*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫にゲストダンサーとして出演!加藤諒にインタビュー

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2016年5月27日(金)より、東京国際フォーラムホールCにて上演される*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫。原作を人気作家・中村うさぎがグリム童話の『白雪姫』をベースに書き下ろし、牧宗孝(MIKEY from 東京ゲゲゲイ)の演出もと、日本最高峰のパフォーマーたちが一堂に会する本作に、個性派俳優の加藤諒がゲストダンサーとして登場!“ダンサー”として、初めて舞台に立つ心境を聞いた。

*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫_加藤諒インタビュー

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――早速ですが、現在の稽古の様子はどんな感じですか?

振付稽古に何回か参加させて頂いたところなんですけど、皆さんがひとつのものに向かっているって感覚がすごくありまして!トップダンサーの方ばかりなのに、努力を惜しまない雰囲気をすごく感じています。

――今回、そうそうたるメンバーの中に参加されるんですもんね。

そうなんですよ~!皆さん、ずっと観てた方ばかりなので・・・び「つ」くりです!びつくり!!

――共演者の皆さんと、コミュニケーションは取られましたか?

顔合わせのときに、DAZZLEさんとBLUE TOKYOさんの間に座らせていただいて、「やばーい!ここの位置やばーい・・・!」ってなっていました。皆さん優しい方ばかりなので、「普段はどんな感じなんですか?」とか、いろいろ話しかけていただきました。

バニラグロテスクとか、PYON BOYとも話したりするんですけど、小学生の子とかもいるから何の話をしたらいいんだろう?というところもあって。難しいです(笑)。

――加藤さん、今回は役者としてではなく、ゲストダンサーとしてご参加されるんですよね。

そうなんですよ~!もう、え、え、え?みたいな感じです。

――最初にこのお話を聞いた時は、どう思われましたか?

本当にびっくりしました。・・・そうだ、僕、ダンサーで呼ばれてるっていうのを忘れてました(笑)。今、言われてそうだったじゃん!って思ったんですけど。そうだ・・・ダンサーなんでした!

*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫_加藤諒インタビュー3

――今回、原作を作家の中村うさぎさんが書き下ろされているんですよね。台本を読まれた印象はいかがですか?

ファンタジーなんだけど・・・すごくリアルです。不思議な世界観なんですけど、結構生々しかったりもします。

――グリム童話の『白雪姫』がベースとなっているそうですが、加藤さんの役どころは?

謎の人物、ベールに包まれし役どころです(笑)。もしかしたら、あれ、加藤諒出てきたかな?いつ出てきた?ってなるかもしれないです(ニヤリ)。

――意外な加藤さんが観れるんですね!

そうですね、ここで出てくるんだ?!みたいな。楽しいシーンになると思っています。・・・自分でハードルあげちゃってるかも!大丈夫かなぁ(笑)。

――ダンスと加藤さんと言えば、最近バラエティ番組などで披露されたキレキレのダンスが話題ですね。

ありがとうございます!あんなに反響があるなんて、びっくりでした~。

――以前、TVでエグスプロージョンさんと一緒に踊っているお姿を拝見したのですが、とてもインパクトがありました。

実は、あの「本能寺の変」を踊った時の、最後のブゥン!という振りは、MIKEYさん(牧宗孝)からインスピレーションを受けていて、こうやってやりたい!というイメージが自分の中にあったので挑戦してみました。

――あの動きもMIKEYさんの影響だったんですか!

そうなんです。僕、ずっとMIKEYさんが大好きだったので、MIKEYさんの動画とかをよく観ていて。こういう動き、好き!って思って「本能寺の変」を踊る時にやってみた、という経緯があったんですよ~。

*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫_加藤諒インタビュー2

――加藤さんがMIKEYさんを知ったのは、どういうきっかけからだったんでしょうか?

きっかけは、静岡にいた頃放送されていた『スーパーチャンプル』っていうTV番組でした。ダンス好きだったので、いつもそれを観ていたんですよね。それに出演されていた東京★KIDSというグループの中に、MIKEYさんがいらっしゃったんです。その時からブゥンブゥンって動きがすごいなー!って思っていて。

そうしたらですね、事務所のダンスレッスンに行った時、同じレッスンスタジオにMIKEYさんが(講師として)いらっしゃっていて。「あれ!MIKEYさんいる・・・!でもこんなところにいるはずない・・・」って、その時はそっくりさんだと思って、チラ見していて(笑)。その後にちゃんと調べてみたら、本当にMIKEYさんがレッスンをされていたんです!それで二回ほど受けに行っちゃいました。

――振りを真似て踊ったりされていたんですか?

