舞台『千と千尋の神隠し』が、ついに上海で上演されることが決まった。世界初演からロンドン公演を経て、2025年7月、中国に進出することになった本作。日本語による上演としては最大規模の公演となり、東宝としても新たな試みになるという。
日本人キャストが、上海の舞台に立つ!
舞台『千と千尋の神隠し』は、宮崎駿監督の名作アニメを基にしており、神々の世界に迷い込んだ10歳の少女・千尋が、豚に変えられた両親を救うため奮闘する姿を描いている。翻案・演出はジョン・ケアードが担当し、映画さながらのキャラクターたちが舞台上で命を吹き込まれる。2022年の初演以来、好評を博し、2023年名古屋御園座での再演、2024年には全国ツアー公演と並行してロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでも上演された。
ロンドンに続き、2025年に上海文化広場で海外公演が実現。この公演は、日本人キャストによる日本語での中国上演としては演劇史上最大規模。上海文化広場は地下型の劇場として世界最大であり、観客席数は1949席。日本上演時のプロダクションが、ロンドンに続き、日本語による演劇を上演するのは東宝にとっても初の試みに。そんな2025年上海公演のキャストは後日発表されるという。
舞台『千と千尋の神隠し』公演情報
<スケジュール>
2025年7月14日(月)~8月3日(日)
【中国・上海】上海文化广场(上海文化広場)
<スタッフ>
【原作】宮﨑 駿
【翻案】ジョン・ケアード
【共同翻案】今井麻緒子
【オリジナルスコア】久石譲
【演出】ジョン・ケアード
ほか
(C)Johan Persson Kanna_Mari_SPIRITEDAWAY2024JP,_20308