『笑の大学』取調室で内野聖陽と瀬戸康史が対峙するビジュアル公開


PARCO劇場開場50周年記念シリーズとして上演される三谷幸喜の傑作二人芝居『笑の大学』。この公演ビジュアルが公開された。ビジュアルでは、緊張感の漂う警視庁の取調室で内野聖陽と瀬戸康史が対峙する姿が描かれている。

ビジュアル撮影でのお互いの印象について、内野は「(瀬戸は)若いのに技術や魅力をたくさん持ってらっしゃる方なので、稽古中もクリエイティブないい稽古場になるような予感がしてすごくワクワクしています」と語った。瀬戸も「内野さんは無骨な役からコミカルな役まで幅広く演じられている印象なので、今作では内野さんと僕でしかできない掛け合いや空気感が出せればいいなと思います」と、互いにリスペクトを口にしていた。本番での二人の掛け合いに期待が高まる。

三谷幸喜の『笑の大学』は、ファンの間でも特に人気の高い作品であるのにも関わらず、1998年以来1度も日本で公演が行われてこなかった作品。来年2023年にPARCO劇場が開場50周年を迎えることを記念し、PARCO劇場をホームグランドとしてきた三谷が四半世紀ぶりに上演作として選んだ。

本作に出てくるのは、検察官と劇団の座付き作家の男二人。。警視庁の取調室を舞台に、「喜劇」の台本を巡って相対する男二人のドラマが描かれる。

検閲官 向坂睦男(さきさかむつお)役には、三谷に「内野さんの『向坂』が見たいと思った時から、今回のプロジェクトは始まった」と言わしめた内野。そして、劇団「笑の大学」の座付作家椿一(つばきはじめ)役には、三谷が今最も頼りにしている俳優の一人である瀬戸が選ばれた。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『笑の大学』は、2023年2月8日(水)から3月5日(日)まで東京・PARCO劇場にて上演後、新潟・長野・大阪・福岡・宮城・兵庫・沖縄を巡演する。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『笑の大学』公演情報

上演スケジュール・チケット

【東京公演】2023年2月8日(水)~3月5日(日) PARCO劇場
【新潟公演】2023年3月11日(土)・3月12日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
【長野公演】2023年3月18日(土)・3月19日(日) まつもと市民芸術館 主ホール
【大阪公演】2023年3月23日(木)~3月26日(日) サンケイホールブリーゼ
【福岡公演】2023年3月30日(木)~4月2日(日) キャナルシティ劇場
【宮城公演】2023年4月6日(木)~4月9日(日) 電力ホール
【兵庫公演】2023年4月13日(木)~4月16日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【沖縄公演】2023年4月20日(木)・4月21日(金) 那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場

<チケット>
【東京公演一般発売】2023年1月7日(土)

スタッフ・キャスト

【作・演出】三谷幸喜

【出演】
内野聖陽 瀬戸康史

あらすじ

戦時色が濃厚になる昭和15年。
登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男(さきさかむつお)と劇団「笑の大学」座付作家・椿一(つばきはじめ)。非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。

公式サイト

【公式サイト】https://stage.parco.jp/program/warai






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