歴タメLiveでもっと歴史を深く知りたくなるシリーズ第5弾決定を発表!作品は天野純希の「桃山ビート・トライブ」

当ページには広告が含まれています

教科書には載らないような歴史上の出来事を、興味深くおもしろく、エンターテインメントとして表現するシリーズ企画「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」。その第5弾を、2017年11月から12月にかけて上演されることが、本日開幕した『歴タメLive~歴史好きのエンターテイナー大集合!~第2弾』の中で発表された。

今回、原作として取り上げるのは、第20回小説すばる新人賞受賞作である天野純希の時代小説「桃山ビート・トライブ」(集英社文庫)。安土桃山時代を舞台に、運命的に出会った4人の若者が、音楽を武器に世の中に立ち向かう姿を描いた時代小説だ。

脚本を担当するのは劇団「K助」の金沢知樹。金沢は、お笑い芸人としてデビュー後、並行して様々なバラエティ番組の構成作家として活動してきた経歴を持つ。本シリーズを手掛けるのは、これが初。また演出は、第2弾『幻の城~戦国の美しき狂気~』、第4弾『剣豪将軍義輝~星を継ぎし者たちへ~』に続いて大関真が務める。出演者は、後日発表とのこと。

上演決定にあたり、原作者の天野よりコメントが届いた。

◆天野純希(原作者)
この作品は僕のデビュー作であると同時に、学生時代に熱中していたバンド活動の楽しさと、ステージ上から見た景色を忘れないうちに形にしようと書いた小説なので、自分の中では特別な作品になっています。
今回の舞台化で、僕が小説に込めたものがまた別な形で観客の皆様に伝わっていくのだと思うと、非常に感慨深いものがあります。まずは肩肘張らず音楽の楽しさに触れていただければ、これ以上の喜びはありません。
それでは、「いざや、傾かん」!

もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ第5弾『桃山ビート・トライブ』は、11月23日(木・祝)から12月3日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGI(EXシアター六本木)にて上演される。

【時代小説『桃山ビート・トライブ』あらすじ】
安土桃山時代。朝鮮出兵の本営で催された能興行で、見事な舞を見せたちほは、秀吉から喝采を受ける。同じ頃、都の芸能の中心地である五條河原で、天下一の三味線弾きを目指す藤次郎は、出雲のお国一座の笛役者・小平太と出会う。
自由な一座を作ろうと座員探しを始めた二人は、元奴隷の黒人・弥介、ちほを仲間に加え、四人で一座を結成し、諸国巡業へ。再び都に戻り、ちほの踊りと型破りな演奏、反体制的な言動で評判を集める。
一方、民衆の支配強化をもくろむ石田三成は、河原芸人たちに圧力を加え、藤次郎の一座も河原を追われるが、かねてから一座に興味を抱いていた秀次の庇護を受ける。しかし、やがて秀次は失脚、秀次の妻子30余名の処刑が三条河原で行われることに。秀吉の残虐性を告発するかのように舞うちほ、藤次郎たちの演奏に触発された群集が暴徒と化し、刑場は大混乱。一座は、三成が放った豊臣の軍勢に追い詰められるが・・・。

【公式HP】http://mottorekishi.com/momoyamabeat/

(C)天野純希/集英社
(C)「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」製作委員会舞台「桃山ビート・トライブ」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次