2019年4月19日(金)に東京・T・ジョイSEIBU 大泉にて、劇場版『えいがのおそ松さん』の舞台挨拶が行われた。この舞台挨拶には、「おそ松さん on STAGE」(通称:松ステ)シリーズでおそ松役を演じる高崎翔太、おそ松/F6役を演じる井澤勇貴が登壇し、松ステ第3弾の上演決定を発表。映画の感想を語り合うと共に、ファンに喜びの報告を行った。
6週連続で開催されている劇場版『えいがのおそ松さん』舞台挨拶に、舞台「おそ松さんon STAGE」のキャストが登壇するのはこれが初めて。劇場版に出ているわけではないため、ちょっと恥ずかしそうに登場した高崎だったが、映画の感想を問われると「とってもおもしろかったです!」と満面の笑み。
映画の上映終了後ということもあり、好きなシーンなどを交えながら、トークは進められた。井澤は「6つ子たちが、18歳の自分たちにアドバイスするところがあるじゃないですか。『今のままでいいよ』っていうのに感動しました!」と、お気に入りのシーンに挙げた。
高崎は、公開してすぐにプライベートで観に行ったそうだが「客層がすごく不思議だったんです。おじいちゃんからイケイケの子まで!びっくりしました。それから、エンドロールが泣けるんですよね~」と、ちょっと泣いてしまったことを明かした。「(六つ子の)顔の描写」を挙げた。ちなみに、舞台では「トッティ(赤澤遼太郎)がその顔を真似しようとして、めっちゃ練習してた」というエピソードも飛び出した。高崎は「結構広い劇場で上演しているのに、顔芸に走るってどうなのよ(笑)!」と思い出し笑い。
また、「おそ松さんは高崎翔太そのものだな」と井澤。「アニメを見ても、普段の高崎そのままの感じがする。いい意味でよ!」と言うと、「いい意味でおそ松ってこと、あります?!」と異を唱える高崎。舞台での役作りについては「共通点はないです。一生懸命役作りをしています」と言うが、「嘘つけ(笑)!」と井澤にすかさずツッコまれていた。
稽古場でも、F6チームは「時々スマッシュブラザーズみたいになる」ぐらい激しく意見をぶつけ合うこともあるそうだが、六つ子は「一生この舞台やっていたいなぁ~!」とアニメそのまま、ゴロゴロしているのだという。
高崎は、一度チョロ松役の植田と「おそ松さんだけで食べていくにはどうしたらいいのか?」という話し合いを交わしたこともあるらしく、「みんなのスケジュールを合わせて、何回もやるのはしんどいから、上映会をして登壇して・・・」と具体的すぎる話に、「・・・っ、おそ松やん!」と井澤から再びツッコまれることに。
『えいがのおそ松さん』では、高校生の6つ子の姿が描かれているが“二人の青春時代はどうだったか”という話題に話がおよぶと、なぜか高崎が持っていたワイヤレスマイクの音声がプツプツ切れてしまう事態が発生。何回マイクを取り替えても切れてしまう!「あれ?あれ?」と首を傾げる高崎だったが、原因は高崎がマイクの触ってはいけないところに触ってしまっていたからと判明すると、「おそ松~!!」と井澤は頭を抱えた。
気を取り直して、青春時代の話に再び戻ると、井澤に対し高崎は「こんな高校生いなかったですよね?(皆さんの周りに)いた?」と疑問を呈す。「絶対モテてたでしょ。だってF6だもんね?」と問いかけると、「いや、高校生の時はF6じゃないから(笑)!」と三度ツッコむ井澤。
すでに芸能活動を始めていたため、あまり高校生らしい思い出がなく「普通の高校生活に憧れがありました」という井澤に対し、高崎は「フツ~~~!の高校生活でしたよ。学校行って、帰って寝て・・・」と“想像どおりの男子高校生”だったそうだが、部活はバスケ部。しかもキャプテンだったということに驚く井澤に、「モテたでしょ?とかないの」と求める高崎。望みどおり井澤に聞かれると「いや、全然(笑)」と満足げに答えていた。
最後に、二人からお知らせがあり、既報の舞台の第3弾が2019年冬に決定&上映会の決定をファンに報告。劇場で特報が流れると、ファンからは喜びの悲鳴が上がっていた。「いや~、楽しみだね!」とニコニコの高崎。「F6はライブツアーで、僕らは『喜劇』でがんばって、お互いレベルアップしてまた会おうって誓ったんです」という喜びの言葉と共に、二人は固く握手(井澤曰く、ボクサーの試合前の軽量みたいな握手)。
舞台の第3弾では、6つ子、F6、トト子、イヤミ、チビ太、ハタ坊とおなじみのキャストが揃うほか、6つ子の父・松造役として佐久間祐人、6つ子の母・松代役としてザンヨウコが参加。「(6つ子は)柏木(祐介)だけ変わるけど!」と高崎が冗談を飛ばすと、「じゃあうち(F6)もわごりん(和合真一)だけ変わる(笑)」と井澤もいないメンバーをイジり、再び全員が揃うことを共に喜んだ。
「皆さんの前で第3弾の発表をできたということも嬉しく思います。F6もライブツアーを経てパフォーマンスに磨きをかけたと思いますし、『喜劇』も観たんですが6つ子もパワーアップしていました。また一緒にできることが光栄です」と井澤。そして、高崎は「(舞台挨拶で)映画にも携わらせていただいて嬉しかったです!舞台もアニメ版も、盛り上げていきたいと思います!これからも応援よろしくお願いします!」と締めくくった。
「おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 3~」は、2019年冬に上演を予定。日程などの詳細は、続報を待とう。上映会の詳細は、以下のとおり。
◆「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 3~」公演決定記念上映会
【日程】2019年5月24日(金)~5月26日(日)
【上映作品】
「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」
「おそ松さんon STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 2~」
※各タイトルの上映日時・劇場は公式HPにてご確認を
【入場者特典】オリジナルブロマイド6枚セット
※「1」と「2」の上映会で配布する絵柄は異なる
※特典は一人1セットのお渡し
【上映会特典映像】ここでしか見られない稽古風景や舞台裏のオフショット映像
※「1」と「2」の上映会でのオフショット映像はそれぞれ別の映像
【料金】3,800円(税込/全席指定)
※未就学児は入場不可
【詳細】https://osomatsusan-stage.com/
(C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2019
(取材・文・5、6枚目撮影/エンタステージ編集部、ほか写真/オフィシャル提供)