2016年11月18日(金)よりミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~がついに開幕。2015年に上演されたミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-に続く待望の新作となる今回は、原作ファンからも非常に人気が高い【ノアの方舟サーカス編】を描く。セバスチャン・ミカエリス役は前作に続き古川雄大が、シエル・ファントムハイヴ役はオーディションで内川蓮生が選出された。演出は少年社中の毛利亘宏が手掛ける。
開幕にあたり、古川、内川、毛利からコメントが届いている。
◆古川雄大(セバスチャン・ミカエリス役)
『ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~』いよいよ開幕します。今回、人気のサーカス編ということで皆様の期待値がとても高まっていると思います。その期待に応えるべくキャスト、スタッフ一丸となって稽古をしてきました。今回、約半分が新しいキャストです。三浦涼介くんを始め、サーカス団のメンバーそれぞれ個性があり素晴らしいキャストが揃っています。サーカスチーム全員で歌い上げるナンバーは圧巻です。
その中に前回から続投の安定感のある職人たちがそれぞれ魅せてくれて、さらにソーマ、アグニがいいスパイスを効かせてくれます。
そして、何といっても新シエル、内川蓮生くん。小学生とは思えない度胸と演技力で素晴らしいシエルを演じてくれています。
まだまだ始まったばかり、これから日々深みを増していけるように精進していきます。見どころたくさんのミュージカル「黒執事」をぜひ、よろしくお願いします。
◆内川蓮生(シエル・ファントムハイヴ役)
ずっと目標にしてきたミュージカル「黒執事」のシエル役に受かった時は、すごく嬉しかったです。でも、緊張で汗もいっぱい出ています!
稽古中、思い通りにできないこともあって悩んだこともあったのですが、素晴らしいキャストの皆さんやたくさんの方が支えてくれて、今はシエルを“演じる”のではなく、僕自身がシエルであると思って舞台に立っています。
僕も「黒執事」ファンの一人として、この作品を楽しみにしていてくださった皆さんに満足していただけるよう、そして心に残る『ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~』をお届けできるよう、一生懸命がんばります!どうぞよろしくお願いいたします!!
◆毛利亘宏(脚本・演出)
本作、『ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~』は、サーカスを舞台に繰り広げられる原作屈指の人気エピソード。この物語は主人公であるシエルとセバスチャンが、華やかなサーカス団の裏に秘められた闇に迫るサスペンスです。そのため、今回のミュージカルでは、その闇を際立たせるためにも、従来のミュージカル「黒執事」で定評のある歌とダンスに加えて、綱渡り・空中ブランコ・アクロバットなどサーカスパフォーマンスをふんだんに取り入れたエンターテインメントにしたいと考えました。
実現困難とも思われたこのエピソードをカンパニー全員の力を結集して、試行錯誤を繰り返し、困難を乗り越えてまいりました。国内屈指のスケール感で描かれる『ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~』をご堪能ください。
物語の舞台は19世紀の英国。ヴィクトリア女王の<裏>の仕事を請け負う<悪の貴族>ファントムハイヴ家の万能執事セバスチャン(古川)。その正体は悪魔。呪われし運命に立ち向かう若き当主シエル・ファントムハイヴ(内川)との契約のもと、シエルの影となり、裏社会の事件を闇で片付けている。
ある日、シエルのもとに女王からの手紙が届く。そこには移動式サーカス「ノアの方舟サーカス」のチケットが同封されていた。サーカス団が訪れた街から子どもたちが姿を消すという事件が起こっているのだという。
女王の命を受け、事件の真相を探るべくサーカス小屋に出向き、さらには入団テストを受けサーカス団に入ることになったセバスチャンとシエル。
謎に包まれた「ノアの方舟サーカス」に潜入した二人が辿り着いた真実とは―。
サーカス編の要であるジョーカー役は三浦涼介、人気キャラクターのスネーク役は玉城裕規が演じる。この他の出演は、田野アサミ、三津谷亮、輝馬、鷲尾昇、河原田巧也、坂田しおり、和泉宗兵、髙木俊、寺山武志、設楽銀河、倉知あゆか、知念紗耶、後藤剛範、小手伸也、姜暢雄など。エンタステージでは、後日公演のレポートも掲載予定。お楽しみに!
『ミュージカル「黒執事」~NOAH’S ARK CIRCUS~』の上演日程は、以下のとおり。
【東京公演】11月18日(金)~11月27日(日) TOKYO DOME CITY HALL
【福岡公演】12月3日(土)・12月4日(日) キャナルシティ劇場
【兵庫公演】12月9日(金)~12月11日(日) あましんアルカイックホール
【愛知公演】12月17日(土)・12月18日(日) 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
(C)2016 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト
(撮影/櫻井宏充)