科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』改変 いくさ世の徒花の記憶 開幕!和田琢磨「お芝居できる場に感謝」

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2020年7月16日(木)に、科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶(いくさゆのあだばなのきおく)が開幕した。本作は、末満健一が脚本・演出を手掛ける舞台『刀剣乱舞』(通称:刀ステ)シリーズの最新作。開幕にあたり、公開ゲネプロの舞台写真とキャストコメントが届いた。

本作は、もともと2020年夏に4都市での公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、想定していた「綺伝 いくさ世の徒花(いくさゆのあだばな)」を改変し、「科白劇(かはくげき)」という新形態での上演を決めた。

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登場する刀剣男士は、8振り。歌仙兼定(和田琢磨)、山姥切長義(梅津瑞樹)、そしてにっかり青江(佐野真白)、亀甲貞宗(松井勇歩)、獅子王(伊崎龍次郎)、篭手切江(大見拓土) 、古今伝授の太刀(塚本凌生)、地蔵行平(星元裕月)が刀ステに初登場。細川ガラシャ(七海ひろき)らがいる「特命調査 慶長熊本」にまつわる物語が紡がれる。

以下、出演者からのコメントを紹介。

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◆和田琢磨(歌仙兼定役)
昨今の世の状況の中、お芝居できる場をいただけることに一役者として感謝いたします。同時に感染予防に努め、千秋楽の幕が下りるまで安全に公演が行えるよう、いつも以上に気を配って参りたいと思います。そして何より、お客様に舞台『刀剣乱舞』ってやっぱり素晴らしいよねと感じていただけるよう、精一杯役を生きたいと思います。

◆梅津瑞樹(山姥切長義役)
こうして約1年ぶりに舞台『刀剣乱舞』の世界に帰ってくることができてとても嬉しく思っています。我慢に我慢を重ねた末、ようやく皆様の前でお芝居ができる。この今にも溢れ出しそうなパッションを、今この時を共に生きるからこそ通ずる表現に乗せて、お届けします。

◆佐野真白(にっかり青江役)
いつか必ず立ちたいと夢見た舞台『刀剣乱舞』に出演させていただけること、大変嬉しく思います。今まで以上に互いの安全に気を配る稽古。歯がゆい距離、その分想いを届ける熱量は高く、心の距離はものすごく近くに感じています。舞台『刀剣乱舞』の灯をスタッフ・キャスト一同、そして皆様と共に灯せることに感謝をして、精一杯努めさせていただきます。にっかり青江と共に。最後の一幕まで、どうぞよろしくお願いいたします。

◆松井勇歩(亀甲貞宗役)
コロナ禍により公演延期と内容変更、正直公演を“諦める”という言葉が脳裏によぎることもありました。ですがいくつもの困難と戦い、末満さん、そして舞台『刀剣乱舞』に関わるすべての皆さんが公演を届けるところまでもってきてくださいました。”戦い続ける座組み”、ここからは僕たち役者が、紡いでこられた舞台『刀剣乱舞』を受け継ぎ、戦っていきたいと思います。
皆様どうぞ、よろしくお願いします。

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◆伊崎龍次郎(獅子王役)
今とてもワクワクしています。この期間の中で新しく生まれた科白劇という形、ソーシャルディスタンスなどの制約の中で末満さんを先頭にキャスト・スタッフの皆さんが文字通り一丸となり、妥協せずに作り上げてきた本作が、皆様にお届けできる日を無事に迎えることができたからです。きっとたくさんの悩みや葛藤の上に生まれた本作が、観に来てくださる皆様の心にあたたかい灯をともせることを願って、板の上から全力で本作をお届けしたいと思います。

◆大見拓土(篭手切江役)
この時期に舞台に立てること、そして刀剣男士として舞台に立てること、とても有り難く、幸せに思います。短い稽古期間でしたが、キャスト・スタッフ全員で集中して充実させることができたと思います。
最高のカンパニーに居られることがとても嬉しいです。本作は「ソーシャルディスタンス」を守ってお届けします。もちろんキャストの安全もありますが、お客様に安心してご覧いただけるように稽古場から試行錯誤を繰り返し作り上げてきました。なので、ご来場いただく方は心の底から楽しんでくださいね!
僕も全力で舞台『刀剣乱舞』の世界を楽しみます。
さあ、すていじおうぷんだ!