友達と「こういう動き、MIKEYさんっぽいよね」って話したり、手の動きを真似したりしていました。でも、MIKEYさんの振付って、細かくてなかなか覚えられないんです~。

――MIKEYさんと加藤さんは、残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』でもご一緒されていますね。

そうですね。MIKEYさんは、パフォーマンス演出という形で参加されていたんですけど、振付を観ていただいて、いけるかいけないか、といった判断をしていただいていました。振付自体は、MIKEYさんだけでなく、東京ゲゲゲイのメンバーさんたちも付けてくださっていたと聞きました。誰がどの振付を担当して、という細かいところまでは、ちょっとわからないんですけど。今回僕が踊る振付も(東京ゲゲゲイの)皆さんが付けてくださっています。

――MIKEYさんって、加藤さんにとってどんな方ですか?

カリスマですね!ダンスだけでもすごいのに、歌も、作詞作曲もされて、音源もご自分で作られて。さらに、動画の編集もしちゃうっていう・・・ほんとに、なんでもこなせちゃうのがすごいなと思っていて。自分もこういうことできたらいいなって、憧れです。

――ちなみに、加藤さんがダンスに興味をもたれたきっかけはなんだったのでしょう?

僕、姉が二人いるんですけど。僕がまだ、4、5歳の時に、姉のダンスの送り迎えについていっていたんですね。その時にチラッと見たレッスン風景を真似して、家で踊ったりしていて。それを見た親が習わせてくれたのが始まりでした。

――じゃあ、これは“ダンサー・加藤諒”としてのひとつの結実ですね。

ほんとに、ダンサーとして舞台に出るの初めてなので、ちょっと緊張ですね・・・うわぁ、すごく緊張してきちゃった(笑)。

*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫_加藤諒インタビュー4

――今、活躍の幅がぐんと広がっている加藤さんにとって、この公演がどのようなどんな経験になるのか気になります。

周りの方に、売れっ子になったねとか、ブレイクしたねとか言っていただくんですけど、あまり実感はなくて・・・。やっとスタートラインに立てたという気持ちが、今心の中にありまして。ここからどうするかが、これからの自分の人生にかかってくるんじゃないかなと思っています。

――周りの環境も変わりましたか?

街に出た時に声をかけていただくことが増えました。静岡の、子どもの頃によく行っていたお店で「サインを飾らせて」って言われて、有名な方の中に自分のサインが飾られるとかいうことがありまして嬉しかったです。それから、バラエティ番組のロケで北海道に行った時に、初めて行った地なのに声をかけていただたりして「うわぁ、知ってくださってるんだ・・・!」って驚きましたね。すごく嬉しいです、声をかけていただけるのは。

――今回、ゲストダンサーという立場でのご参加も新しいチャレンジかと思いますが、これから挑戦していきたいこととかありますか?

この作品も、ダンスを交えてお芝居をするというのがミソでありますが、昔からミュージカルがすごく好きで。ブロードウェイミュージカルの日本版とかに、出てみたいなという想いはあるんですけど、歌が苦手なんですよ~(笑)。でも、このようなダンスを本気でやらせていただく機会をいただけたので、もっと踊る仕事もやっていけたらと思います。加藤諒の“ブランド”力を高めていけたらいいな。

――最後に、公演を楽しみにしていらっしゃる皆さんにメッセージをお願いいたします。

この作品は、普通の舞台ではない、特殊な作品ですので、それをぜひ体感してもらいたいです!東京国際フォーラム ホールCという大きな会場ですが、出演される方々のパフォーマンスは迫力があって、隅々まで伝わると思います。映像では感じられない、その場の空気を、ぜひ!
僕がどんな役をやるのかも、劇場で(笑)!

*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫_加藤諒インタビュー5

◆*ASTERISK『Goodbye, Snow White』新釈・白雪姫 公演情報
5月27日(金)~5月29日(日) 東京国際フォーラム ホールC

◆プロフィール
加藤諒(かとうりょう)
1990年2月13日生まれ、静岡県出身。2000年、バラエティ番組『あっぱれさんま大先生』でデビュー。その後、個性派俳優としてTVドラマ、バラエティ番組、映画、舞台、CMと幅広く活躍。代表作は、ドラマ『主に泣いてます』(CX)、『学校のカイダン』(日本テレビ)、映画『デトロイト・メタル・シティ』、舞台『中の人』、残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』など。2016年4月から、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)、ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)に出演。7月から8月にかけて、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』再演、10月には映画『金メダル男』への出演が控える。

■スタッフクレジット:
大石 裕介(DerGLANZ)

■衣裳協力:
ロングシャツ・・・NATAL DESIGN ¥21,000(税別)
ショーツ・・・NATAL DESIGN ¥10,000(税別)
SCATTER BRAIN 世田谷区松原2-26-13-1F TEL:03-5300-8164

ボウタイ・・・ROCKER AND HOOKER ¥6,000(税別)
ROCKER AND HOOKER 渋谷区渋谷1-22-5 TEL:03-5468-0478

その他・・・スタイリスト私物

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