2021年8月から9月にかけて、『喜劇 老後の資金がありません』の上演が決定した。原作は、2015年に刊行され26万部を突破した垣谷美雨の小説「老後の資金がありません」(中公文庫刊)。大ベストセラーの初舞台化で、渡辺えりと高畑淳子が舞台初共演にしてW主演を果たす。
このほか、羽場裕一、宇梶剛士、長谷川稀世、松本幸大(ジャニーズ Jr.)、原嘉孝(ジャニーズ Jr.)が出演する。脚色・演出はマギーが担当。
描かれるのは、2人の女性を中心に、様々な壁にぶつかりながらも懸命に奮闘する人々の姿。老後2,000万円問題が話題になり、先行きの見通せない老後に大きな関心が集まっている今、“喜劇”として泣き笑いしながらも、大いに共感を呼ぶ作品になりそうだ。
新橋演舞場8月、大阪松竹座9月公演『喜劇 老後の資金がありません』は、8月13日(金)から8月26日(木)まで東京・新橋演舞場、9月1日(水)から9月15日(水)まで大阪・大阪松竹座にて上演される。
あらすじ
普通の主婦・後藤篤子(渡辺えり)は、家計に無頓着な夫の章(羽場裕一)、大人しく頼りない長女・さやか、 優秀な息子・勇人(原嘉孝)と平凡な4人家族。子育ても落ち着き、契約社員として働きながらコツコツと老後の資金を貯めていた。
篤子の月1回の楽しみは生花教室。教室の若い教師・城ケ崎(松本幸大)は生徒の憧れの的だった。その生花教室で一番仲の良い友達・神田サツキ(高畑淳子)との喫茶でのおしゃべりはストレス解消の大切なひと時。神田サツキは夫・克也(宇梶剛士)と小さなベーカリーを営んでいた。
そんな中、次々と篤子の“老後の資金”が減っていく事態が起きる・・・。長女・さやかの派手な結婚式資金、舅・英明と姑・芳子(長谷川稀世)への仕送り資金、篤子の職場からの突然の解雇、さらには舅が亡くなったことによる葬式資金、夫の会社が倒産・・・。
一方サツキは、実は認知症の姑・竹乃の年金を当てにしていた。さらにその姑は失踪しており、サツキは役所の家庭訪問の際、芳子に身代わりになってほしいと頼みます。これはもしかして年金詐欺になるのでは・・・!?
公演情報
新橋演舞場8月、大阪松竹座9月公演
『喜劇 老後の資金がありません』
【東京公演】2021年8月13日(金)~8月26日(木) 新橋演舞場
【大阪公演】2021年9月1日(水)~9月15日(水) 大阪松竹座
【原作】垣谷美雨(中公文庫刊)
【脚色・演出】マギー
【出演】
渡辺えり、高畑淳子、羽場裕一、宇梶剛士、長谷川稀世、松本幸大(ジャニーズ Jr.)、原嘉孝(ジャニーズ Jr.)
【松竹公式サイト】https://www.shochiku.co.jp