第57回グラミー賞に『アラジン』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』などがノミネート!

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世界の音楽アワードの最高峰と言われるグラミー賞授賞式。2015年2月9日(月)に開催される、第57回グラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞のノミネーションが発表された。米Theater Maniaによると、最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にノミネートされたのは5作品。もちろんアルバムだけではなく、ミュージカルで楽曲を歌っていた俳優も候補者として考慮される。では、ノミネート5作品について紹介しよう。

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■『アラジン』
ヴォーカリスト:ジェイムズ・モンロー・アイグルハート、アダム・ジェイコブ、コートニー・リード
1992年にディズニーが製作した大人気アニメーションを、ブロードウェイで舞台化したのが本作。アニメがそのまま現実の世界に甦ったかのような、アラジンの冒険とロマンスがきらびやかに綴られる。アニメ版で、アカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞して大ヒットした「ホール・ニュー・ワールド」は、舞台でも歌われるナンバーだ。

劇団四季で上演される日本版『アラジン』情報はこちらから!

■『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
ヴォーカリスト:レナ・ホール、ニール・パトリック・ハリス
旧東ドイツで生まれたヘドウィグは、全米各地を巡業する売れないロックシンガー。渡米する前、愛する男性ルーサーと出会い性転換手術を受けるも、股間に怒りの1インチ(アングリーインチ)が手術痕として残ってしまう。ルーサーに捨てられた後、夢を追ってロックバンドを結成したヘドウィグは少年トミーと出会う。恋に落ち愛を育む二人だが、後にヘドウィグに大きな試練が待っている…というストーリー。
現在はニール・パトリック・ハリスの後任で、主役のヘドウィグをマイケル・C・ホール(『デクスター ~警察官は殺人鬼』)が務めている。

日本版でヘドウィグを演じたのは、三上博史、山本耕史森山未來。いずれも最高でした!

■『Beautiful – The Carole King Musical』
ヴォーカリスト:ジェシー・ミューラー
本作では、1958年に16歳でデビューした女性シンガーソングライターのキャロル・キングが、挫折を味わながらスターダムに上り詰めるまでの姿が描かれる。歌手としても活躍するジェシー・ミューラーが、キャロルの歴代の名曲を次々と舞台で披露する話題のミュージカルだ。

■『A Gentleman’s Guide to Love and Murder』
ヴォーカリスト:ジェファーソン・メイズ、ブライス・ピンカム
莫大な遺産を受け取るために、相続優先順位9番目のモンティ・ナヴァロが、自分より優先順位の高い親族8人を次々と殺していくというストーリー。そして殺害した8人全員を、ジェファーソン・メイズが一人で演じ分けるという斬新な作品。

■『ウェストサイド・ストーリー』
ヴォーカリスト:シャイアン・ジャクソン、アレクサンドラ・シルバー
本作は、1957年にブロードウェイで初演されたリバイバル版となるが、すでに閉幕している。不朽の名作『ロミオとジュリエット』を下敷きに、ストーリーと舞台を1950年代のニューヨークのギャング抗争に置き換えた作品で、抗争に巻き込まれたマリアとトニーの悲恋が描かれる。

ロサンゼルスで開催される授賞式は、同時通訳で2015年2月9日(月)9:00よりWOWOWプライムにて放送予定。

Photo:『アラジン』
James Monroe Iglehart,Adam Jacobs and the original Broadway company of ALADDIN.
Photo by Deen van Meer
(C)Disney

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