林翔太主演で『キオスク』上演!キャストに橋本さとし、一路真輝、山路和弘ら

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昨年12月から今年1月にかけてリーディングシアターとして上演された『キオスク』が、林翔太を主演に迎え、戯曲版で日本初演されることが決定した。

本作はオーストリアの人気作家ローベルト・ゼーターラーによる同名小説を作者本人が戯曲化し、ウィーンで初演された作品。日本では昨年に、末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)主演、石丸さち子上演台本・演出で小説を基にリーディング版として創造。今回はローベルト・ゼーターラー本人による戯曲版を、より視覚的に、演劇的な身体を駆使して上演する事を目指しているとのこと。

本作で描かれるのは、ウィーンのキオスク(タバコ店)で働くことになった17歳の青年フランツの、さまざまな大人たちとの交流や初恋を通じた波乱の成長と、ウィーンで出会った愛するものを通して政治、世情と向き合う物語。主演を林翔太が担う。

ほか出演者には橋本さとし、大空ゆうひ、上西星来(東京パフォーマンスドール)、吉田メタル、堀文明、そして一路真輝と山路和弘が名を連ねている。

◆林翔太
この度、ストレートプレイ「キオスク」日本初演でフランツ・フーヘル役を演じさせていただくこととなりました林 翔太です。ストレートプレイの主役を務めさせていただくのは初めてで、どのような感じになるのか、全く想像がつきませんが、新しい発見もありつつ、自分にとってまた一つ階段を上がれるような作品になると思うと、今から凄く楽しみです!

そして、今回演出してくださる石丸さち子さんとご一緒させていただける事もたいへん光栄で楽しみの一つです。今回の舞台で新たな林 翔太として殻を破れるように、誠心誠意ぶつかっていきたいと思います。さらに素敵な共演者の方々に囲まれて学びながら表現者として稽古場にいられる事、皆さんと舞台に立てる事もとても楽しみです!

僕が演じさせていただくフランツが抱く思いや悩み、期待や不安など細かいところまで観に来てくださるお客様に伝えられるように、そして皆様の心に何かを残せるように、精一杯やらせていただきます!よろしくお願い致します。

『キオスク』は以下の日程で上演。ほか各地公演も予定されているとのこと。

【兵庫公演】2021年1月22日(金)~1月24日(日)
【東京公演】2021年2月11日(木・祝)~2月21日(日)

目次

あらすじ

1937年、ナチスドイツが台頭するウィーンに、自然に恵まれた湖畔で母親と二人暮らしだった17歳のフランツがやって来る。母の経済的後ろ盾の男性が落雷事故で急死し、働きに出されたのだった。

フランツはタバコ店の住み込み見習店員となり、母の知人である店主からさまざまな事を学ぶ。また、店の常連客である精神分析学者フロイト教授との出会いは、無垢なフランツの心にさまざまな影響をもたらし、教授は彼に人生を楽しみ恋をするよう忠告を与える。

ボヘミア出身で謎めいた年上の女性アネュシカに心を奪われるフランツ。人生に関する名言が印象的な最晩年のジークムント・フロイト。ウィーンでフランツの自立の扉を開くタバコ店の店主・オットー・トゥルスニエク。時代の激動にのみ込まれていくオーストリア・ウィーンで青春の炎を燃え上がらせながら、厳しい世情の中フランツは思いもかけなかった経験を重ねていく・・・。

【公式サイト】https://www.kiosk-stage.com/

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