劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『エヴリィBuddy！』染谷俊之インタビュー「戦友の植ちゃんと思いっきり芝居でぶつかりたい！」

2019年10月9日2024年7月24日

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『うたの☆プリンスさまっ♪』が“劇団”をテーマに展開する舞台公演プロジェクト「劇団シャイニング」の新シリーズとして2018年に“映画”をテーマにした「シアターシャイニング“シリーズの舞台化企画をスタート。第1弾『ポラリス』、第2弾『Pirates of the Frontier』の上演に続き、第3弾『エヴリィBuddy！』が、2019年10月12日（土）に大阪で開幕する。

本作に刑事・レイジ役で出演する染谷俊之に、戦友・植田圭輔との久々の共演で楽しみにしていることや、共演者への想い、公演に対する意気込みを聞いた。

――『エヴリィBuddy!』に出演が決まった時のことを振り返っていただけますか？

2017年の『マスカレイドミラージュ』から2年が経って、また「劇団シャイニング」シリーズに携われることがすごく嬉しかったです。そして「バディもの」の相方が植ちゃん（＝植田圭輔）っていうのが、すごくすごく楽しみでした！

――植田さんと舞台で共演するのはちょっと久しぶりですね。

2年ぶりぐらいになるのかな？彼との付き合い自体は結構長くて、もう7～8年くらいになるんですよ。下積み時代を一緒に過ごしてきた“戦友”なので、今回W主演として共演できることが本当に嬉しいですね。

――今回は刑事役ですが、“刑事”と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか？

イメージは「正義」。正しい価値観を持っていないとできない職業ですし、やっぱりカッコイイですよね。

――男の子だったら、子どもの頃に一度は憧れる職業かもしれないですね。

今の小学生のなりたい職業No.1はYouTuber（ユーチューバー）らしいですけど、それでも刑事・警察官はベスト5に入ってるんじゃないですか？

――今回、レイジをどう演じていきたいと思っていらっしゃいますか？

レイジには、わりと自分自身に近いものを感じるんですよ。だから、そこから入っていけたらいいかなって思っています。

――例えば、どんな部分ですか？

「あだ名をつけるクセがある」とか、自由奔放な感じとか（笑）。なので、すんなり役に入っていけそう･･･ですが、どんな役でも「演じるのに楽な役」というのはないですからね。先代が演じたレイジをリスペクトしつつ、じっくりと丁寧に、稽古場で作り上げた自分が演じるレイジをお見せできればと思います。

――ちなみに「シアターシャイニング」シリーズで先に上演された第1弾『ポラリス』と第2弾『Pirates of the Frontier』はご覧になりましたか？

残念ながら劇場へは観に行けなかったんですけど、どんな感じだったか出演した皆さんに話は聞いていますし、『エヴリィBuddy!』が発表になった時に小澤廉くんが「バトンタッチだ！」って言ってくれたのが純粋に嬉しかったですね。W主演を務める植ちゃんと共にやり切って、僕らも次の作品にしっかり託せるようにしなくてはと気持ちが引き締まりました。

――演出を担当される毛利亘宏さんとは、舞台でご一緒するのは初めてですよね。

舞台の演出を受けるのは『エヴリィBuddy!』が初めてですが、ドラマのお仕事でご一緒させていただいたんですよ。毛利さんが初めてドラマの監督をされた『REAL⇔FAKE』で。短い期間でドラマ『REAL⇔FAKE』からの『エヴリィBuddy!』という流れだったので、すでに毛利さんの事を知っている状態で稽古に入れるのはありがたかったですね。

――共演者の方々も、椎名鯛造さん、窪寺昭さん、唐橋充さんなど魅力的な方々が集まっていらっしゃいますね。

椎名鯛造くんとは共演経験がありまして、すごく好きな役者さんです。鯛造くんが演じるカズキとレイジは、けっこうガッツリ関わると思うので･･･楽しみにしていてください。窪寺昭さんとも何回か共演させていただいているですけど、座組のメンバーに窪寺さんみたいな“和を作ってくれる人”がいると、すごく助かるんですよ。唐橋さんとはこれが初共演なのですが、いろんな役者仲間から「唐橋さんはいい人」「ステキな方だよ」という話を聞いていたので、機会をいただけて嬉しかったです。本作の中でもキーになる大事な役を演じられるので、一緒に出演する身ながら、ドキドキしてしまいます。