2017年4月1日(土)より東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて舞台「カードファイト!! ヴァンガード」~バーチャル・ステージ~リンクジョーカー編が開幕した。2016年1月の初演に続くシリーズ2作目となる本作は、原作でも高い人気を誇る“リンクジョーカー編”。ヴァンガードの原作者である伊藤彰監修のもと、一部シーンを追加した舞台オリジナルストーリーを描く。
開幕を受け、脚本・演出・作詞を手掛けた堤泰之と主人公・先導アイチ役の大平峻也、今回のキーパーソンとなる櫂トシキ役の健人からコメントが届いている。
◆堤泰之(脚本・演出・作詞)
今回の舞台は、アニメ59話分を2時間に凝縮した、極めて中身の濃い作品です。第一の見どころは、アニメ原作の伊藤彰先生全面協力のもと、アニメとは違うオリジナルストーリーが随所にちりばめられていること。そして第二の見どころは、カードから立ち上がったユニットたちによって繰り広げられるエキサイティングなファイトシーンです。前回には登場しなかった新しいキャラクターや新しいユニットも登場し、前回の舞台をはるかに凌ぐハイクオリティな作品に仕上がりました。どうぞご期待ください。
◆大平峻也(先導アイチ役)
初日の幕が開けたということで、僕からは、皆様にただ楽しんでいただきたいです。僕ら全力でこのヴァンガードの世界で生きますので、皆様‼笑えるところは笑って、泣ける所は泣いて、この世界をご覧になってる瞬間はお仕事も、学校も、私生活も全部忘れて“感情に素直”にこの「カードファイト!!ヴァンガード」の世界をお楽しみいただければ、僕らキャスト、スタッフ一同、心から嬉しく思います。素晴らしいデッキで皆様と劇場でお会いできること、心から感謝しています。皆様お待たせしました、いよいよ開幕です。
「スタンドアップ・ヴァンガード‼」
◆健人(櫂トシキ役)
初演を経て、続編ができたこと、そして再び、櫂トシキとして皆様の前に立てること、大変嬉しく思っております。こうして初日を迎えられたのは、支えてくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。初演からの仲間、そして新しく加わった仲間と共に1つのデッキになり、千秋楽まで駆け抜けていきますので応援よろしくお願いいたします!
アイチは、高校で仲間たちと共に「カードファイト部」の立ち上げを決意。人気アイドルの立凪コーリン(三森すずこ)、ヴァンガード初心者の石田ナオキ(佐川大樹)、ヴァンガードに詳しい小茂井シンゴ(佐野真白)、そして頼れる先輩となった戸倉ミサキ(能條愛未・乃木坂46)と共に、全国の高校生ヴァンガードファイターの頂点を決める「VF甲子園」に出場する。その大会でアイチたちは、「AL4」の雀ヶ森レン(染谷俊之)率いる福原高校との対決することに。惜しくもレンに敗れたもアイチだったが、そのファイトは誰しもの目を奪うものだった。
そんな二人の姿を目の当たりにした櫂は、二人との力の差を感じると共に、嫉妬にも似た感情を抱き始める。ある日、アイチの身のまわりで異変が起き始める中、邪悪な力を感じとった櫂は、世界を危険に及ぼす新たなる脅威「リンクジョーカー」の存在に辿り着き、その破壊的な“強さ”に冷静な心を揺さぶられ・・・。
前作では中学生だったアイチたちだが、本作では高校生となりちょっぴり大人になった姿を見せてくれる。また、伝説のクランであるアクアフォースを使う蒼龍の民の末裔・蒼龍レオン(丸目聖人)、レオンに仕える双子の少女、ジリアン・チェン(MIO)とシャーリーン・チェン(YAE)、そして謎多き少年・立凪タクト(上村海成)らも登場。そして、ファイトに負けるとカードファイターが自我をなくしてしまう「Я」リバース現象とは・・・。
円形の中央ステージを駆使することでカードゲームを立体的に見せ、迫力あるバトルシーンが次々と展開されていく。友情、絆、未来・・・大切なものを守るため、真っすぐに立ち向かっていく少年たちの熱きファイトの行方を、ぜひ劇場で。
なお、公演期間中、劇場では様々なお楽しみ企画を実施。「劇場限定・実写PRカード配布」「キャストお見送り会」「劇場限定ポストカード配布」「平日夜限定!ランダム稽古場写真配布」「シークレットナイト」などが行われる。詳細は、公式HPにてご確認を。
舞台「カードファイト!!ヴァンガード」~バーチャル・ステージ~リンクジョーカー編は、4月1日(土)から4月9日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。
(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ東京 (C)舞台ヴァンガードプロジェクト
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)