新作でも舞台少女は日々進化中!少女☆歌劇レヴュースタァライト-The LIVE-#2 Transitionレポート

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2018年10月13日(土)に、少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transitionが東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。初日前日には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙が登壇した。

本作は2017年9月の初演から2018年1月に上演した再演、そして同年7月より放送が開始したTVアニメが好評の中、アプリゲームの配信も間近と迫るなど全国各地で旋風を巻き起こしているスタァライトの新作公演。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2舞台写真_5

ミュージカルとアニメーションで紡ぐ二層展開式少女歌劇と銘打ち、メインキャラクターたちを声優、舞台女優、アイドルと様々なジャンルで活躍する9名が演じ、ミュージカルもTVアニメも同じキャストが担当するというコンセプトを持った「ミュージカル×アニメ」の新感覚ライブエンターテインメントプロジェクトだ。

特にこの舞台シリーズは、1部はスタァを目指す9人の舞台少女の物語を描くミュージカル、2部はペンライトを振って舞台少女たちと一緒に盛り上がるライブステージという2.5次元ミュージカル&ライブとなっている。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2舞台写真_2

「アニメからすごく素敵なバトンを受け取った」と語る愛城華恋役の小山は、「#1から約1年がたって、#2の幕がいよいよ上がるということで、前作よりもパワーアップしたところを皆さんにお見せしたいです」と意気込みを披露。

神楽ひかり役の三森が「#2はアニメのその後のお話ということもあって、アニメを観てくださって好きになってくれたファンの皆さんが納得して、そして楽しんでいただけるような内容になっています」と解説するように、舞台は聖翔音楽学園“スタァライト九九組”の9人が第100回聖翔祭で「スタァライト」を上演するところから始まる。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2舞台写真_3

アニメのラストでようやく心を通い合わせた幼なじみの華恋とひかり。その二人が手を取り合い「スタァライト」を演じる姿はファンにとっても感無量のシーンだろう。

大場なな役の小泉は「#2ということで、私たちの絆も見せられたらいいなと思いますし、今回は新キャストの方もいらっしゃいます。その方も含めて素敵な作品にできたらと思います」と期待を募らせる新キャスト&新キャラクターは、青嵐総合芸術院の生徒・柳小春(七木奏音)、南風涼(佃井皆美)、穂波氷雨(門山葉子)の3人と、教師・八雲響子(小林由佳)。

9人による「スタァライト」の上演に刺激を受けた小春たち3人は、八雲の提案により、聖翔との交流プログラムに参加することに。スタァライト九九組の9人は、小春たちから“レヴュー”と呼ばれる決闘形式のオーディションを挑まれる。それぞれスタァライト九九組のメンバーと関係がある小春たち。物語が進むにつれて、その関係が新キャラクターたちのきらめきをさらに増している。

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青嵐の小春を天才と認める天堂真矢役の富田は「全キャストが女性ということで、女性だけで殺陣、歌、ダンスがあって、女性ならではのきらめきがたくさんつまっています」と本作の魅力を明かし、真矢を常にライバル視する西條クロディーヌ役の相羽は「#2というこで歌もダンスもお芝居も、そしてキャラクターへのイメージも、すべてにおいてパワーアップしています」と本作への自信をのぞかせる。天才同士の小春と真矢、そしてクロディーヌの3人によるレヴューは思わぬ波乱が待ち構えている。

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青嵐の氷雨との過去に苦悩するなな。そのななを支える学級委員長の星見純那役の佐藤は「アニメを終えたことによって、それぞれのキャラに対しての愛情がさらに深まっています。自分の演じる役だでけはなく、お互いが舞台少女に対しての愛情があるからこそ、お互いの芝居に提案をしていました。それぞれ9人が1人でお芝居を作るわけじゃなく、まるで18人で作っているじゃないかという感じられたお稽古でした」と稽古を振り返った。氷雨との関係をなながどう乗り越えるのか、そして純那がどうななを支えるのか、役者たちがお互いに作り上げたキャラクターたちの姿を見逃さないでほしい。

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同じく青嵐の涼と過去に関係のある露崎まひる役を演じる岩田は「舞台から始まって、この夏にアニメがあって、またこうして舞台の上に立てることが本当に幸せだと思っております。最後までカンパニー一同で頑張ります」と意気込む。レヴューの果て、まひるは涼との関係にどのような思いを紡ぐのか・・・二人の関係にも注目だ。

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そして、常に寄り添う姿を見せる石動双葉と花柳香子の二人。双葉役を演じる生田は「この舞台を観終わったお客様がまたここに来たい、私たちに会いに来たい、そう思えるようなきらめきあふれる舞台にしたいと思います。『石動双葉、気合い入れて突っ走ります!!』」と演じる役らしく熱血宣言。

香子役を演じる伊藤は「今、この舞台の広告が山手線やいろんな駅に出ているんです。私たちもたくさん見かけて緊張するんですが、その期待に応えられるように頑張りたいです」と本シリーズの人気に負けない気合いを見せた。常に思い合っていた双葉と香子だが、青嵐の教師・八雲の登場が二人の関係に大きな波紋を投げかける。

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その八雲と、過去に因縁を見せる聖翔の学園主任・走駝紗羽(椎名へきる)。物語の大きな流れを作る舞台オリジナルキャラクターの二人。演じる小林と椎名が若いキャスト中心の舞台を引き締め、物語に緊張感をもたらしていた。

第2部のライブではスタァライト九九組だけでなく、青嵐のメンバーたちも登場。第1部のミュージカルとはまた違う彼女たちの表情とパフォーマンスが、ライブをさらにきらめかせる。華やかで楽しい曲から、情熱的な曲など、前作よりもさらに増えた様々な楽曲がライブを彩っていた。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2舞台写真_2

会見では、相羽がかつてプロレスラーとして活動していた頃の同僚プロレスラー・万喜なつみが応援に駆けつけ、相羽からエルボーを喰らって盛り上がる一幕もあった。

日々進化を見せる舞台少女たちによる二層展開式少女歌劇。前作公演とTVアニメ放送を経た新作公演は、劇場に訪れたファンのみんなが“スタァライトされちゃう”こと間違いなしの舞台だ。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2舞台写真_16

少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE-#2 Transitionは、10月21日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演。なお、千秋楽公演(10月21日18:00公演)では、全国の映画館でライブビューイングが開催されることも決定している。詳細は、公式HPにてご確認を。

【公式HP】http://revuestarlight.com
【公式Twitter】@revuestarlight
【ライブビューイング詳細】https://liveviewing.jp/contents/revuestarlight-thelive2/

(C)Project Revue Starlight

(取材・文/櫻井宏充、写真/オフィシャル提供)

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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