込んでいるような気がしたほどです。

津川雅彦さんのはまり役と言ってもいいと思う徳川家康をとても自然に演じておられたようです。アドリブかと思うところもありました。

メインの役者さんたちはベテランばかりでちょっと平均年齢が高いような気がしました。しかしこの葵徳川三代が放送された11年後に上野樹里さんが江を演じて向井理さんが秀忠役をやっていらっしゃる大河ドラマが制作されましたが、ちょっと皆爽やかで今風過ぎたので葵徳川三代のほうがリアルな感じで良かったのではないかと思います。俳優さんたちも代替わりしてきましたが、大河ドラマのような重厚なものはあまり期待できないかもと思ってしまいます。

戦国時代が終わって、でも戦国時代の事を知っている年代はまだまだいて、そういう頃のことを詳しくこのドラマで知ることが出来たと思います。今は亡き信長や秀吉のことを生き残った徳川家と徳川についた家臣たちはどんなふうに思っていただろうかと思いをはせて見たりもしました。それから戦がやっとなくなっても徳川家内部で抗争があったり気を休めることが出来ないと江とその周囲の人たちは思っていたのかもしれませんですね。

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