2025年4月から東急シアターオーブにて上演予定のブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』のスペシャルバージョンのミュージックビデオが公開された。東啓介、有澤樟太郎、甲斐翔真、松下優也が日本版アコースティックバージョンを披露している。
東啓介、有澤樟太郎、甲斐翔真、松下優也が紡ぐスペシャルバージョン!
https://www.youtube.com/@kinkyboots_japan経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名 イギリス映画(2005年公開)をミュージカル化した本作。日本で4回目の上演となる今回はキャストを一新している。
そんな注目作だが、作品の楽曲とともに、日本版・新世代キャストの声をいち早く届けたいという思いから、日本版『キンキーブーツ』では初めての試みとなるミュージックビデオを制作された。
選曲された「NOT MY FATHER’S SON」は、劇中ではローラが自身の生い立ちや心の深い部分を歌い、それにチャーリーが同じ気持ちを持っていることを吐露し、2人が共鳴する、とても大切なナンバーだ。2017年にはブロードウェイ・オリジナルキャストである、ビリー・ポーターとスターク・サンズによるミュージックビデオ 「Not My Father’s Son(Acoustic Version)」も制作されている。
今回はスペシャルバージョンとして、チャーリー役でミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』が記憶に新しい東啓介&ミュージカル『ヒーロー』での主演が決定している有澤樟太郎、ローラ役でミュージカル『next to normal』の開幕が迫る甲斐翔真&ミュージカル『ケイン&アベル』を控える松下優也の4人が歌い繋ぐ、日本版アコースティックバージョンが披露されている。
劇中では絶対に聴くことが叶わない4人のハーモニーとこのためだけのアレンジ、無数の光を灯して撮影されたミュージックビデオは必見だ。