2015年9月4日(月)に、通算4度目の開幕を迎えた『赤坂大歌舞伎』。2008年に故中村勘三郎によって始められたこの公演は、2013年より、勘三郎の遺志を継いだ中村勘九郎、七之助兄弟を中心にまた新たな歴史を刻んでいます。今回の公演では、『操り三番叟』と『お染の七役』という二本の演目を上演。『操り三番叟』は、能楽の儀式舞踊である「三番叟」を、糸繰りの人形が踊るというユーモアあふれる演目。本当に糸で操られているかのような、勘九郎の見事な人形ぶりに注目です。『お染の七役』では、わずかな時間で別の役になり変わる早替りで、七之助が一人七役を見事に演じます。日本の伝統芸能・歌舞伎の魅力をご覧ください!
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(写真:渡部孝弘)