(写真左より)貴城けい、湖月わたる、姿月あさと、稔幸、杜けあき、高嶺ふぶき、えまおゆう、和央ようか、春野寿美礼、蘭寿とむ
杜けあき、高嶺ふぶき、稔幸ら宝塚OG10人によるJ-POP&歌謡ステージ「麗人“REIJIN”CD発売記念コンサート」が2月5日(木)に東京・芝メルパルクホールで開催される。このCD「麗人-REIJIN-」とは、元宝塚歌劇団男役トップによる“男歌”のカバーアルバム。コンサートに先立って行われた公開リハーサルでは、出演メンバーが現在発売中のCD「麗人-REIJIN-」についての思い、そしてコンサートについて語った。
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参加する“麗人”は、杜、高嶺、稔のほか、えまおゆう、姿月あさと、和央ようか、湖月わたる、春野寿美礼、貴城けい、蘭寿とむの10人。参加者それぞれが、思い入れのある「男性ボーカル」によるスタンダード曲を選び、ゴージャスなオーケストラをバックに、名曲を歌いあげる。
公開リハーサルでは、蘭寿が坂本九の「心の瞳」をしっとりと歌い上げ、貴城がORIGINAL LOVEの「接吻」を抜群の歌唱力で歌う。湖月はEXILEの「Ti Amo」を思いを込めて歌った。さらに、出演メンバー全員で槇みちるの「若いってすばらしい」と橋幸夫、吉永小百合の「いつでも夢を」を歌い、ステージを盛り上げた。
貴城は、今回のカバーに「接吻」を選んだ理由を「ORIGINAL LOVEはライブに行くぐらい好きだったんです」と話す。また、湖月は「大好きな曲で、歌えることをうれしく思っています」と率直な思いを語ると、「曲の中で『Ti Amo』って(ささやく)女性の声があるのですが、CDはそれもわたしがやっています」と明かした。
この日に行われたコンサートでは、同CDに収録されている楽曲はもちろん、「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」「ブルー・ライト・ヨコハマ」といった往年の名曲や、中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」、アン・ルイス「六本木心中」、Misia「Everything」など女性歌手・アーティストの楽曲も披露され、これまでにないステージを作り上げた。
杜は、今回のコンサートについて、「(2015年は)宝塚歌劇団100周年で、いろいろなイベントがありますが、(このコンサートは)昔懐かしい歌謡曲ばっかりなんです。宝塚と関わりない曲をこんなに歌うことは初めてなので、イヤな緊張があります(笑)」と本音もぽろり。とはいえ、「とてつもなく古いものとか、今、流行している曲とかもやってみたいですね」と今後の開催にも意欲を見せた。
元宝塚歌劇団男役トップ、オールスター10人によるJ-POP(男歌)カバーCD「麗人-REIJIN-」は好評発売中。