劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月はダブルチーム制!福士蒼汰&宮野真守で超ワカドクロ

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月の出演者が発表された。新劇場のIHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演として、2011年版をよりブラッシュアップさせた王道スタイルの“Season花”、そして、歌とダンスを取り入れた“Season鳥”、13年ぶりに一人二役バージョンを復活させる“Season風”に続く“Season月”では、「上弦の月」「下弦の月」のWチーム制を導入。二つのチームを交互に上演するのは、劇団☆新感線としても初の試みとなる。

主人公・捨之介役は、「上弦の月」では福士蒼汰、「下弦の月」では宮野真守が決定。福士は、これが初舞台であり、捨之介役としては史上最年少での抜擢となる。声優・俳優として圧倒的な人気を誇る宮野と共に、ダブルチームの座長に挑む。

そして天魔王役は、「上弦の月」では“Season鳥”で蘭兵衛役を演じている早乙女太一、「下弦の月」では舞台『刀剣乱舞』三日月宗近役など様々な作品で目覚ましい活躍を見せる鈴木拡樹。

蘭兵衛役は、「上弦の月」では2度目の舞台出演となる三浦翔平、「下弦の月」では舞台『弱虫ペダル』や『ダイヤのA』などで知られる廣瀬智紀。

兵庫役は、「上弦の月」では須賀健太、「下弦の月」では木村了と、共に『鉈切り丸』などでいのうえひでのり演出を経験済みの二人が起用された。

また、本公演では沙霧役を「霧丸」に変更。「上弦の月」では『ロミオ&ジュリエット』や『RENT』などのミュージカル作品への出演が相次ぐ平間壮一、「下弦の月」はライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』でうずまきナルト役の松岡広大が演じる。

さらに、極楽太夫役は、「上弦の月」に高田聖子、「下弦の月」に羽野晶紀が務める。高田は、1997年の再演版と2004年の“アオドクロ”版で、羽野は1990年の初演版で同役を担当。さに、羽野はそれ以来17年ぶりの新感線の本公演出演となる。

そして、狸穴二郎衛門役は「上弦の月」では渡辺いっけいが、「下弦の月」では千葉哲也が演じ、物語を支える。

出演者発表にあたり、福士、宮野、劇団☆新感線の座付き作家中島かずき、演出のいのうえひでのりよりコメントが届いている。

◆福士蒼汰(上弦の月/捨之介役)
自分が生まれる前から上演されている『髑髏城の七人』の捨之介を演じるのはとても不思議な気がしますが、期待に胸が膨らみます。客席が回転する劇場は、役者の動きと同時に客席が回ることでより一層役者の心情に寄り添えるような、不思議な感覚でした。“花・鳥・風・月”と、同じ役を複数で演じる中の一人というのはなかなか経験出来ませんし、観劇いただくのもそれぞれのキャラクターの差が見られて楽しんでいただけると思います。中島かずきさんは、デビュー当時(仮面ライダーフォーゼ)からずっと見守ってくださっているので、自分自身の初舞台でまたご一緒できることは本当に心強いです。ダブルチームとして同じ役を演じる宮野真守さんは、声優や歌手としても活躍されていて、とても多才な方だなという印象です。千秋楽まで一緒に走っていきたいと思います。初舞台で、それも最年少で捨之介を演じさせていただくので、新しい風を吹かせられたらいいなと思っています。思いっきり楽しんで、思いっきり演じ切りたいです。

◆宮野真守(下弦の月/捨之介役)
まさか自分にオファーをいただけるなんて思ってもいなかったので、チャンスをいただけたことに感謝し、立ち向かいたいと思いました。福士(蒼汰)さんと同じ役を演じさせていただくことはとても嬉しくて心強いです。エネルギッシュで若さ溢れる福士さんと共に、僕も僕らしく捨之介に臨んでいきたいと思います。“Season 花”を観て、そのスケールの大きさに圧倒されました。役者の皆さんのエネルギーをすごく感じたので、観る人たちはそこに心震わされるのだと思います。僕にとって間違いなくとてつもなく巨大な戦いになると思うので、そこに立ち向かっている姿を皆様にぜひ観ていただきたいですし、観に来てくださった皆様をあっと驚かせるような表現をして楽しんで帰っていただけるように頑張りま す。

◆中島かずき(作)
『髑髏城の七人』Season月で捨之介を演じていただく福士蒼汰くんと宮野真守くんは、実は二人とも、おそらく新感線の中で一番接点があるのが僕なんですよね。福士くんは、僕が脚本を担当した『仮面ライダーフォーゼ』の主役オーディションで出会ってから、その後もずっとその成長を見守ってきました。まさに『フォーゼ』がスタートだったようなものですから、あの彼が捨之介を演じてくれるなんて、感慨深いです。しかも彼にとってはこれが初舞台で、最年少の捨之介になるわけですからね。「ガンバレ!」という気持ちでいっぱいです。そして宮野くんとは『戯伝写楽』という舞台でご一緒しているのですが、これがいろいろと大変な思いをした公演で、その苦楽を共にしたということもあってとても思い出深いんです。今回このタイミングで、この大舞台で、彼の捨之介が観られることは本当に嬉しいですね。二人揃って陽性の華を持っていますから、それがきっとスターとしての強い光を放つことと思います。僕自身もとても期待していますし、楽しみにも思っています。

◆いのうえひでのり(演出)
そもそも今回の『髑髏城の七人』“花・鳥・風・月”は、全体的にいろいろなことに挑戦しているわけですが、そんな中でも特に“Season月”は“チャレンジの度合い”が最高難度の公演になると思います。“Season月”の場合は何しろ、メインキャストの年齢が2011年版の通称“ワカドクロ”よりもぐっと若いので“超ワカドクロ”という感じですね。芝居の巧さというよりも、真っすぐさ、元気の良さ、アツさみたいなところで勝負してもらいたいと思っています。福士蒼汰くんはとても真面目そうなイメージがあるので、その部分をぜひいい方向に出してほしいですし、宮野真守くんはおおらかな印象があるので、捨之介役としてきっとイケると思っています。どちらもすらっとしているし、 ビジュアル的には絶対大丈夫でしょう。とりあえず僕が現時点で言えることは、とにかくケガのないように最後まで走り切ってほしいということだけですね。

ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season 月 Produced by TBSは、2017年11月23日(木・祝)から2018年2月21日(水)まで東京・ IHIステージアラウンド東京にて上演される。チケット発売日は、以下のとおり。

【前期】10月1日(日)10:00~
公演期間:2017年11月23日(木)~12月29日(金)
【後期】11月26日(日)10:00~
公演期間:2018年1月3日(水)~2月21日(水)

【出演】
「上弦の月」
福士蒼汰 早乙女太一 三浦翔平 須賀健太 平間壮一/ 高田聖子/渡辺いっけい ほか

「下弦の月」
宮野真守 鈴木拡樹 廣瀬智紀 木村了 松岡広大/羽野晶紀/千葉哲也 ほか

なお、“花・鳥・風・月”の後、2018年3月下旬より、『髑髏城の七人』Season極(ゴク)の上演も決定した。こちらの詳細は、続報が届き次第お届けする。

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