舞台『いまを生きる』開幕!佐藤隆太らが伝える「精一杯生きることの大切さ、尊さ」


2021年1月16日(土)に東京・新国立劇場 中劇場にて佐藤隆太主演の舞台『いまを生きる』が開幕した。本作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を元に、2016年10月から12月にかけてオフブロードウェイで舞台化された作品。日本では2018年に初演された。

今回は、生徒役として新たに佐藤新(ジャニーズJr.)、瀬戸利樹、影山拓也(ジャニーズJr.)、基俊介(ジャニーズJr.)、三宅亮輔、市川理矩が参加。このほか、小向なる、飯田基祐、佐戸井けん太らが出演している。

物語の時代は、1959年。バーモントの全寮制学院ウェルトン・アカデミーの新学期に、同校OBの英語教師ジョン・キーティング(佐藤隆太)が赴任してきた。時を同じくして転校生のトッド(佐藤新)もウェルトン・アカデミーに編入した。ノーラン校長(佐戸井)の指導の下、厳格な規則に縛られている学生たちに、キーティングは「教科書なんか破り捨てろ」と言い放ち、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。

キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑う生徒たちだったが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えや、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていった。ある日、生徒のニール(瀬戸)は学校の古い学生年鑑を読み、キーティングが学生時代に「Dead Poets Society(死せる詩人の会)」というクラブを作っていたことを知る。ニールは同級生のチャーリー(三宅)やノックス(影山)らとともに、近くの洞窟でクラブを再開させ、トッドも、誘われるままクラブに加わった。

彼らは自らを語り合うことで、自分がやりたいものは何か自覚していく。ノックスは偶然知り合ったクリス(小向)に恋をし、チャーリーは女子学生を学院に入学させるべきだと主張する。ニールは俳優を志して『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決心するが、ニールの父親(飯田)からは舞台に立つことを反対されてしまう。そして・・・。

舞台『いまを生きる』東京公演は、1月31日(日)まで新国立劇場 中劇場にて。その後、2月11日(木)から2月14日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、2月20日(土)・2月21日(日)に愛知・東海市芸術劇場にて上演。上演時間は、2時間15分(休憩なし)を予定。

なお、東京公演のチケットについては、緊急事態宣言が発令された1月7日時点で劇場キャパシティの50%の販売数を越えていたため、当日券も含めて新たなチケット販売は行われない。また、緊急事態宣言期間(2月7日までを予定)以降に実施の大阪・名古屋公演については、これまで通り感染予防対策を徹底の上、現時点では変更なく上演される予定とのこと。

コメント紹介

◆佐藤隆太
この作品は「いまを精一杯生きることの大切さ、尊さ」がテーマなので、このような時期だからこそ、お芝居を通して、堅苦しくなく伝えることができたらと思っています。
お客様には安心して観て頂けるよう、対策なども試行錯誤しながら、いつも以上に緊張感を持って、ここまできました。今回、再演ではありますが、新しいキャストの方々を迎え、全く違う教室の雰囲気になっています。初めて観る方々はもちろん、初演を観たことのある方々にも、新鮮な気持ちで楽しんで頂けると思います。

◆佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)
佐藤隆太さんをはじめ、他の俳優の方々と一緒に演技ができることを光栄に思っています。今はとにかく本番を迎えられることが嬉しいです。今回はピアノとチェロの生演奏があり、臨場感のある舞台がお届けできると思います。この「いまを生きる」という公演を通じて、僕たちのお芝居の成長も観て頂きたいです。

◆瀬戸利樹
この状況下の中、最終日まで稽古を終え、幕が上がることを嬉しく思います。このカンパニーは隆太さんのおかげで楽しく、伸び伸びとお芝居をさせていただき、先生と生徒たちの関係性が舞台上にも表れていると思います。ニールは人に対する「思いやり」の気持ちが強い人物なので、演じていくうえで、言葉選びの大切さを学びました。それらの言葉を噛みしめながら、いまを生きたいと思います。

◆影山拓也(IMPACTors/ジャニーズJr.)
僕自身、昨年春に予定されていた舞台が中止になってしまったこともあり、今回幕を上げられるということが嬉しく、作品を届けられることに幸せを感じます。大変な世の中ですが、劇場に足を運んでくださる皆様には感謝に溢れ、客席の反応が楽しみです。佐藤隆太さんをはじめ、周りのキャストの皆さんと共演できる貴重な時間を最後まで噛みしめながら、頑張っていきたいと思います。

◆基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)
新国立劇場の舞台に立つのは初めてなので、今はとても緊張しているのですが、キャスト、スタッフの皆様と稽古をしてきたなかで、とても素敵な雰囲気を作り上げてきました。大変な時期ではありますが、ご来場いただく皆様に感謝をしながら、無事に千秋楽を迎えられるようにがんばりたいと思います。

◆三宅亮輔
もう初日かと思ってしまうくらい、あっという間の1ヶ月でした。ここから本番を迎えていくなかで、どう転がっていくかが楽しみです。キャスト同士の仲がとても良く、それが芝居にも出ていると思いますし、演じていて楽しいです。こんな時期だからこそ、自分たちが一生懸命やることで、「いまを生きる」ということが伝わると思います。キーティング先生の言葉はどんな人にも響くと思うので、一緒に耳を傾けてほしいです。

◆市川理矩
まず、初日を迎えられることがすごく嬉しいです。キャスト同士の雰囲気がとても良いので、その雰囲気を保ちながら、体調管理をしっかりして、最後までがんばりたいです。キーティング先生と出会い、キャメロンがどんな決断をするのか、是非ご覧ください。

公演情報

『いまを生きる』
【東京公演】2021年1月16日(土)~1月31日(日) 新国立劇場 中劇場
【大阪公演】2021年2月11日(木)~2月14日(日) サンケイホールブリーゼ
【名古屋公演】2021年2月20日(土)・2月21日(日) 東海市芸術劇場

【演出・上演台本】上田一豪

【出演】
佐藤隆太
佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)、瀬戸利樹、影山拓也(IMPACTors/ジャニーズJr.)、基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)、三宅亮輔、市川理矩/
小向なる、飯田基祐、佐戸井けん太

【公式サイト】https://www.imawoikiru.jp/

(撮影/taro)

 

チケットぴあ
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。