アクロバットとサーカスの演出を取り入れ、世界中で常設公演とツアー公演を行っているパフォーマンスグループ、シルク・ドゥ・ソレイユ。日本でも高い人気を誇るシルク・ドゥ・ソレイユが、2016年4月より、ブロードウェイ上演目的で製作した『Paramour』を公演開始することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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『Paramour』の舞台となるのは黄金時代のハリウッドで、若く美しい詩人が、愛と芸術のどちらかを選択するよう迫られるストーリーになるとのこと。舞台タイトルのParamourとは‟情夫”を意味するため、主人公の美しき詩人と愛人の男の関係が描かれるものと予想される。フランス人の振付師フィリップ・ドゥクフレが演出を手掛ける本作では、38人のダンサーやキャストが登場し、幻想的かつ魅惑的なシルク・ドゥ・ソレイユの世界が展開されることとなる。
アクロバットのクリエイティブチームには、かつてロシアのスポーツアクロ体操男子ナショナルチームで活躍していたボリス・ヴェルコフスキー、サーカスの演出家シャナ・キャロルらが名を連ねている。『Paramour』はリリック・シアターにて、2016年4月16日(土)よりプレビュー公演が開始し、本公演は6月2日(木)から開幕する予定。