吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞した小説「ジョーカー・ゲーム」(柳広司著)。2016年4月にアニメーション制作会社Production I.GによってTVアニメ化され好評を博した人気作品だが、今回、満を持しての舞台化、そして2017年5月に東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演されることが決定した。
脚本・演出はダイナミックでエモーショナルな作風の劇作家・西田大輔が手がける。また、激動の時代、諜報戦を制するため暗躍するD機関員には、鈴木勝吾をはじめ、山本一慶、木戸邑弥、奥谷知弘、松本岳、才川コージ、阿部快征、前田剛史、大海将一郎、山崎雅志、光宣、オラキオ、そして谷口賢志と、舞台や映像など多方面で活躍するメンバーが並んだ。
舞台『ジョーカー・ゲーム』は、2017年5月4日(木・祝)から5月7日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演される。
◆ストーリー
世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。
機関員として選ばれたのは、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者達。
彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「死ぬな、殺すな」―。
目立たぬことを旨とするスパイにとって、自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関の思想は陸軍中枢部から猛反発を受けるが、機関員達は世界中で暗躍し始める。
そんなD機関を査察するため、帝国陸軍より佐久間中尉が潜入する・・・。
(C)柳広司・KADOKAWA/JOKER GAME ANIMATION PROJECT
(C)JOKER GAME THE STAGE PROJECT
※山崎雅志の「崎」は「大」の部分が「立」が正式表記