2022年秋に上演される舞台『血の婚礼』より、メインビジュアルが公開された。本作は、スペインを舞台に、抑えきれない衝動を描いた“愛の悲喜劇”。ビジュアルでは、木村達成、須賀健太、早見あかりが、それぞれの愛が絡み合い交差する様子を体現している。
『血の婚礼』は、スペインの劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる官能的な名作戯曲。1932年に実際に起きた事件をもとに、一人の女をめぐり男二人が命を懸けて闘う姿を、“愚かしいほどの愛と衝動の物語”として執筆され、ロルカの3大悲劇の1作と言われている。
物語の舞台はスペインのアンダルシア地方。婚約した一組の若い男女が互いの家族の期待を背負いながら結婚式を迎えようとする姿、そしてそこに現れた花嫁の昔の恋人がすべてを変えてしまう抑えきれない愛を描く。数奇な血の宿命、言葉では説明のつかない愛と衝動、地の因習に縛られた男たちの闘い女たちの戦い・・・。現代に不足している“生身の人間のむき出しの熱情”を感じることができる、情熱を帯びた演劇作品だ。
木村が演じるのは花嫁の元恋人レオナルド、須賀が演じるのはレオナルドに花嫁を奪われてしまう花婿役、そして、早見が2人の間で揺れ動く花嫁役を演じる。さらに、花婿の母親役には安蘭けい。衣裳は、演出・杉原邦生のアイディアにより、 TSUMORI CHISATOコレクションが使用され、鮮やかな色味ながらどこか不穏と狂気を感じさせる仕上がりとなった。
また、スペイン最高の詩人とも謳われたロルカがこの戯曲の随所に組み込んだ韻文、詩的言葉をどのように表現するかも、本作の見どころの一つ。演出の杉原はここに生演奏での音楽やダンスを融合させた表現を加えるとしている。
『血の婚礼』は、9月15日(木)から10月2日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。大阪公演の予定あり。
また、一部公演ではアフタートークや、シークレットムービーがプレゼントされるとのこと。シークレットムービーでは、稽古や舞台裏などここでしか見られないキャストの貴重な様子などが届けられる予定。
さらに、公式Twitterではフォロー&リツイートキャンペーン実施。抽選で10名にビジュアルを使用したポスターがプレゼントされる。受付期間は、6月22日(水)まで。
<参加方法>
・@chinokonrei(https://twitter.com/chinokonrei)をフォロー
・該当のツイートをRT・引用RTで当選確率アップ
【詳細】https://horipro-stage.jp/event/chinokonrei20220506/
(衣裳提供/TSUMORI CHISATO)
舞台『血の婚礼』公演情報
上演スケジュール・チケット
【東京公演】2022年9月15日(木)~10月2日(日) Bunkamuraシアターコクーン
※大阪公演の予定あり
スタッフ・キャスト
【原作】フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
【翻訳】田尻陽一
【演出】杉原邦生
【音楽】角銅真実、古川麦
【出演】
木村達成
須賀健太
早見あかり
南沢奈央
吉見一豊
内田淳子
大西多摩恵
安蘭けい
ほか
<演奏>
古川麦
HAMA
アフタートークイベント
【対象日程】
9月16日(金)13:30 木村達成、須賀健太、安蘭けい
9月22日(木)13:30 木村達成、須賀健太、南沢奈央
9月27日(火)13:30 木村達成、須賀健太、早見あかり
対象公演来場特典:シークレットムービープレゼント
【対象日程】
9月15日(木)18:30
9月21日(水)13:30/18:30
9月22日(木)13:30
※視聴方法は当日劇場にて配布される「スペシャルカード」にてご確認を
※視聴は期間限定。
※プレゼントムービーは全日程同じ内容
【詳細】https://horipro-stage.jp/event/chinokonrei20220506/
【公式サイト】https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/
【公式Twitter】@chinokonrei