『ヨーロッパ企画のYou宇宙be』第1回放送ゲストにチョコレートプラネット&月ノ美兎が決定

2020年11月27日2024年7月25日

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11月27日（金）深夜1：35よりフジテレビで放送開始する『ヨーロッパ企画のYou宇宙be』。記念すべき第一回放送のゲストが、チョコレートプラネットとYouTubeチャンネル登録者数60万人越えを誇る人気バーチャルライバー・月ノ美兎であることが明らかになった。

この番組は、京都を中心に活動をする大人気劇団「ヨーロッパ企画」とフジテレビがタッグを組み、新感覚SFバラエティー番組を制作。11月27日から来年３月まで、不定期で全５回のシリーズを放送。ドラマあり、コントあり、はたまたドキュメンタリーありの新感覚SF総合バラエティー番組となっている。

記念すべき第一回放送のゲストは、チョコレートプラネットと月ノ美兎に決定。チョコレートプラネットのコント道具を自ら作成している長田庄平と「ヨーロッパ企画」の発明王・酒井善史で発明バトルが行われることに。そして、月ノ美兎が出演するパートでは、「ヨーロッパ企画」のメンバーが月ノ美兎のゲーム実況を実況するという。

さらに、「ヨーロッパ企画」のゲームを“草”と評したTwitterユーザーたちに挑戦状を叩きつけるべく、新ゲームを作り上げるドキュメンタリー企画も。このドキュメンタリーは、全５回に及ぶ通し企画となる予定で、ゲーム自体の完成は2021年2月を目指すという。その他にも番組内では、宇宙船パートやショートコンテンツのパートなど、多彩でかなり濃い内容を持つ全13コンテンツをお送りする。また、宇宙船パートの音楽は、ヒップホップアーティストである、かせきさいだぁが手掛け、番組を盛り上げる。

また、本番組は公式ホームページを開設し、積極的にテレビとWEB配信の連動を図る予定で、本編中のQRコードをかざすことで番組公式ホームページに遷移し、番組関連コンテンツも確認することができる。地上波放送のみならず、WEB配信とも連動を図るインタラクティブな展開にもぜひご期待いただきたい。また、無料配信のFODやTVer、有料配信のFODプレミアムでも放送後に配信を予定している。

11月27日（金）放送情報

コンテンツ①：宇宙船パート
episode1：『宇宙の長い午後』
長旅のあと、ミッションに嫌気がさしているリコたち。そこへ、宇宙船が、なぞの動画電波をキャッチ。見てみると、妙に「時間もの」にこだわった動画ばかりで…？

コンテンツ②：時間逆行ショートムービー『トネッテ』
【監督】山口淳太
【出演】本多力、土佐和成他

コンテンツ③：メイキング『トネッテができるまで』

コンテンツ④：『上田誠、自作の時間映画を語る。』
【出演】上田誠
【ゲスト】松居大悟／実況方式）

コンテンツ⑤：コント『今』
【出演】石田剛太／一人コント

episode2：『たったひとつも冴えない発明』
ディレクター・ナカガワに、ビデオメッセージで叱られるリコ。バエるレポートをしなきゃいけない、なんて知るか。そこへまた、謎の動画電波。それは、発明にまつわる動画ばかりで･･･。

コンテンツ⑥『ビデオチャットでSF登場する発明』
【出演】酒井善史／発明動画

コンテンツ⑦：『酒井のソウルトランサーはいかにして千秋楽に間に合わなかったか』
【出演】酒井善史、大歳倫弘／実況方式

コンテンツ⑧：『チョコレートプラネットと酒井が発明品を見せあう』
【出演】チョコレートプラネット、酒井善史他

コンテンツ⑨：ほこ×さけ『絶対に立てない斜面 VS 絶対に立つ酒井』
【出演】酒井善史、小林欣也他

コンテンツ⑩：発明ドラマ『はつめけ！イコちゃん』
【監督】柴田有麿
【出演】藤谷理子、日下七海、角田貴志、中川晴樹

episode3：『世界のすみっこで愛を叫んだ志ず江』
辺境のビデオショップ「スタ屋」に着陸した一同。そこには、寂しげな店主（スミタ）がいて、奇妙なアニメを紹介してくるのだった。

