俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7人によって結成された“五感”をコンセプトとした新感覚のアーティストグループ「TFG(ティーエフジー)」が。2019年5月27日(月)に東京・渋谷WWW Xで初のファンミーティング「TFG おひろめFan Party」を開催した。公演前には初の記者会見も実施され、2ndファンミーティングを7月16日(火)に開催することが発表された。
この日のファンミーティングは、チケットが一般発売開始1分でソールドアウトするなど、大注目となっていた。赤澤はMANKAI STAGE『A3!』シリーズの七尾太一役、前川も同作で皆木綴役、健人は舞台『刀剣乱舞』シリーズにて鶴丸国永役を演じるなど、それぞれが俳優としても活躍しながらも、グループ結成に伴いミュージシャンとしての活動もスタートさせる。
グループ名の由来は“Touchable FraGrance”(直訳:触れることのできる香り)で視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のすべて刺激をするという「感覚」をコンセプトにしたグループ。メンバーは、それぞれに担当カラーと担当フレグランスを持つ。ちなみに、赤澤は赤とスパイシーノート、前川は青とハーバルノート、佐藤はピンクとフローラルノート、坂垣はオレンジとオリエンタルノート、堀田は黄色とシトラスノート、桜井は紫とバルサムノート、健人は緑とウッディノートとなっている。これらのカラーは、彼らのイメージに合わせて付けられたものだそうで、赤澤は「僕たちの個性をとらえていて、合っているなと思ってもらえると思います」と会見で話した。
赤澤は「メジャーデビュー前のお披露目でチケットが即完売したのは信じ難いし、(それで)ある意味覚悟が決まりました。それだけたくさんの方が期待してくださっていると思って『うわ~、まじか!』って(笑)」とこの日を迎えた心境を語る。前川も「メジャーデビューすることが決定した時は、不安な気持ちもありましたが、こうして実際に舞台に立ってみて、僕らなりに皆様に応援していただけるような大きなコンテンツにしていければと思っています」と意気込んだ。
佐藤は「役を通してではなく、ありのままの僕たちを見せることができると思うので末長く応援していただけたら」とファンに呼びかけ、坂垣は「まだスタートしたばかりですが、目指せ武道館!です」と目標を掲げた。
そして、堀田は「今回、アーティストとして新しいステージに立たせていただけたことを幸せに感じています。プロとして絶対にいいものを作ろうと思っています」、桜庭は「これからは音楽活動というまた新しい土俵でも戦っていきます。誰かを演じてきた僕らではなく、僕たち自身として戦っていきますので、その面でも注目してもらえたら幸いです」、健人は「アーティストとして新たな道を歩ませていただきます。やるからには全力で臨みますので、応援よろしくお願いします」とそれぞれ思いを語った。
さらに、報道陣から「紅白歌合戦への出場も目標か?」と問われると、坂垣が「それも目標です!有名な音楽番組にも出たいです。そのためには、一人一人がスキルアップしていかないといけないと思います」と答えた上で、赤澤が「目指せ紅白!目指せ武道館!」と宣言していた。
なお、この日のファンミーティングでは「My dear Summer」「With You」の2曲が歌唱されたほか、それぞれの特技や趣味を実演してみせる「自己紹介」コーナーやトーク、ゲームコーナーなど、TFGのメンバーの素顔も垣間見える盛りだくさんのステージが繰り広げられた。
TFGデビューシングル「My dear Summer」は7月17日(水)発売される。2ndファンミーティングの詳細は、近日発表とのこと。
(取材・文・撮影/嶋田真己)