パルコ・プロデュース『海をゆく者』が5年ぶりに再演

12月8日（月）から28日（日）まで、東京・パルコ劇場にて、舞台『海をゆく者』が5年ぶりに再演される。

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本作は、アイルランドの劇作家コナー・マクファーソンの作品。2006 年にコナー自らが演出を手がけてロンドンで上演され、オリヴィエ賞やトニー賞等を受賞している。日本における初演は2009 年で、小日向文世・吉田鋼太郎・浅野和之・大谷亮介・平田満という実力派男優 5 人の競演で話題となった。5 年ぶりの再演となる本作は、オリジナルキャストが再結集し、再び栗山民也が演出する。

舞台はアイルランドのダブリン北部。最近目が不自由になった兄のリチャード（吉田）は大酒飲みで、その兄の世話をしている弟のシャーキー（平田）は、酒癖の悪さから現在は禁酒中。クリスマス・イヴも、朝からリチャードと近所の友人アイヴァン（浅野）は飲んだくれ、シャーキーが会いたくないと思っている男ニッキー（大谷）を、「クリスマスだから」とポーカーに誘い、シャーキーを怒らせる。しかしニッキーが連れてきた見知らぬ男ロックハート（小日向）こそが、シャーキーが最も会ってはいけない人物だったのだ。人生のすべてを賭けたゲームが、今始まる――。

『海をゆく者』は、12月8日（月）からの東京公演を皮切りに下記日程等、地方公演が上演される予定。
※チケットの前売りは、2014年10月4日（土）より順次発売開始される。