コンテンツ⑪：アウトサイダーアートアニメ『志ず江』
【監督】角田貴志

コンテンツ⑫：漫画『A TONCHI ODYSSEY』
【監督】角田貴志

episode4：『草よ！草よ！』
宇宙船に、近づいてくる宇宙海賊がいて…！と思ったらそれは、ゲーム好きの宇宙ゲーム海賊（スワ）であった。おススメゲームをおしえてくれ、そして、それにまつわる動画を見せてくれる。

コンテンツ⑬：『MKH（もう草は生やさせない）プロジェクト』
【出演】諏訪雅、石田剛太、角田貴志、月ノ美兎／新ゲームを開発するプロジェクト

【番組全体のあらすじ】
20XX年、人類が宇宙へと進出している世界。エンターテインメント界は、コンテンツ大航海時代！メディアの垣根はなくなり、動画、アニメ、配信、ドラマに映画、過去のアーカイブに海外作品･･･。そんな中、テレビ局「ヒュージテレビ」は生き残りと威信をかけて、大型宇宙ロケ番組「ことほど！ザ・ユニバース」を立ち上げた！

主人公は、この「ことほど！ザ・ユニバース」のロケクルーたち。予算がべらぼうにかかるため、宇宙船は払い下げのもの。クルーも少人数。というかほとんどロボット。それでも、まだみぬエンターテインメントのフロンティアを求めて、果敢に宇宙をかけるテレビクルーたちであった。

とはいえ、いざ宇宙へ行く羽目になったスタッフは、たまったものではなく。「6次元クジラを追え！」というよくわからないミッションを課せられた。局員リポーター・リコ（藤谷理子）は、不満たらたら。それをなだめるスタッフロボ・ナッガーノ（永野宗典）とザカイ（酒井善史）。宇宙の長旅は退屈であり、ネットも入らず。ミッション達成のめども立たず･･･。

そこへ飛んでくる、謎めいた動画電波。こんな深宇宙に、いったい誰が送ってきたのか。映像をみたところ、地球のやつらが作っているっぽいが、出所は不明。というか、へんてこでギークな動画ばかり。一体、何が目的なのだろう･･･。道中、リコたちは、宇宙のレンタルビデオ屋や、宇宙海賊に遭遇しながら、6次元クジラの謎を、そして動画群の謎を、追いかけるのであった。

コメント紹介

◆上田誠（総合演出・構成）
夜に起きていることが多く、そうすると宇宙船の中にいることになります。ひとりで思索し、マンガを読み、日記を書き、宇宙食を食べ、誰もいない台所に潜む宇宙生物におびえ、時おり通信を打ってみたりして。返信が来ると他にも文明があったみたいでうれしく、妙に長く電信のラリーが続いてしまったり。そして、今は昼間でも、それぞれの宇宙船にいるようになりました。宇宙嵐に邪魔されながらビデオ通話で繋がり、他の船と電信につぐ電信を重ねながら、この番組はできました。

元々ヨーロッパ企画は劇団で、そして地球にいました。このたびの宇宙時代の到来をきっかけに、何か今までにやったことのない、新しい作りかた、発信のしかたができるんじゃないか、と考えて、色々やってみたのがこの番組です。グリーンバックでのコント撮影、コンパクトながら実験的なドラマ、リモート撮影でのトーク企画、個々が作るアニメやひとりムービー。宇宙遺跡から掘り出したようなハードディスクからは、眠っていた色んな映像が出てきました。それらを再編集し、遺志を受け継いだような企画もあります。

ゲストも異文明で面白い方々ばかりです。チョコプラさんとは発明品を見せあい、松居大悟さんとは時間映画について語りました。いずれも何光年か離れたようなリモートです。昔作ったゲームには月ノ美兎さんをはじめいろんな実況者やSNSユーザーによってラピュタのように草が盛大に生やされていたので、払拭すべくもういちどゲームを作るということもやってみます。“ちょっとこれは過積載だぁ”なんて思っていたら、かせきさいだぁさんも音楽を添えてくださいました。

夜に起きているスターシードたちに送る、我々からの文明をつめた通信です。電波は全部で５回、送ります。まずはファーストコンタクト。受け取ってもらえますように」