2017年12月17日(日)に東京・CBGKシブゲキ!!にて、キューブ若手俳優サポーターズクラブ発足記念!!「キックオフトークイベント」が開催された。イベントには芸能プロダクション・キューブ株式会社に所属する加藤諒、白洲迅、木戸邑弥、冨森ジャスティン、金井成大、坂口涼太郎、永田崇人、井阪郁巳といった次世代を担う若手俳優たちが登場し、詰めかけた多くのファンの歓声に応えていた。3回行われた本イベントの、2回目の模様をレポートする。
イベントの冒頭、「キューブ若手俳優サポーターズクラブ・・・って名前が長すぎるよね」とMCから話を振られると、加藤らが「Twitterでつぶやくときにも長いって思います」と返す。そんな要望に応えるべく、このサポーターズクラブをもっと短い言葉で表現するニックネームが発表された。まるでスパイ映画のようなBGMに乗せて、スクリーンに映し出されたのは「C.I.A.」という文字。
「C.I.A.」とは「cube Infinity Artists」の略称で、「キューブに所属する『Infinity(無限)』の可能性を秘めたアーティストたち」という意味を込めて付けられたという。MCが「(会社の)上の方々は、皆さんにいろいろなことをがんばってほしい、というメッセージを込めてこの名前にしたそうです」と伝えると、加藤は「僕たちに無限の可能性を感じてくださっていることに感謝しています」と嬉しそうに答えた。
イベントでは、「C.I.A.」上層部からのミッション、という設定で、舞台、映像などで俳優活動をしている8人の演技力を試す「伝えて!察して!C.I.A.ゲーム」が行われた。一人ずつに対して、スクリーンにお題が映し出される。例えば「結婚式場で別の人と結婚してしまう初恋の人をさらった時に言う『好きだよ』」といったもの。最後に「好きだよ」という台詞だけは8人共通で、その台詞は声に出してOKだが、その台詞に至るまでのシチュエーションは8人それぞれ違うものとなっている。このようなお題をジェスチャーで表現し、残りの7人がそれを見てどんなシチュエーションで「好きだよ」と言っているのかを当てるというゲームだ。
ところが、冨森は「ライブハウスで・・・」というお題を受け「SAY、YEAH!」と観客とコール&レスポンスを始め、井阪は「花火会場で・・・」というお題を見て「ヒュルルル~・・・ポーン!」と打ち上げ音を声に出して表現してしまう。「残業後、同僚と飲みに行き、酔った勢いで・・・」というお題を受けた木戸は「でも俺、酔わないんですよ・・・あっ!」と大ヒントを思わず口走ってしまい、白洲は「電車で・・・」という設定に「ガタン、ゴトン・・・プッシュー」と音声に加え両手でドアが閉まる身振りを付けて表現、その白洲のジェスチャーに「(白洲)迅は機関車トーマスが好きなので・・・」と謎の解釈で答えを当てにいく金井。
さらに永田は白洲のお題を当てる最中に、突然「皆さんは2秒後に風がどっちから吹くかわかりますか?」とフリートークを始めようとしてほかのメンバーが動揺する一幕も。いずれ劣らぬ自由で個性的な言動に、都度笑い声が起きていた。
そんな中、坂口が「公園で友達の女の子に『私のこと、好き?』と聞かれて、そうは思っていないけれど、とりあえず言ってしまった『好きだよ』」という難易度の高いお題に対して、完成度の高い演技力で表現し、木戸が一発で正解を導き出す。観客から感動の拍手が送られる中、坂口本人は「『W3(ワンダースリー)』というノンバーバル(言葉を使わない)パフォーマンスの舞台に出ていたから、力が付いたのかもしれない!」と照れながらも喜んでいた。
一方、加藤は「戦場で命をかけて守った愛する人に死ぬ間際に言う『好きだよ』」のお題に苦戦し、結局一人だけ正解を導き出せない結果に。お題の難しさに、加藤は「スタッフの悪意を感じます!」と抗議をしていたが、結果重視ということで罰ゲームが決定。加藤はその場で即興ダンスを披露し、ファンを沸かせた。
ゲームコーナーが終わると、ステージ上には加藤や白洲より、さらに若手となる俳優たち(中谷優心、市川理矩、花塚廉太郎、村上貴亮、神田聖司、渋谷龍生、渋谷樹生、林勇輝、安田啓人、菊池銀河)が登場し、観客にこれからの活動への応援を求めると、会場からはあたたかい拍手が送られた。最後に出演者がハイタッチでファンを一人一人見送り、イベントを締めくくった。
なお、12月17日(日)に「C.I.A.公式サイト」がオープンした。無料登録することでメンバーが出演する舞台のチケット先行予約への応募や動画コンテンツの視聴ができるので、ぜひチェックしてほしい。
【公式HP】http://emtg.jp/feature/mail_cia/
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)