2019年10月10日（木）に、舞台と舞台裏を見学して日本の古典芸能を感じるツアーとして、神奈川・横浜能楽堂で「秋の特別見学会」が開催される。昼の部、夜の部の2回行われる見学会は、昼の部は予約なしの当日先着125名、夜の部は申し込みが必要で先着75名（9月1日予約開始）が参加できるという。
「能楽」はユネスコの無形文化遺産に指定されているが、その能楽専門の舞台が神奈川・横浜にある。横浜能楽堂の本舞台は明治8（1875）年に旧加賀藩主・前田斉泰邸に建築され、大正8（1919）年に東京染井（現在の駒込）の松平頼寿邸に移築されて「染井能楽堂」と呼ばれ、昭和40（1965）年の解体まで親しまれてきた。今回見学会が行われる舞台は、保存されていた部材を復原・活用したものだという。
また、「秋の特別見学会」は、紅葉ケ丘の5つの公共文化施設(神奈川県立音楽堂・神奈川県立青少年センター・神奈川県立図書館・横浜市民ギャラリー・横浜能楽堂)が連携して開催する「紅葉ケ丘まいらん 2019・秋」スタンプラリー(10月10日[木]～10月14日[月・祝])の対象イベントにもなっている。
横浜能楽堂「秋の特別見学会」は10月10日（木）に開催。詳細は以下の通り。
【昼の会】 昼2:00～3:00
無料・予約不要 先着順 定員125名
横浜市民ギャラリーの学芸員によるギャラリーツアーとの連携企画
【夜の会】 夜7:00～8:00
無料・要予約 定員75名
日本国内でも珍しい木の貯水槽をご覧いただく特別企画
9月1日(日)12：00から先着順(定員になり次第受付終了)。電話またはメール(nougaku＠yaf.or.jp)で申込み可能。
【公式サイト】http://ynt.yafjp.org/
