年明けに全国4都市で上演される舞台『私のホストちゃん REBORN ~絶唱!大阪ミナミ編~』が、2017年12月1日(金)より東京・渋谷MODI B1内SHIBUYA VR LANDとコラボする。これは、劇中でも見せ場となる“接客”をVRとおして体験できるという企画。11月29日(水)には、接客VR体験ムービーお披露目&記者会見が行われ、古屋敬多(Lead)、小坂涼太郎、三浦海里、米原幸佑、松井勇歩、LiLiCo、大林素子、緒方雅史(甘王)が登壇した。
まず、主演の古屋(紫音役)は「今回、初めて舞台『私のホストちゃん』に出演させていただきます。僕、普段からいじられたり、かわいがっていただけたりするタイプなんですけど・・・まさか、ホストの役をやる日が来るなんてと驚いています(笑)。すごく大きな挑戦だと思っているので、この役をぜひモノにして、全国の女性たちを落としたいと思います」と挨拶。
続いて、こちらもシリーズ初出演となる小坂(珠輝役)は「未知の世界、未知の舞台に足を踏み入れる感じがして、緊張と楽しみでいっぱいです。知り合いの方も、初めての方もいらっしゃるんですけど、取材などでご一緒すると、皆さんすごく優しくておもしろい方たちばかりです。皆で盛り上げられたらいいなと思っております」と心境を明かした。
同じく、初参戦の三浦(湊人役)。「僕、チャラく見えるみたいで、『私のホストちゃん』に出ると決まった時に(ホスト)やってそう!とか言われたんですけど、実際見た目だけで、そんなことなくて・・・。人見知りだし、ファンサービス的なことが苦手なので、そこが課題だなと思っています。それから、衣裳の靴が5センチぐらいのヒールなんですよ。これに慣れるのも課題です(笑)」と、八重歯をのぞかせた。
一方、米原(茶々彦役)と松井(檸檬役)は前作から続いての出演となる。米原は「前回初めて出演させていただいた時には、口説きタイムという独特のシステムに戸惑ったりもしたんですが、2回目ということで、また新しい口説きを開発し、各地の女性を口説きまくれたらいいなと思います」とコメント。
松井は「僕は、(劇団Patchとして)大阪を拠点に活動している関西人なので、今回は『大阪ミナミ編』ということで、帰ってきたよ~という凱旋のような気持ちです。僕自身も楽しみつつ、観に来てくれたお客様を楽しませられたらと思います。・・・それから、僕ミーハーなんですよ。だから今、大林素子さんとLiLiCo さんに会えて、興奮しています」と、すでに口説き文句を炸裂し、“ホストちゃん”モードをちらつかせていた。
そして、お披露目された渾身のVR。それを、本作に超太客の夢・ジャネット役をWキャストで演じるLiLiCoと大林が体験することに。準備の場繋ぎを任された緒方(甘王)は、二人よりも先にVRを体験したそうで「正直、キュンとしました」と告白した。
そんな、男性もときめいてしまうVR体験は、太客接客さながらの仕上がり。人によって尺は若干違うが、体感時間はかなり長い。内容も、それぞれが演じるキャラクターによって違っているという。古屋の映像で太客接客を体験したLiLiCoと大林は「やだ~近~い・・・!」「キス出来ちゃいそう!」と悲鳴を連発していた。それを見守る古屋は、「恥ずかしい!」と照れまくりだった。
体験後、大林は「本物が見たくなりますね!」と古屋を見つめる。LiLiCoも「これ、体験した後、舞台のチケットを買えば会えるんでしょ・・・幸せってお金で買えるんですよ」としみじみ。「まずは、これをアペタイザーとして、それから劇場に来ていただいて」というLiLiCoの言葉に、うんうんと頷いていた一同だったが、緒方は「お前ら、アペタイザーって分かってないやろ!?・・・俺も分かってへんけど」とツッコみ、笑いを誘った(※アペタイザーとは、前菜の類)。
ちなみに、LiLiCoは現時点で小坂が気になる様子で「こういうすました顔した子の鼻をへし折りたくなるんです」とニヤリ。大林は「作品の中で誰かを好きになりそうなんだけど・・・、意外と甘王さんが気になる(笑)」とのこと(甘王のVR体験はなし)。
ちなみに、このVR接客の撮影に古屋は3時間かかってしまったそう。ほかのメンバーは、さくっと終了していたようで「VRの撮影は、Leadとして歌やダンスではやったことがあったんですが、対女性をイメージして演技をするのは難しくて・・・皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました」と恐縮しきりだった。
最後に、公演の告知を切り出したものの、そこでも間違えてしまい、思わず顔を覆った古屋。周囲からのフォローを受けて、気を取り直して「全4都市で公演があります。様々なキャラクターがいて、きっと好きな推しメンが見つかると思うので、ぜひ来てもらいたいなと・・・お待ちしております!」と締めくくった。
舞台『私のホストちゃん REBORN ~絶唱!大阪ミナミ編~』は、2018年1月19日(金)から1月28日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演し、その後、愛知・広島・大阪を巡演する。日程の詳細は、以下のとおり。
【東京公演】2018年1月19日(金)~1月28日(日) サンシャイン劇場
【愛知公演】2018年1月31日(水)・2月1日(木) 東海市芸術劇場
【広島公演】2018年2月6日(火) 上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)
【大阪公演】2018年2月10日(土)・2月11日(日) サンケイホールブリーゼ
SHIBUYA VR LANDで接客VR体験ができるのは、2017年12月1日(金)から12月28日まで。AグループとBグループに分かれており、日程により体験できるホストちゃんが変わるのでご注意を。詳細は、以下のとおり。
【Aグループ:8名】2017年12月1日(金)~12月14日(木)
紫音(古屋敬多)、珠輝(小坂涼太郎)、うさぎ(小林亮太)、情事(杉江優篤)、檸檬(松井勇歩)、豪太(森田桐矢)、一真(蔵田尚樹)、蜜柑(藤戸佑飛)
【Bグループ:9名】2017年12月15日(金)~12月28日(木)
愛夜香(寺田拓哉)、湊人(三浦海里)、瑞月(釣本南)、恋太郎(TAKA)、茶々彦(米原幸佑)、哀(吉田広大)、響介(佐々木和也)、氷河(糸川耀士郎)、騎士(橋本全一)
【公式HP】http://www.hostchan.jp/
三浦海里さんのヒールの高さはこれぐらいだそうです
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)