舞台『野球』 飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrailが、2024年6月から7月にかけて上演される。本作は、西田大輔が鋭い感性と繊細な表現で作り上げ、2018年夏に大きな話題を呼んだ作品。6年ぶりに新たなキャストが集い、待望の再演を迎える。
舞台『野球』 飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrailビジュアル公開
物語は1944年の日本、夏。グランドでは、甲子園優勝候補と呼ばれた伏々丘商業学校と、実力未知数の有力校・会沢商業高校の試合が行われている。野球を心から楽しみ、仲間を思い、必死で白球を追う少年たち。それぞれの思いがグランドを駆け巡るなか、最後の試合が幕をあける――。
公開されたメインビジュアルには、会沢商業学校（投手）穂積均役の橋本祥平、対する伏ヶ丘商業学校（投手）唐澤静役の中村浩大、会沢商業学校（捕手）島田治人役の財津優太郎、会沢商業学校（遊撃手）浜岡喜千男役の西銘駿、均の兄で海軍中尉・穂積大輔役の猪野広樹が決定。第二次世界大戦中、”野球”に憧れを抱き、白球を追いかけた少年たちの、野球への情熱をストレートに感じとることができるイメージとなっている。
このほか、健人、大隅勇太、結城伽寿也、大崎捺希、大見拓土、相澤莉多、瀬戸啓太、さらに傳谷英里香、村田洋二郎、そして川原和久が出演。野球を行うことすら球児にとっては厳しい戦時下で、特攻隊として飛び立つ前に最後の願いとして行った野球試合を通じて、当時の少年たちと人々の熱き想いが舞台上で交錯する。
今回も野球監修として、現在読売巨人軍二軍監督を務め甲子園通算20勝の戦後最多記録を保持する桑田真澄を起用。音楽は笹川美和が手掛ける。
舞台『野球』 飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrailは、2024年6月22日（土）から6月30日（日）まで東京・天王洲 銀河劇場、7月6日（土）・7月7日（日）大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
舞台『野球』飛行機雲のホームラン～Homerun of Contrailが、2018年7月27日（金）に開幕した。作・演出を西田大輔が手掛けたこの新作舞台が、連日大きな反響を呼んでいる。出演は、安西慎太郎、多和田秀弥、永瀬匡、小野塚勇人、松[…]
コメント紹介
◆作・演出：西田大輔
また、あの忘れる事のない夏がやってきます。
誰よりもただ、野球をやりたかった若者たち。ただ、その彼らに野球をやらせてあげたかった大人たち。
今なら当たり前にあることが、何もなかった時代。
その人たちがいたからこそ、今があるのだと思います。
舞台『野球』 全力の汗で、お届けするつもりです。
◆橋本祥平（穂積 均役／会沢商業学校／投手）
初演が2018年、当時あまりの反響に各方面からこの作品のお話を色々とお聞きいたしました。
今も尚、観劇された皆様の心に残り続けている作品。そして6年の時を経て新たなキャストで再演という形で皆様の前に立たせていただく事、心から光栄に思います。当時舞台上で必死に生きたキャストさんに思いを馳せ、責任を持って穂積 均という役を演じさせていただきます。素晴らしいこの作品を後世に残せる様に、受け取ったバトンをしっかり握りしめて挑ませていただきます。
◆中村浩大（唐澤静役／伏ヶ丘商業学校／投手）
僕は野球未経験ですが、唐澤静は野球センスにあふれた天才という役なので、しっかりと演じられるよう努めます。共演者の皆様とも一緒に楽しく演じられたら嬉しいです。
そしてなにより、観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、毎公演大切に演じさせていただきます。この経験が僕の目指す先へ繋がるよう精一杯努める所存でございますので、応援の程よろしくお願いします。
◆川原和久（遠山貞明役／海軍中佐）
作・演出の西田君は大学の後輩で、昔、彼の劇団の芝居を何本か拝見し、飲みに行ったりはしてましたが、お仕事をするのは初めてです。また他の皆さんも初めましての方が殆どで、しかも皆さんお若い！緊張感もありつつ、4年ぶりの舞台出演を楽しみにしています。多くの方々にお越し頂ければ幸いです。
舞台『野球』飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrail 公演情報
＜上演スケジュール＞
【東京公演】2024年6月22日（土）～6月30日（日） 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】2024年7月6日（土）・7月7日（日） サンケイホールブリーゼ
＜スタッフ・キャスト＞
【作・演出】西田大輔
【野球監修】桑田真澄
【音楽】笹川美和
【出演】
橋本祥平・中村浩大・財津優太郎・西銘駿
健人・大隅勇太・結城伽寿也・大崎捺希・大見拓土・相澤莉多・瀬戸啓太
猪野広樹・傳谷英里香・村田洋二郎
川原和久
＜アフタートーク開催日＞
6月23日（土）17：00 橋本祥平・財津優太郎・大隅勇太・大見拓土
6月24日（月）13：00 桑田真澄(野球監修)・西田大輔(作・演出) MC：村田洋二郎
6月26日（水）13：00 中村浩大・大崎捺希・大見拓土・瀬戸啓太
6月26日（水）18：00 結城伽寿也・相澤莉多・猪野広樹・傳谷英里香
6月27日（木）13：00 財津優太郎・西銘駿・健人・大隅勇太
7月6日（土）17：00 橋本祥平・中村浩大・西銘駿・結城伽寿也・猪野広樹
7月7日（日）11：30 橋本祥平・健人・大崎捺希・相澤莉多・瀬戸啓太
＜チケット＞
【料金】
全席指定：9,900円（税込）
【一般販売開始日】
2024年5月26日（日）10：00～
ローソンチケット／チケットぴあ／イープラス
舞台『野球』飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrailあらすじ
1944年、夏。グランドでは、野球の試合が繰り広げられていた。甲子園優勝候補と呼ばれた伏々丘商業学校と、実力未知数の有力校、会沢商業高校の試合である。会沢の投手・穂積が、捕手・島田の構えるミットを目掛けてボールを投げる。ど真ん中に入った球は力強く打ち抜かれた。穂積と幼馴染の伏々丘四番打者で投手・唐澤も高い空を見上げた。それは紛れもなくホームランだった――。
戦況が深刻化するなか、敵国の競技である野球は弾圧され、少年たちの希望であった甲子園は中止が宣告された。兵力は不足し、学生たちには召集令状が届く。甲子園への夢を捨てきれず予科練に入隊した少年たちは、”最後の一日”に出身校同士で紅白戦を行う。
「たとえあと一球でもいいから投げていたい。時間があるなら何度でも」
野球を心から楽しみ、仲間を思い、必死で白球を追う少年たち。それぞれの思いがグランドを駆け巡るなか、最後の試合が幕をあける――。
舞台『野球』飛行機雲のホームラン ～Homerun of Contrail公式サイト・SNS
【公式サイト】https://www.homerun-contrail.com/
【公式X（Twitter）】@Contrail_St
