2017年9月7日(木)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて『ダイヤのA The LIVE V』が開幕した。本作は、寺嶋裕二による人気野球漫画(「週刊少年マガジン」講談社連載)の舞台化第5弾作品。今回描かれるのは、原作コミックス屈指の人気エピソードである、西東京地区大会決勝戦。主人公・沢村栄純を擁する青道高校が、王者・稲城実業高校と甲子園出場をかけた熱戦を繰り広げる。
今回より、浅沼晋太郎から引き継ぎ、御笠ノ忠次が新たに作・演出を担当。舞台装置も大幅に変更され、より人間ドラマに注視した演出になっている。さらに、オープニングや印象的なシーンを際立たせる主題歌と挿入歌も新たに書き下ろされ、本物の球児さながらのドラマが繰り広げられる。
これまでのシリーズで積み重ねてきたやキャストの団結力や、観客を巻き込んでの応援シーンは引き継がれつつ、変化を恐れない「挑戦」した仕上がりとなった本作。開幕にあたり、沢村栄純役の小澤廉、降谷暁役の廣瀬智紀よりコメントが届いた。
◆小澤廉(沢村栄純役)
・稽古の感想や本番への意気込み
本当に部活のように皆で笑って、真剣に悩んで考えて、汗を滴り落としながら稽古してきました!稽古の日々が僕らにきっと自信を持たせてくれる!本番では振り向かずに全力で走り続けます!今回は舞台のセットが大幅に変わり、本当に野球をしているような感覚になります!その臨場感と僕らの熱量がライブ・ビューイングも含め、劇場に観に来てくださった皆様に伝わるように、精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします!
・お客様への見どころ、メッセージ
勝ったら甲子園、負けたら引退。
どちらも譲れないギリギリの中での気持ちと気持ちのぶつかり合いを!臨場感を!熱さを!見届けてください!そしてキャラクター同士の人間ドラマがきっと胸をぐっと熱くし、時には込み上げてくると思います!僕ら『ダイヤのA The LIVE』カンパニーの集大成!怒られたことも涙を流したことも笑い合った日々もすべてを力に変えて!全力を尽くします!
僕らの熱い青春と絆を感じてください!
まだまだ試合がこれからです!
◆廣瀬智紀(降谷暁役)
・稽古の感想や本番への意気込み
自分たちのThe LIVEの今まで創り上げてきた軌跡と御笠ノさんの脚本、そして演出が相まって一つになっていく瞬間が心躍りました。舞台セットも大幅に変えることもチャレンジではありますが、変えたことによって見え方や印象をより演劇的に伝えられるのではと感じています。もちろんその中で自分たちの役割は増えているのでしっかり全うしていこうと思います。なので、初ライブ・ビューイングではございますが、今回、満を持してと思えるくらい映画館でご覧になってくださる方には、アップや引きが相まってより一層緊迫感の中、実際に映画館サイズで青道対稲実を観戦している感覚になれるのではと思っています。
・お客様への見どころ、メッセージ
見どころは、もちろん皆さんの支えあって、ここまで進んでくることのできた舞台ダイヤのAのLIVE感、そして集大成として臨む決勝。ダイヤのAの世界で野球を愛し、野球に高校生活を捧げてきた球児たちの生き様をしっかり目に刻んでいただければと思います。今回の試合がどういう意味を持っているか、自分たちも演じる上でその意味をしっかり感じています。勝ったら甲子園、負けたら引退。降谷も最初からフルスロットルで試合の流れを青道の流れに持っていけるよう挑みますので、最後までよろしくお願いいたします。
『ダイヤのA The LIVE V』は、9月10日(日)まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演。その後、広島、福岡、東京を巡演。日程の詳細は、以下のとおり。
【兵庫公演】9月7日(木)~9月10日(日) 新神戸オリエンタル劇場
【広島公演】9月12日(火)~9月14日(木) JMSアステールプラザ 中ホール
【福岡公演】9月17日(日)・9月18日(月・祝) 北九州芸術劇場 大ホール
【東京公演】9月20日(水)~9月24日(日) シアター1010
(C)寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA」The LIVEV 製作委員会