2012年。福士誠治、綾野剛、北乃きい等、豪華キャストが揃い、ミュージカルとも音楽劇とも一味違うロック☆オペラとして話題を読んだ『サイケデリック・ペイン』。本作が2015年4月に再演されることが決定した。そしてこの公演で主演を務めることになったのは、大人気ミュージカル『テニスの王子様』(以下『テニミュ』)2nd シーズンで4 年間主人公・越前リョーマ役を演じた小越勇輝。『テニミュ』卒業後初の舞台となる。
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本作は、劇団☆新感線『五右衛門ロック』シリーズの作詞、また、ブロードウェイミュージカルも多数手がける作詞家・森雪之丞が脚本を書き下ろし、映画『キル・ビル』をはじめ多くの映画音楽を手がける布袋寅泰が25年来の盟友・森の為に、初めて舞台音楽に挑戦した作品だ。さらに再演では、ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』『パッチギ!』の茅野イサムが演出で初参加する。
人気急上昇中のロックバンド「サイケデリック・ペイン」のヴォーカル・詩音の前に現れた謎の美女ソフィ。自らを天使だというソフィは、毎夜詩音に「世界を救えるのはあなただけ。あなたが救世主です」と訴える。大天使ミカエルを復活させるための3つの鍵、その最後の鍵『救世主(メシア)の孤独』を、詩音が隠し持っているとソフィは語る。一方、詩音の異変に気づいた「サイケデリック・ペイン」のギター・魁人に問いただされると、詩音はバンドを辞めると言い出す。ROCKと仲間を捨ててもソフィを守りたい…ソフィに対する詩音の想いはいつしか愛に変わっていた。救世主の宿命を背負った詩音と、そんな彼を放っておけない魁人。そしてバンドのメンバーは、復活をめぐる“天使”と“悪魔”の争いに巻き込まれていく――。
幻のロックバンド「サイケデリック・ペイン」のメンバーを演じるのは小越のほか、TVドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望』(NTV)の桜田通、舞台『ライチ光クラブ』に出演した佐藤永典、ロックバンド「DISACODE」のベース担当の慎之介、人気アニメの舞台化『青の祓魔師』の汐崎アイル。劇中で披露する彼らの生演奏に注目してほしい。この他、七木奏音、玉置成実、佃井皆美、冨森ジャスティン、林野健志、山岸門人、麻生かほ里、藤木孝らが出演する。
なお、本日Youtubeにて「神様(ジーザス)!アンタに喧嘩を売ってやる!」PVショートver.が解禁となる。気になる方は今すぐチェックを。
ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』は、2015年4月4日(土)~4月12日(日) 東京・天王洲 銀河劇場、2015年4月17日(金)~4月19日(日)福岡・キャナルシティ劇場、2015年4月30日(木)~5月4日(月・祝) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。