2016年1月28日(木)よりカラス・アパラタス B2ホールにて、アップデイトダンスシリーズNo.31『静か 無音のダンス』が上演される。本シリーズは、ダンサー・振付家の勅使川原三郎が日々更新する独自な思想に基づく類のない試みとして、新作を随時発表しているシリーズ。2016年1月には、3作品20公演の上演が予定されている。
関連記事:森山未來出演のダンス公演 インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー『DUST-ダスト』上演
勅使川原は、ダンサー・演出家・振付家として、既存のダンスの枠組みでは捉えられない新しい表現を追求し続けている。呼吸を基礎にした独自のダンスメソッドと、光・音・空気・身体によって、空間を質的に変化させる独創的な作品は、国内外のアートシーンから高い評価を得ており、パリ・オペラ座バレエ団への振付や、フェニーチェ歌劇場のオペラ演出なども手がけている。
2016年3月12日(土)から4月14日(木)には、スウェーデンのイエテボリ・オペラ劇場にて、『Teshigawara』と名付けられた、勅使川原作品のみで構成された一夜のプログラム上演も予定。勅使川原がイエテボリ・バレエ団へ振付・創作する2作目となる新作『Tranquil(静か)』(出演;佐東利穂子、イエテボリ・バレエ団)や、1作目として2014年に初演された『Metamorphosis(変容)』が再演される。
今回、アップデイトダンスシリーズの2016年3作目として上演される本作は、新作『Tranquil(静か)』に先駆けて行われる創作作品となっている。アップデイトダンスシリーズNo.31『静か 無音のダンス』は、2016年1月28日(木)から2月4日(木)まで東京・カラス・アパラタス B2ホールにて上演される。