世界が認めるエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユ。彼らのツアーショー『ダイハツ トーテム』(以下、『トーテム』)が、2016年2月ついに日本上陸する。本作は2010年の初演以来、世界6ヶ国を巡り300万人以上の人を魅了してきた。テーマに“人類の進化”を掲げ、世界最高峰かつ最先端のサーカス・エンターテインメントを実現している。10月14日(火)に、都内にて制作発表が行われ、スペシャルサポーターを務める小倉智昭、お笑いコンビ・サンドウィッチマン、パフォーマンスグループ・Happinessが登壇した。
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2003年に上演された『キダム』以来、シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演の応援団長を務め続けている小倉。今回の『トーテム』については「僕はこれまでの12公演を全部見てるんですが、外れがない。今回感じが違うと聞いているので、そこに興味がありますね」と期待を寄せる。
Happinessの藤井夏恋も「私達も一生懸命盛り上げられるように、一緒に楽しんでいきたいと思います。是非たくさんの人に観て、感激して頂けたら」とサポーターとして意気込み充分。サンドウィッチマンの伊達みきおは「仙台公演までしっかり鍛えて、なんとか1シーンでも…」とまさかの出演志願で会場を沸かせた。
今回演出を手掛けているのは、シルク・ドゥ・ソレイユの常設公演として大ヒットした『KA』を手がけたカナダ出身の演出家、ロベール・ルパージュ。製作発表には「シルク・ドゥ・ソレイユとの作品では、今までにない新しい分野に挑戦したいとよく言われます。だから毎回、大変なチャレンジになるわけです。最高の出来だと思いますので、日本の皆さんにも気に入って頂けることを願っています」と、ルパージュからのコメントも寄せられた。
過去と未来で繰り広げられる人類の進化をテーマにした壮大な物語『トーテム』。今回なんと、プロジェクションマッピングや油圧式ステージなど、サーカスとテクノロジーの融合した独自の演出を取り入れているという。唯一無二の世界観×ルパージュマジックで、これまでにないスリルと感動を生み出している。
制作発表では、ローラー・スケートを履いた男女が小さな台座の上で驚くべきスピードで回転・旋回し、信頼と愛を表現する『ローラー・スケート』と、高さ2mの一輪車に乗り、一糸乱れぬチームワークと絶妙なバランスで魅せるジャグリング『ユニサイクル・ウィズ・ボウル』の演目の一部が披露された。
また今回、日本人としてたった一人参加している宮海彦もゲストで登場。「シルクに入りたいと、自分のイメージや今できるアクロバットの映像を作って送った」ことをきっかけに参加をすることになった宮。『トーテム』には、ルパージュとともにクリエイションの段階から関わってきたという。“強大な亀の甲羅”の間をカエル達が舞い、鉄棒から鉄棒へ飛び移る圧巻のパフォーマンス『カラペース』では、約20名のチームのキャプテン兼コーチも務めているそうなので、こちらも注目だ。
続けて登場したのは『ユニサイクル・ウィズ・ボウル』のメンバーと、『トーテム』アーティスティックディレクター、ニーランティ・ヴァディヴェル。ユニサイクルのメンバーは皆20歳前後の少女たち。驚異の技の練習について聞かれると「練習時間は1日1時間です」とあっさり答え会場を驚かせた一方、来日において楽しみにしていることは「ショッピングと食事」と語り少女らしさを覗かせた。ニーランティは、日本公演について「とてもカラフルで、思わず笑える部分もたくさんあるショーになっています。時空と大陸を超えるような旅を共にしましょう」と呼びかけた。
“感動が、人類を進化させる”―。遥か46億年前から続く幻想的かつドラマティックな物語が、時空を超えた冒険の世界へと誘う。シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演最新作『ダイハツ トーテム』の上演日程は、下記の通り。
2016年2月3日(水)~4月10日(日) 東京・お台場ビッグトップ
2016年7月14日(水)~ 大阪・中ノ島ビッグトップ
2016年11月10日(木)~ 愛知・名古屋ビッグトップ
2017年2月~ 福岡・福岡ビッグトップ
2017年4月~ 宮城・仙台ビッグトップ