2018年12月15日(土)に東京・下北沢 Geki地下Libertyにて、劇団柿喰う客の『美少年』が開幕した。劇団主宰・中屋敷法仁が平成最後に送り出す新作本公演は、男優4人による濃厚かつ耽美な幻想怪奇譚。美しい少年に狂う、醜い大人たちの物語を、永島敬三、大村わたる、加藤ひろたか、田中穂先が繰り広げる。
【あらすじ】
昭和最後の年。閑静な住宅街で起きた美少年誘拐事件は、地域住民や教育関係者、マスコミも巻き込む大騒動となったが、少年が無事に保護されたことで被疑者不明のまま解決した。
あれから30年。かつて美少年だった男が新たな誘拐事件を起こし、歴史の闇に葬り去られた悲しくもおぞましい事実が露見する―。
劇団柿喰う客 新作本公演2018-2019『美少年』は、12月30日(日)まで東京・下北沢 Geki地下Libertyにて上演。その後、三重、新潟を巡演する。日程の詳細は、以下のとおり。上演時間は約60分を予定。
【東京公演】2018年12月15日(土)~12月30日(日) 下北沢 Geki地下Liberty
【三重公演】2019年1月9日(水)・1月10日(木) 三重県文化会館 小ホール
【新潟公演】2019年1月18日(金) 新潟市秋葉区文化会館ホール
なお『美少年』開幕と同時に、柿喰う客は2019年9月に東京・本多劇場ほかにて本公演を行うことを発表した。こちらの詳細は続報を待とう。
(撮影/神ノ川智早)