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◆塚本凌生(古今伝授の太刀役)
舞台『刀剣乱舞』には初参戦となります。
多くの方に愛されている作品でとても緊張していましたが、たくさんの方に支えていただいてここまで来ることができました。皆様への感謝をこめて、最後まで駆け抜けたいと思っています!
僕が愛する古今伝授の太刀を余すことなく皆様にお届けできるよう精一杯演じますのでよろしくお願いします!

◆星元裕月(地蔵行平役)
今回、こうして刀ステの世界に携われますこと、心より光栄に思います。今回の公演ではコロナ禍の最中で当初予定されていた公演は叶わずとも、今しかできないことを尽くすことで「奇跡」のステージをお客様へお届けできると感じております。そんな奇跡の花が咲く刹那をすべての方へ。
己のすべてをこのステージに懸けて参ります。

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◆七海ひろき(細川ガラシャ役)
舞台『刀剣乱舞』は、本当に愛されている作品だなと改めて感じています。稽古中は毎日必死でしたが、キャスト・スタッフの皆さんと濃い時間を過ごすことができました。そしていつも応援してくださる皆様の温かい声援がとても励みになっております。何より舞台に立てることの幸せを感じて、観に来てくださるお客様、配信を見てくださるお客様が喜びと幸せな気持ちを胸に抱いてくださいますよう、千秋楽まで全員でこの世界を生き抜き、細川ガラシャとして精一杯努めて参ります。

このほか、大友宗麟役として三浦浩一、細川忠興役として早乙女じょうじ、黒田孝高役として山浦徹、高山右近役として黒川恭佑、小西行長役として堀田勝、大村純忠役として石原正一、有馬晴信役として船木政秀が出演。

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本作は「科白劇」。「科」とは、芝居の動作や仕草の意味。「白」は話す言葉を指す。現在の情勢において、なかなか以前のような形での公演を打つことができない。そこで、“今できること”を最大限活かし取り組んできた刀ステカンパニー。丁寧に新たな演劇の形を模索していた。

ステージ上では、芝居をしながらも常にソーシャルディスタンスを保つ。計算されつくしたミザンス(立ち位置)は、もどかしい距離を最大限に活かす。また、本作には講談師の神田山緑の参加しており、その存在もゲームのシステムになぞらえながら巧みに生かされていた。

感染症対策にも、様々な工夫があった。まず、ステラボールでは入り口を映画館側に限っている。しながわ水族館側の入り口はステラボール入場には使用できないようになっているので導線にご注意を。入場時にもソーシャルディスタンスを確保できるよう足元にマークがされている。手指消毒はもちろん、靴裏消毒も行う。

舞台上の俳優たちは口元のフェイスシールドを着用。最前列(今回はC列)の観客にもフェイスガードが配布され、スタッフが全員きちんと着用できるように見回っていた(フェイスシールドには両面に保護フィルムがついているので開演前に剥がしておくと視界良好だそう)。使用しない客席はガムテープで止められており、無駄に触る場所を増やさないような対策も見られた。

劇場内は換気のため、かなり寒い。ブランケットの貸出などもできないため、これまで以上に観客側も備えが必要だ。荷物を床に置くこともできれば避けた方が良いので、何か下に敷くものや袋を用意しておくと良いかもしれない。

刀は戦に出てこそ、役者は舞台に立ってこそ。伝えきれない心を詠うように、表現の自由を求めて“戦い続ける座組”は進む。劇場まで足を運ぶのが困難だったり、不安を抱えている人も多いかもしれないが、それぞれの方法で作品に触れ、心動く瞬間を感じてほしいと思う。
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科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶は、7月16日(木)から8月2日(日)まで品川プリンスホテル ステラボール、8月4日(火)から8月9日(日)まで日本青年館ホールにて上演。上演時間は約2時間20分を予定。

なお、8月9日(日)17:00からの大千秋楽公演では、DMM.comにて独占ライブ配信が行われる。

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ライブ配信概要

【配信公演】8月9日(日)17:00~ 大千秋楽公演
【配信形式】ライブ配信+見逃しパック(再ライブ配信+ディレイ配信)
【ライブ配信時間】8月9日(日)16:30~ライブ配信終了まで(予定)
【再ライブ配信時間】8月10日(月)20:00~再ライブ配信終了まで
【ディレイ配信期間】8月13日(木)18:00~8月16日(日)23:59
【販売価格】3,700円(税込)
【予約販売期間】8月9日(日)ライブ配信終了まで

【公式サイト】https://stage-toukenranbu.jp/
【公式Twitter】@stage_touken

(C) 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 (C) 2015-2020 DMM GAMES/Nitroplus

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