椎名桔平と河原雅彦の初タッグで『オリエント急行殺人事件』が再び舞台に

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アガサ・クリスティー生誕130周年となる2020年、傑作小説「オリエント急行殺人事件」が2019年に続き舞台として上演されることが決定した。主演を務めるのは椎名桔平、演出は河原雅彦が手掛ける。椎名と河原がタッグを組むのは、これが初。

「オリエント急行殺人事件」は1934年英国での出版以降、名探偵ポアロが軽妙に事件を解決する様が世界中の人々を魅了し、長岐に渡りドラマ化、映画化されてきた。舞台としても、2019年夏に満を持して日本初演の幕を開け、巧みに構成されたコメディと心理会話劇として好評を博した。その時の演出を手掛けたのも、河原である。

上演に向け、椎名は「半世紀以上前に書かれた物語にも関わらず、今なお世界中で支持されている作品。しかもあのポアロ役を演じることに期待と不安が入り混ざっていますが、観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています」とコメント。

さらに「今回初めてタッグを組む、演出の河原雅彦さんとは互いの経験値を織り交ぜながらも、河原さんの作り出すオリエント急行の世界観の中にどっぷりと浸ってみたいと感じています。コロナ禍の今、その閉塞感や先の見えない不安といったものが、この作品に共通しているのではないかと感じています。有名な小説なので結末をご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、是非とも晴れやかな気分で劇場を後にしてもらいたいと思っています」と言葉を寄せた。

舞台版『オリエント急行殺人事件』は、12月8日(火)から12月27日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演される。椎名以外の出演者、チケットの先行スケジュールなどは、後日発表とのこと。

【公式サイト】https://www.orientexpress-stage.jp/
【公式twitter】@orient_St

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目次

あらすじ

豪華寝台列車で起きた密室殺人事件――。容疑者は、乗客全員。
シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。
列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きたー乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが鍵のかかった寝室で殺されたのだ。鉄道会社から捜査を頼まれたポアロは聞き込みを開始するが、乗客全員からは完璧なアリバイが――。
ポアロはこの謎を解けるのか。
そこには、思いもしない結末が待っていた・・・。

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